地域創造

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財団からのお知らせ

10月号-No.138

●平成18年9月1日付けで新理事長就任


◎新理事長あいさつ
 財団法人地域創造の理事長に就任しました林省吾でございます。
 もとより微力ではありますが、皆様のご支援をいただき、我が国における芸術文化を通じた地域社会の発展と当財団の業務の運営に精励いたしたいと存じますので何卒よろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 これまで、地方自治体に籍を置いたときに感じた経験から申し上げますと、昔の地方、とりわけ田舎には自然がありますが、文化を楽しむ施設はそう多くはありませんでした。また、立派な施設が出来たとしても、年に3〜4回程度しかコンサートを聴くことができないという施設も数多くあったように思います。それは、活動する人がいない、ホールに足を運ぶ人がいない、ノウハウがなく連携が取れないといったことによるものであったように思います。
 現在では、先人の努力もあり、それぞれの地域の特色や、所在施設の環境を活かしつつ、さまざまな創意工夫で事業に取り組まれ、芸術文化を活用した地域づくりが日本のさまざまな場所で着実に成果を伴って拡がりつつあるように思います。
 一方で、指定管理者制度の施行や地方財政の危機的な状況などにより、これまでに芽生えたさまざまな活動が停滞してしまうのではないかと将来を危惧する声も耳にすることが多くなっています。各地の努力で芽生えた地域の活性化の芽を途絶えさせることのないよう、地域創造としても、側面から応援してまいりたいと考えております。日本のどこにいても感動と出合える地域づくりのために、地方自治体はじめ関係の皆様と共に努力してまいる所存ですので、よろしくお願い申し上げます。

林省吾林省吾(はやし・しょうご)
岡山県生まれ。
昭和45年自治省入省。総務省自治財政局長、総務省消防庁長官、総務省事務次官を歴任。このほか、京都府、外務省在サン・フランシスコ日本国総領事館、茨城県、静岡県教育委員会、静岡県、大阪府での勤務を経験。


●雑誌「地域創造」第20号のご案内


 公立文化施設の職員を対象にした芸術環境づくりのための実用誌「地域創造」の20号を10月25日に発行します。今回は、アートによる地域活性化の試みとして全国から注目を集める「大地の芸術祭─越後妻有アートトリエンナーレ2006─」(新潟県十日町市、津南町)を特集。この大規模な野外美術展を支える仕組みと現場を多角的に紹介します。
 そのほか、公共ホール音楽活性化事業などアウトリーチ事業を担当した自治体の職員の方が集い、アウトリーチ事業における自治体の役割について語り合う座談会などを掲載します。

特集「フェスティバルの行方」大地の芸術祭─越後妻有アートトリエンナーレ2006─
空間のエスプリ「アーツ・ハウジング・プログラム」(シンガポール)
体験レッスン「高齢者の演劇活動支援を学ぶ」(北海道文化財団「浪漫劇場」)
座談会「アウトリーチ事業における自治体の役割とは?」
SCOPE
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団(兵庫県)/もうひとつの美術館(栃木県那珂川町)/NPOコンカリーニョ(札幌市)/「奈良美智+graf A to Z」(青森県弘前市)
イラストSCOPE「子ども能ワークショップ」(なら100年会館)
海外STUDY「シンガポールの文化政策」
*見出し等のタイトルはすべて仮称です

お申し込み方法
都道府県・市町村・公立文化施設
全都道府県・市町村に無料で配布するほか、ご希望の公立文化施設に無料で送付しています。
個人
送料のみご負担いただきます。氏名・所属・役職・送付先住所・郵便番号・電話番号、「雑誌20号希望」と明記し、290円切手を同封の上、郵送にてお申し込みください。
問い合わせ・申し込み先
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20
国際新赤坂ビル西館8階 
財団法人地域創造 雑誌申込係宛
Tel. 03-5573-4066


●「公共ホール現代ダンス活性化事業」平成19・20年度登録アーティスト決定


 平成19・20年度の公共ホール現代ダンス活性化事業の登録アーティストが決定しました。アーティストは、全国から応募された56組の中から8月に行われた選考会で選ばれた10組で、芸術性の高さはもちろん、ワークショップ等にも積極的な方々です。この事業の参加ホールには、2007年1月に実施する全アーティストによるプレゼンテーションを参考に、招聘するアーティストを決めていただきます。現在、平成19年度の参加団体を募集しておりますので、皆様の積極的なご応募をお待ちしております(募集締切:10月5日)。

平成19・20年度公共ホール現代ダンス活性化事業登録アーティスト(50音順、ソロ・デュオの順)

●伊藤多恵(いとう・たえ)

コンテンポラリーダンスや演劇など数多くの作品の振付を担当。近年は公立ホールのオペラ演劇や学校公演などの公共的な事業にも貢献するなど、幅広い分野で振付や演出に関わり、その甘辛いユーモアのセンスにファンが増えている。2005年ダンスシアター他動式を設立。

伊藤多恵
撮影:伊藤雅章

●岩下徹(いわした・とおる)

山海塾舞踏手。ソロ活動では、“交感”(コミュニケーション)としての即興ダンスの可能性を追求。1988年より滋賀県湖南病院(精神科)で医療スタッフと共にダンスセラピーの試みを継続実施中。日本ダンスセラピー協会副会長。京都造形芸術大学教授。

岩下徹
撮影:山下恒徳

●岩淵多喜子(いわぶち・たきこ)

東京学芸大学、同大学院にて運動生理学等を修了。ダンサーとして海外等で研鑽後、1999年にDance Theatre LUDENSを設立。創作過程、共同作業を重視したプロジェクト単位の活動を続けている。「ひと」の関係性や内面性をスリリングに描くダンスシアター的作風を特徴とする。

岩淵多喜子
撮影:塚田洋一

●北村成美(きたむら・しげみ)

通称、なにわのコリオグラファー・しげやん。生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンスをモットーに、ご家庭の居間から大劇場まで、さまざまな場所で精力的な活動を展開するほか、地域住民との公演づくりやワークショップにも積極的に取り組んでいる。

北村成美
撮影:平野愛

●黒沢美香(くろさわ・みか)

舞踊家族に生まれ、1982年〜85年米国滞在。85年帰国後は黒沢美香&ダンサーズを名乗り、国内外で異なるジャンルのアーティストと小スペース等で即興的な公演活動を継続。また、99年からはソロ活動として長編ソロダンス「薔薇の人」シリーズを開始、現在の主な活動となる。

黒沢美香
撮影:大坪えり

●東野祥子(ひがしの・ようこ)

2000年BABY-Qを結成。舞台空間に多彩な要素を持ち込み、コラージュ的アヴァンポップな世界を創り出す。ソロ活動として、煙巻ヨーコ名義で即興アーティストとのセッションを行うなど国内外で注目を集める。人間の本質を引き出す想像性豊かなワークショップを多数展開している。

東野祥子
撮影:谷敦志

●森下真樹(もりした・まき)

1996年よりStudy of Live works 発条ト(バネト)のダンサーとして国内外での主要な公演に出演。2003年初のソロダンス『デビュタント』を発表し、JCDN「踊りに行くぜ!!」で上演。その後美術館のロビーなど劇場外でのパフォーマンスのほか、演劇への出演など活躍の場を広げる。

森下真樹

●山田うん(やまだ・うん)

何気ない振る舞いを基にしたユーモラスで機知に富んだダンス作品には定評があり、振付家・ダンサーとして国内外で公演やワークショップ等を展開。また音楽家とのコラボレーションや演劇での振付などジャンルを超えて活躍中。2002年カンパニーCo.山田うんを設立。

山田うん
撮影:鹿島聖子

●砂連尾理(じゃれお・おさむ)+寺田みさこ(てらだ・みさこ)

1991年ユニット結成。自己と他者という人間関係の最小単位である「デュオ」という形態の中で、そこから生まれ出るハーモニーに着目し、人間の新たな関係性を模索した作品づくりを行う。積み上げ、構築されるイメージの中に挟まれるユーモアが独特の世界観を生み出す。

砂連尾理+寺田みさこ
撮影:清水俊洋

●セレノグラフィカ(隅地茉歩(すみじ・まほ)+阿比留修一(あびる・しゅういち))

1997年ユニット結成。個人の身体のもつ固有の質感や動きそのものの探求に根ざした舞踊を追求。デュエット作品の上演を基軸に、幅広く創作活動を展開。身体の豊かな表情によって日常に埋没しがちな何かを観る側に想起させる作風を特徴とする。

隅地茉歩 阿比留修一
朝日新聞社提供 撮影:川上坐

公共ホール現代ダンス活性化事業に関する問い合わせ
芸術環境部 畑間・南谷・栗林・関根 Tel. 03-5573-4067

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