地域創造

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地域通信

10月号-No.138

データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●:開催地/開催地地域創造の支援事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。

北海道・東北

●札幌市

札幌市芸術文化財団
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2-75
Tel. 011-591-0090 樋泉綾子
http://www.artpark.or.jp/

「空間に生きる─日本のパブリックアート」展

1950年以降に各地に設置されたパブリックアートのうち、丹下健三の広島平和記念公園、イサム・ノグチのモエレ沼公園など、歴史的に重要な意味をもつプロジェクトや多くの示唆に富むパブリックアートの現状を多角的に紹介し、地域の社会環境に対してアートが果たせる役割、アートとまちの理想的な関係を探る。展示は仮設的なブースやパネルを製作するなどして、写真、ビデオ、模型、図面等とともに臨場感のある展示空間を目指す。

[日程]10月1日〜29日
[会場]札幌芸術の森美術館

●岩手県盛岡市

盛岡市文化振興事業団
〒020-0873 盛岡市松尾町3-1
Tel. 019-622-2258 長根山明美
http://www.malios.co.jp/~mfca/

もりげき演劇アカデミー「60歳からの芝居づくり」発表会

60歳以上の市民を対象に、演劇を楽しく体験してもらおうと8年前に始まった事業。演劇未経験の人も参加でき、レクチャーや台本を使った稽古などを経て最後に発表公演を行う。今年は75歳を最高齢に15名が参加。地元劇団で活躍する藤原正教の『電話デネ』を上演する。

[日程]10月15日
[会場]盛岡劇場

●仙台市

仙台クラシックフェスティバル2006実行委員会
〒981-0904 仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5(仙台市市民文化事業団内)
Tel. 022-301-7405 高橋泰祐
http://www.bunka.city.sendai.jp/sencla/

仙台クラシックフェスティバル

クラシック音楽をもっと身近なものに感じてもらおうと、聴き手側の目線から企画されたフェスティバル。市内4カ所10会場で101のコンサートが開催されるが、すべての公演時間は45分、3歳以上から入場ができるなどより多くの人がコンサート会場に足を運べるように工夫。約270人の市民ボランティアが参加し、フェスティバルの運営をサポートする。

[出演]前橋汀子、清水和音、及川浩治、鮫島有美子、米良美一、高嶋ちさ子
[日程]10月7日〜9日
[会場]仙台市青年文化センター、仙台市太白区文化センターほか

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関東

●さいたま市

埼玉県芸術文化振興財団
〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15-1
Tel. 048-858-5500 小島・請川
http://www.saf.or.jp/

日本昔ばなしのダンス

日本の昔話をダンスで綴るシリーズ第1弾。身体表現を通じて、昔話の世界を体感してもらい、親子が一緒に楽しみ、見た作品について親子で話し合う機会がもてればと企画。子どもにわかりやすく、いかに楽しめるかを考え、コンドルズの近藤良平と珍しいキノコ舞踊団の伊藤千枝に新作を委嘱。『ねずみのすもう』と『へっこきよめ』を選び、それぞれコンドルズと珍しいキノコ舞踊団の選抜メンバーによる20分程度の作品として上演。

[日程]10月7日、8日
[会場]彩の国さいたま芸術劇場

●群馬県大泉町 開催地

大泉町スポーツ文化振興事業団
〒370-0514 邑楽郡大泉町朝日5-24-1
Tel. 0276-63-7733 小河弘二
http://www.bunkamura.or.jp/

響悠空間MUSIC NEPOS VOL.4オペラ『ちゃんちき』

町民にもっと音楽に親しんでもらおうとスタートした住民参加型の企画。シリーズ4回目の今年は、団伊玖磨作曲のオペラ『ちゃんちき』に挑戦する。オーディションで選ばれた7名のキャストのうち3名は大泉町に在住。合唱団も公募し、小学生から70歳代まで幅広い世代の町民が参加。またオーケストラには地元高校の音楽コースの生徒も加わる。それぞれ約4カ月ほどの稽古を経て大ホールにて公演を行う。

[日程]10月1日
[会場]大泉町文化むら

●東京都世田谷区

世田谷美術館
〒157-0075 世田谷区砧公園1-2
Tel. 03-3415-6011 遠藤望
http://www.setagayaartmuseum.or.jp

「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」展

開館以来、芸術における素朴なるもの、芸術における初心とは何かを問いかける試みを行ってきた同館が、開館20周年を記念して、その活動の象徴的な作家であり、20世紀美術の中でも特異な位置を占める画家アンリ・ルソーを取り上げる。ルソーの作品や彼に続くフランスの素朴画家の作品、ルソーに魅せられた近代日本の洋画家、日本画家、写真家、現代美術家の作品約140点を展示。ルソーに影響を受けた作家の作品を通してその魅力に迫る。関連企画は、ルソーの夢見たジャングルを立体でつくり、絵の中に入ってみたりするワークショップなど。

[日程]10月7日〜12月10日
[会場]世田谷美術館

●横浜市

横濱JAZZ PROMENADE 実行委員会
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-3-6 横浜みなとみらいホール6F(横浜市芸術文化振興財団内)
Tel. 045-682-2015 今村麻紀子
http://www.jazzpro.jp/

横濱JAZZ PROMENADE 2006

「街全体をステージに!」を合言葉に、1993年からスタートした日本最大のジャズフェスティバル。みなとみらい、桜木町、関内、馬車道、元町中華街一帯を中心に、2日間で300ステージを予定。今年は、ルイス・ヴァン・ダイク、フェイ・クラーセンら国内外のトップ・ミュージシャンからアマチュアまで約2,300人が出演。また、昨年のジャズ・コンペティションでグランプリを受賞した西山瞳トリオのバンドリーダー・西山瞳がデビューする。

[日程]10月7日、8日
[会場]開港記念会館、関内ホール、横浜赤レンガ倉庫1号館、ランドマークホールほか

●横浜市

横浜あかりアーツコラボレーション実行委員会、横浜市芸術文化振興財団
〒220-0044 横浜市西区紅葉ヶ丘27-2(横浜能楽堂)
Tel. 045-263-3055 戸井田香苗
http://www.yaf.or.jp/index.htm

横浜あかりアーツコラボレーション2006「悠久の聲」─比叡山・高野山の声明─

「あかり」を中心に、横浜を代表する都市空間を利用しながら、能楽、舞楽など日本の古典芸能とのコラボレーションによる新たな芸術創造を目指して今年から実施。今回は、世界文化遺産に指定されている二大霊山・高野山と比叡山で1200年余りにわたり受け継がれて来た声明と、東京タワー、横浜ベイブリッジなどのライトアップで知られる世界的な照明デザイナー石井幹子の「あかり」が競演。国の重要文化財に指定されているドックヤードガーデンで両山の僧侶約50人が山上での法会の形式を再現する。

[日程]10月14日
[会場]ドックヤードガーデン

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北陸・中部

●長野県千曲市

とがびアート・プロジェクト2006実行委員会
〒389-0804 千曲市大字戸倉2500 (千曲市立戸倉上山田中学校内)
Tel. 026-275-0069 中平千尋
http://www.geocities.jp/erigolbun/togabi/top.htm

とがびアート・プロジェクト2006

千曲市立戸倉上山田中学校が総合的な学習の時間で、県内外のアーティスト、美術館、地域を巻き込んで取り組むアートプロジェクト。美術教諭の中平千尋が、子どもたちに美術を身近に感じてもらいたいと始まった企画で今年で3回目。受講生徒が「キッズ学芸員」となり、共に制作したい作家を選考して数カ月間にわたって作品を協働制作する。作品は、美術選択の生徒作品や卒業生の作品、長野県信濃美術館所蔵の東山魁夷作品などと合わせ、全校に展示する。アサヒ・アートフェスティバル2006参加プロジェクト。

[日程]10月8日、9日
[会場]千曲市立戸倉上山田中学校、戸倉上山田温泉ほか

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近畿

●滋賀県大津市 開催地

滋賀県文化振興事業団
〒520-0044 大津市京町3-4-22
Tel. 077-522-6191 白崎清史
http://www.shiga-bunshin.or.jp

クリエイターズラボ「Refined Colors」

カテゴライズしづらい舞台表現やジャンルの横断的なコラボレーションなど4プログラムをシリーズ的に上演する企画。メインプログラム「Refined Colors」は、赤青黄3色の発光ダイオードで、約1670万色のカラーバリエーションをつくり出す新しい照明器具「LED」を駆使した作品。事前に行われたダンスワークショップ「Contact Improvisation」に参加した6組も出演、公演前のワークショップで作品づくりに挑戦し、公演では、パソコンを持参して自分がつくった作品に自分でLEDの演出を行う。

[日程]10月9日
[会場]滋賀会館

●滋賀県甲賀市

甲賀シネマパーティー(甲賀映画祭実行委員会)
〒528-0005 甲賀市水口町水口5671(碧水ホール内)
Tel. 0748-63-2006 上村秀裕
http://cinepa.jp/site/index.shtml

第2回甲賀映画祭

甲賀市誕生を機に開催された映画祭で、今年で2回目。ボランティア有志のグループ「甲賀シネマパーティー」が作品の選定から出品交渉、運営まで行う。今回のテーマは「映画は、うたう」。国内外のオペレッタやミュージカル関連の作品を取り上げ、17プログラム20作品を上映。また、「期待の関西発インディーズ映画」と題して3人の監督の作品を紹介。西日本では初公開となるインドの『ポルカーラム〜愛のたからもの』の上映や、大ヒット作『ムトゥ踊るマハラジャ』を日本に初めて紹介した映画評論家江戸木純のトークなどもある。

[日程]10月15日、20日〜22日
[会場]碧水ホール、あいこうか市民ホール、水口アレックスシネマ、陶芸の森信楽産業展示館信楽ホール

●大阪府能勢町

能勢人形浄瑠璃実行委員会
〒563-0341 豊能郡能勢町宿野30
Tel. 072-734-3241 柴田佳明
http://www.town.nose.osaka.jp/subpage/subpage.php?p=6053

全国人形芝居サミット&フェスティバル/能勢人形浄瑠璃『鹿角座』公演

日本各地で地域芸能として人形芝居を伝承、保存していくために開催されている「全国人形芝居サミット&フェスティバル」を能勢町で開催。人形浄瑠璃文楽座による公演や人形遣い・桐竹勘十郎らによるアーティストトークなどのほか、全国の人形芝居9団体が各地域の個性あふれる人形浄瑠璃を披露する。また、能勢で江戸時代から伝わる素浄瑠璃にオリジナルの人形を加え結成した能勢人形浄瑠璃は、「鹿角座」と座名を新たにし、旗揚げ公演として『能勢三番叟』『風神雷神』『絵本太功記』を上演する。

[日程]10月21日、22日、28日、29日
[会場]浄るりシアター

●大阪府箕面市

箕面市文化振興事業団
〒562-0001 箕面市箕面5-11-23
Tel. 072-721-2123 竹久・一階
http://www.kisweb.ne.jp/maple-h/

メイプルアート in みのお

昨年、市制50周年事業の企画を検討するために市民による検討委員会を立ち上げて企画。空き店舗を利用してのアート作品の発表、自由に語りあえる場「アトリエカフェ“macca”」設置のほか、まちづくりと表現をキーワードに「ものづくり表現未来塾」を実施。未来塾では、フードコース、木工コース、テキスタイルデザインコースの「ものづくりコース」と、コンテンポラリーダンスや言葉のプロによるワークショップを行う「身体表現コース」がある。市民が中心となった実行委員会が運営する。

[日程]10月〜1月
[会場]箕面市立メイプルホール、箕面市立中央生涯学習センターほか

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中国・四国

●島根県益田市

島根県立石見美術館
〒698-0022 益田市有明町5-15
Tel. 0856-31-1860 南目美輝
http://www.grandtoit.jp/

スポーツウエアの革命〜もうひとつの20世紀ファッション

ホールと美術館の複合施設、島根県芸術文化センター「グラントワ」の開館1周年記念展。19世紀末から現在まで約100年間の西洋ファッションの流れを、スポーツウエアをキーワードに辿る。100年ほど前の乗馬服や水着から第2次世界大戦後の水着を中心としたスポーツウエアの概観、スポーツウエアの要素を巧みに取り込んだカジュアルウエア、スポーツウエアが示した機能美と動く身体の美しさに敏感に反応したデザイナーたちのドレスなど73点とそのイメージを伝える写真、版画などを展示。関連イベントとして、グラントワの空間を活かして、ここから生まれる身体表現を現出させるダンスプロジェクトなども実施。

[日程]9月16日〜11月28日
[会場]島根県立石見美術館

●広島市開催地

ひろしまオペラ推進委員会
〒730-0812 広島市中区加古町4-17(広島市文化財団アステールプラザ内)
Tel. 082-244-8000 高宮・竹本
http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/opera/index.html

ひろしまオペラルネッサンス『フィガロの結婚』

1992年からスタートしたオペラシリーズ。新作オペラやモーツァルト4部作、『蝶々夫人』など、これまでにイタリア・ドイツオペラを15演目30公演実施してきた。今回は、国際的に活躍するデリック・イノウエを指揮に迎え、2004年のひろしまオペラルネッサンス合唱団定期演奏会をきっかけに昨年のオペラ公演でも演出した岩田達宗を演出に迎えて『フィガロの結婚』を上演。キャストは全国公募のオーディションで選ばれた19名。本公演は、全国各地のオペラ団体等との共催による新国立劇場の「地域招聘公演」第2回公演として10月15日に新国立劇場で上演される。

[出演]広島交響楽団、ひろしまオペラルネッサンス合唱団
[日程]10月7日、8日
[会場]アステールプラザ

●山口県山口市開催地

山口情報芸術センター
〒753-0075 山口市中園町7-7
Tel. 083-901-2222 岸正人
http://www.ycam.jp/

Wanderlust─風来

日本、オーストラリアで活躍するダンス、映像、衣裳、音楽と多ジャンルのアーティストによる滞在制作新作ダンス公演。アデレート批評家サークル賞など数々の賞に輝くコンテンポラリーダンスカンパニー、リー・ウォーレン&ダンサーズの振付家・芸術監督リー・ウォーレンと、山口市在住でUNO-MAN+COMPANYとして主に海外で活躍する振付家・宇野萬が、1996年の第1回日豪ダンスコラボレーション以来の共演を果たす。ともに大病から復活し、松尾芭蕉の『奥の細道』を改めて紐解きながら人生を振り返り、互いの国で約10日間のレジデンスを行い、9月中旬からは日豪の若手新進ダンサーを起用して、約3週間当センターに滞在して作品をつくり上げる。

[出演]川野眞子、森山開次、ジョー・ローズほか
[日程]10月7日
[会場]山口情報芸術センター

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九州・沖縄

●福岡市

福岡市文化芸術振興財団
〒812-0027 福岡市博多区下川端町3-1
Tel. 092-281-0081 宮崎由子
http://www.ffac.or.jp/

「エイブル・アート・リンク2006」展

障がいのある人たちのアートを通して、アートと人間の可能性を再発見しようという展覧会。3回目となる今年は障がいのある人とさまざまな分野で活躍するアーティストがペアを組み創作する「アート・リンク」プロジェクトで制作された作品を紹介。6組のペアの作品およそ100点を前・後期に分け展示する。会期中には、アーティストやプロジェクト関係者を招いた「アート・リンク・フォーラム」などの関連企画も開催される。

[日程]9月10日〜11月12日
[会場]ギャラリー・アートリエ

●北九州市

北九州演劇祭実行委員会
〒803-0812 北九州市小倉北区室町1-1-1-11(北九州芸術劇場内)
Tel. 093-562-2620 龍・野田
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/

第14回北九州演劇祭

全国から劇団が集まり、3カ月にわたり開催される演劇祭。今年14回目を迎える。目玉の市民参加公演では、南河内万歳一座の内藤裕敬を演出に迎え、「福北演劇ネットワーク公演」と題し、北九州市・福岡市・行橋市の劇団と、オーディションで選ばれた市民による合同公演『雨かしら』を上演する。また「自主参加公演」では選抜制のコンペティション部門と応募制のフリンジ部門、特別枠に日本各地から17団体が参加する。

[日程]10月1日〜12月17日
[会場]北九州芸術劇場、スミックスホールESTA、ウェルとばた、八幡市民会館ほか

●大分県豊後大野市

大分アジア彫刻展実行委員会
〒879-6224 豊後大野市朝地町池田1587-11(朝倉文夫記念館内)
Tel. 0974-72-1300 阿南邦文
http://www4.ocn.ne.jp/~asafumi/

第8回大分アジア彫刻展

地元朝地町出身で近代日本彫塑の基礎を築き、東京美術学校や「朝倉塾」で後輩の育成に努め、大分県で第1号の文化勲章を授与された朝倉文夫を顕彰した展覧会。1992年より隔年で開催。新進彫刻家の登竜門となっており、今回は14カ国459点の応募の中から、入賞作6点を含む入選作30点を展示。地元小中学生等を対象とした「こども彫刻展」やワークショップなどの開催、大分空港の2階ロビーと大分県立芸術会館で過去の入賞作品の模型や、前回の入賞作品も紹介される。

[日程]10月20日〜11月30日 
[会場]朝倉文夫記念文化ホール

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topics

●「りゅーとぴあ・JAFRAアワード・ガラコンサート」開催


写真:出演者が勢ぞろいしたアンコールの模様
出演者が勢ぞろいした
アンコールの模様

りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が500円で気軽にクラシック音楽にふれてもらおうと企画した平日11時30分からの「1コイン・コンサート」。2002年にスタートして以来、毎回異なる若手演奏家によるソロ公演を年4〜6回開催してきた。昨年、地域の芸術環境づくりに特に貢献した公立文化施設として総務大臣賞(JAFRAアワード)を受賞したのを記念し、これまでに出演した全24組の演奏家からもう一度聴きたいアーティストを投票で選んだガラコンサートが9月6日に開催された。
 チケットは1カ月前に完売、2,000人収容の大ホールは満席と、1コイン・コンサートの人気ぶりが伺える。上位3組が出演する予定が、5位まで400票台、39票差の中に収まる僅差だったため5組に変更。1位を除く4組が地域創造の公共ホール音楽活性化事業登録アーティストの経験者という栄誉ある結果だった。
 5位のピアノ・デュオかなえ&ゆかりから、サキソフォン田中靖人、マリンバ浜まゆみ、ヴァイオリン礒絵里子、1位のクラシックギター鈴木大介とオーボエ古部賢一のコンビまで、演奏家が次の演奏家を紹介するリレー方式で、人と人、演奏家と聴衆がふれ合った本当に温かいコンサートだった。出演者たちは、「ステージにいると皆さんの拍手が滝のように降り注いですごい迫力です。これは皆さんがつくったガラコンサートです」と興奮気味。
 サイン会に並んでいた人に声を掛けると、「子どもが保育園に行っている昼間なので1コインには5、6回来ています」(36歳主婦)、「大学でクラシックギター部に所属してるので、憧れの鈴木大介さんの演奏を聴きに来ました。マリンバがあんなに激しい動きで演奏する楽器だとは思っていなかったので、すごく印象に残りました」(21歳学生)とみんな満足気だった。
 担当の中尾友彰さんは、「クラシックのコンサートを聴いたことのない人を1,000人集めることを目標にして始めて、今では毎回平均900人ぐらいに来ていただいています。その内の1割でもいいのでクラシック通になってもらえればと、1コインの人気演奏家に能楽堂で演奏してもらう中級者向けのクラシックライヴ(年1回)を企画したところ、3ステージが即日完売する人気企画になっています。最終的にはオーケストラの聴衆を増やしたいので東京交響楽団のランチタイム特別割引コンサート(1,000円)も始めました。今では、クラシックを聴きに年7回ぐらいりゅーとぴあに来るというお客さまが1,000人ぐらいいらっしゃいます」と言い、その成果は驚くばかりだ。
 こうした裏には、担当者が自分の耳で聴き、人柄を確かめて演奏家を選ぶところから始まり、ことあるごとに自分の言葉で宣伝するといった日々の積み重ねがあることは言うまでもない。演奏家、聴衆、スタッフが一体になって初めてこういう至福の時間が生まれることを、改めて実感したコンサートだった。

(坪池栄子)

募集

飯田市 ホール業務委託職員募集

鼎文化センター・飯田文化会館ほか、ホールの照明・音響業務など舞台作業全般に従事する委託職員1名を募集。応募資格は、年齢45歳未満で、ホールの照明・音響の実務経験がある方、または照明・音響の専門学校を卒業している方(照明業務の実務経験がある方を希望)。採用予定時期は平成19年1月4日から。詳細は下記問い合わせ先まで。

[募集期間]10月10日〜31日
[問い合わせ]飯田文化会館 Tel. 0265-23-3552

八尾市文化振興事業団契約職員募集

事業の企画・実施・広報などに従事する契約職員3名程度募集。公立または民間ホール、音楽・劇団事務所などで事業の企画制作の実務経験者優遇(詳細は下記ウェブサイト参照)。

[資格]昭和46年4月2日から60年4月1日までに生まれた方
[任期]平成19年1月5日または4月1日〜20年3月31日
[募集期間]10月1日〜17日
[問い合わせ]飯田文化会館 Tel. 0265-23-3552
http://prismhall.jp/

秋吉台国際芸術村レジデンス事業「trans_2006-2007」インターンシップ募集

2007年1月10日から3月20日にかけて実施するアーティスト・イン・レジデンスプログラム「trans_2006-2007」のアーティストが滞在する70日間、アーティストたちの制作や滞在のアシスタントを募集。

[募集人員]若干名 [応募条件](1) アートマネジメントを志す人 (2) 日本語が堪能で、かつ英語での日常会話ができること(国籍・性別不問) (3) 20歳以上 運転免許証(ペーパードライバーでないものが望ましい) (4) 2007年1月10日から3月20日までの70日間秋吉台国際芸術村に滞在することが可能な人
[支援など](1) 研修期間中の秋吉台国際芸術村内での宿泊場所の提供 (2) 研修期間の奨学金15万円を授与
[募集期間]9月1日〜10月31日
[問い合わせ]秋吉台国際芸術村内 レジデンス事業係 Tel. 0837-63-0020
※応募方法等詳細はHP参照 http://www.aiav.jp/


クリスマス&新春企画情報求む!

12月号(11月25日発行予定)では毎年恒例「クリスマス・新春企画特集」を予定しています。
情報提供をお待ちしております(11月上旬締切)。
Tel. 03-5573-4184 Fax. 03-5573-4060
kuribayashi@jafra.or.jp

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