地域創造

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財団からのお知らせ

2月号-No.142

●平成18年度JAFRAアワード(総務大臣賞)表彰式

平成18年度JAFRAアワード(総務大臣賞)表彰式

 1月10日、東京・ホテルルポール麹町(麹町会館)において、大野松茂総務副大臣ご臨席のもと「平成18(2006)年度JAFRAアワード(総務大臣賞)」の表彰式が行われました。
初めに主催者の財団法人地域創造理事長の林省吾より、受賞者への祝辞とともに、「日本のどこにいても感動に出合える地域づくりのため、今回の受賞施設をはじめとする全国の公立文化施設の皆様と共になお一層の努力をしてまいりたい」と挨拶がありました。
 大野総務副大臣からは、「地域が元気になるためには、地域の文化、自然、伝統などを大事にした夢のある施策を打ち出すことが大事。魅力ある地方創出の取り組みを促すとともに、地方の発想を大切にした特色ある地域再生への取り組みや地域伝統芸術文化の振興、地域における人づくりなどを積極的に支援してまいりたい」とのお言葉をいただきました。また、審査委員長の扇田昭彦氏からは「大都市と小さな町の施設の運営状況の違いや、ユニークな企画を行っている所と地道な活動を行っている所の評価、全国各地から受賞施設を選びたいという地域バランスなど、審査に当たり大変悩んだが、今回受賞した施設はそれらを勘案して選ばれた施設であり、今後とも積極的な活動を続けていただきたい」という励ましの言葉がありました。映像による受賞施設の紹介、表彰状・記念の盾の授与の後、受賞施設を代表し、中和博能勢町長が、「各施設それぞれの特徴をこれからも存分に発揮し、独創性・創造性をもって地域に根ざしたすばらしい会館として、これからも運営してまいりたい」というお礼の言葉を述べられました。
 その後、記念撮影、交流会が行われ、新春に相応しい希望に満ちた一日となりました。受賞施設の皆様には、改めて心よりお祝い申し上げるとともに、今後のさらなる活躍を期待しております。

●平成18年度JAFRAアワード表彰施設(9施設)
◎喜多方市喜多方プラザ/福島県喜多方市
◎世田谷美術館/東京都世田谷区
◎すみだトリフォニーホール/東京都墨田区
◎南砺市福野文化創造センター/富山県南砺市
◎静岡県舞台芸術公園・静岡芸術劇場/静岡県
◎長久手文化の家/愛知県長久手町
◎淨るりシアター/大阪府能勢町
◎浜田市世界こども美術館創作活動館/島根県浜田市
◎高知県立美術館/高知県

●「東京芸術見本市2007」開催

 地域の公共ホール、劇場関係者と国内外の舞台芸術関係者との出会い・交流の場である「東京芸術見本市」を、3月5日から8日までの4日間、東京国際フォーラム・丸ビルホール(東京・丸の内)などを会場に開催します。11回目となる今回は、新たにヴィジュアルプレゼンテーション(演劇・ダンス・音楽の各アーティストなどによる映像を使ったプレゼン)を実施するなど、見本市を通した売り手と買い手の新しい出会いの場も提供します。最新の舞台芸術に関する情報の収集やトレンドの確認、自主事業のアイデア探し、注目しているアーティストとの交渉など、ぜひこの見本市をご活用ください。
 また、この見本市の中で地域創造主催(共催:社団法人全国公立文化施設協会)のセミナー「公立文化施設における政策評価のあり方を考える〜使命・役割の再確認に向けて」を開催します。奮ってご参加ください。
 地域創造主催セミナーおよび見本市全体の事業詳細、参加申込等のご案内は、1月下旬に自治体芸術文化担当および公共ホール等へ送付する予定です。企画によっては事前に申し込みが必要なものもありますのでご注意ください。

●「公立文化施設における政策評価のあり方を考える〜使命・役割の再確認に向けて」
[日時]3月7日(水) 19:00〜21:00
[会場]東京国際フォーラム G502会議室
[コーディネーター]吉本光宏(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長)
[パネリスト(五十音順)]小幡誠(魚沼市文化振興課長)、中川幾郎(帝塚山大学大学院法政策研究科教授)、平田オリザ(劇作家・演出家、大阪大学教授、キラリ☆ふじみ芸術監督)
*要事前申込 申込書等はこちら

●「東京芸術見本市2007」地域創造主催セミナーに関する問い合わせ
芸術環境部 畑間大一郎
Tel. 03-5573-4064 Fax. 03-5573-4060
*東京芸術見本市2007の詳細は下記までお問い合わせください
東京芸術見本市事務局
150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-1-2 サウスビル3F
Tel. 03-5724-4660 Fax. 03-5724-4661
tpam@tpam.or.jp
http://www.tpam.or.jp

●地域創造のホームページをリニューアルしました!

 財団法人地域創造では、ホームページを設けて財団案内や支援事業などの募集案内、調査研究報告書のダウンロード、公立文化施設等の求人情報、公立文化施設で実施する人材育成研修の開催情報等を発信してきました。
当財団が設立されてから今年で14年目を迎え、これまでの実績を踏まえて新たなステップを踏み出すに当たり、財団の事業についてのわかりやすい情報提供ならびに概要をよりご理解いただくため、このたびホームページを全面的にリニューアルいたしました(アドレスも変更となりましたのでご注意ください[http://www.jafra.or.jp/])。
 これまで掲載してきた内容に加え、各事業における考え方などを図解したり、ページ単位で各事業ごとにスケジュールや実績をまとめています。これによって、以前よりもわかりやすく、誰にでも理解していただけるホームページを目指しています。その他、ホームページのリニューアルに合わせて、当財団のパンフレットも新たに作成しています。
 また、「地域伝統芸術等保存事業」を通じて、地域の失われつつある記録に残されていない伝統芸術等の保存継承のための取り組みの支援に加え、各地に受け継がれてきた伝統芸術等(祭り、伝説、神話、伝統芸能、習俗等)の記録映像をデジタル化し、インターネットで発信するために昨年開設した「地域文化資産ポータル」(http://bunkashisan.ne.jp)につきましても、今年度中に100タイトルを順次追加し、計200タイトルにする予定です。それに加えて、昨年11月には英語版を、12月には中国語版の解説ページを各タイトルに追加して世界へ発信するなど、日本の伝統芸術等を世界へ発信しています。
 今後も地域づくりや芸術文化担当職員の皆様に役立つよう内容を充実させてまいりますので、ぜひご活用ください。

●「地域文化資産ポータル」主な掲載予定タイトル
「松前沖揚音頭」(北海道松前町)/「仙台の柳生和紙と松川達磨」(宮城県仙台市)/「深山和紙」(山形県白鷹町)/「檜枝岐歌舞伎」(福島県檜枝岐村)/「天下一関白神獅子舞」(栃木県上河内町)/「大井町の箒職人」(埼玉県ふじみ野市[旧大井町])/「青海の竹のからかい」(新潟県糸魚川市[旧青海町])/「出町子供歌舞伎曳山祭り」(富山県砺波市)/「山中漆器と惟喬親王」(石川県加賀市[旧山中町])/「稚児の舞」(山梨県北杜市[旧長坂町])/「飛騨白川郷のどぶろく祭」(岐阜県白川村)/「焼津神社 獅子木遣り」(静岡県焼津市)/「手縫いの八幡靴」(滋賀県近江八幡市)/「摩気神社の『お田植え祭り』」(京都府南丹市[旧園部町])/「うすくち醤油造りと匠の技の伝承記録」(兵庫県たつの市)/「木ノ本の獅子舞」(和歌山県和歌山市)/「倉吉の郷土玩具・土天神とはこた人形」(鳥取県倉吉市)/「阿賀のお漕船」(広島県呉市)/「吹筒花火」(徳島県美波町[旧日和佐町])/「白鬚神社の田楽」(佐賀県佐賀市)/「無病息災祈願 畳破り 八幡神社」(長崎県諫早市)/「白水村岩戸神楽」(熊本県南阿蘇村[旧白水村])/「香取神社打ち植え祭り」(宮崎県えびの市)/「ふるさとの石垣島獅子祭」(沖縄県石垣市)ほか
*文化資産の検索方法は、一覧表示からの検索以外にも、地域や都道府県名、文化資産の分類(祭り・伝統技能など)、見たいシーン(神輿・山車など)からも検索ができます(英語版・中国語版は一覧表示のみ)。
*サイトに掲載している祭り・行事等が実際に行われる月には、トップページにおいてその開催日や、関連リンク情報も提供しています。

●地域文化資産ポータルに関する問い合わせ
総務部 篠原実
Tel. 03-5573-4056

●地域文化資産ポータルに関する問い合わせ

●「リージョナルシアター・シリーズ」公演のお知らせ

 全国各地の実力派劇団を紹介する「リージョナルシアター・シリーズ」が3月8日〜11日、東京芸術劇場小ホール1とにしすがも創造舎特設劇場で開催されます。本シリーズは地域創造と東京国際芸術祭との共催で1999年にスタート。昨年度までは、地域を拠点に活動する劇団等の本公演を東京で上演してきましたが、今年度からはより充実した作品づくりをバックアップすることなどを目的に「リーディング公演部門」と「創作・育成プログラム部門」の2部門制で開催します。

◎リーディング公演部門
 成田から芝居工場わらく、京都から魚灯、大阪から南船北馬一団、長崎からF’s Companyが参加。1週間東京に滞在して稽古を行った後、リーディング公演を実施します。各劇団の劇作家にはプロの劇作家がアドバイザーとして戯曲の創作段階からアドバイスを行い、作品の充実を図ります。丁寧に仕上げられた作品にご期待ください。

◎創作・育成プログラム部門
 初年度に当たる今年は、過去の参加団体の中から事務局推薦された北川徹がプロデュース公演を創作します。2001年にTPS(札幌)としてこのシリーズに参加。独特の劇空間を織りなす北川が、5人の役者をいくつもの人物に仕立て特設劇場の空間を不思議な劇世界へお連れします。

◎今年のミーティングテーマは「戯曲の力」
 演劇関係者が集う「リージョナルシアターズ・ミーティング」。今年は「戯曲の力〜リーディング公演を前にして〜」と題し、戯曲を書くこと、戯曲のもつ力とは何かについて劇作家である北村想氏、平田オリザ氏、佃典彦氏、編集者の立場から小堀純氏をパネリストに迎えお話をうかがいます。どなたでも参加できますので、関心のある方は担当までお問い合わせください。

リーディング公演部門 (東京芸術劇場小ホール1)
●芝居工場わらく(成田)『生まれる未定』
[日程]3月8日(木)15:00、10日(土)17:00
[作]岩脇忠弘 [演出]勝俣稔 [出演]金子マリア、内谷正文 [アドバイザー]佃典彦
◎2004年6月、代表で演出を務める勝俣稔を中心に結成。千葉県成田市を活動拠点に、東京でも精力的に活動。第6回成田演劇フェスティバルに参加し、オリジナル作品「『てのひら弐』〜はっはしくしく奮闘記〜」で旗揚げ公演。以後、オリジナル以外に岸田國士や菊池寛などの作品を上演している。また都内ジャズクラブなどでリーディング公演を行い、好評を得る。劇作を手がける岩脇忠弘の処女作「『てのひら』〜活版印刷工場のひとびと〜」は第4回AAF戯曲賞の最終候補に残る。

●魚灯(京都)『静物たちの遊泳』
[日程]3月8日(木)19:00、10日(土)13:00
[作・演出]山岡徳貴子 [出演]武田暁、豊島由香、山本麻貴ほか [アドバイザー]岩松了
◎1999年からユニットとして活動を始め、2003年に劇団として活動を開始。作・演出を担当する山岡徳貴子は02年『祭りの兆し』で第8回OMS戯曲賞佳作を受賞。その作風は、人間の内面をえぐる残酷さとそれを笑い飛ばす愛とユーモアに溢れ、テンポの良さと緊迫感漂う上演により評価を得ている。また俳優陣も武田暁が第4回関西現代演劇俳優賞奨励賞を受賞するなど、その実力が認められている。

●南船北馬一団(大阪)『ななし』
[日程]3月9日(金)15:00、11日(日)17:00
[作・演出]棚瀬美幸 [出演]藤岡悠芙子、谷弘恵、片桐慎和子、金明玉、上瀧昇一郎、湯浅崇(未来探偵社) [アドバイザー]北村想
◎1996年旗揚げ。97年より主宰の棚瀬美幸が作・演出を務める。年2本ほどのペースで作品を発表し、2001年に発表した『帰りたいうちに』で、第7回劇作家協会新人戯曲賞大賞を受賞。“現実感を失った時代におけるリアル”を多彩なスタイルで描く。棚瀬は06年8月までの1年間、平成17年度文化庁新進芸術家留学制度研修員としてドイツ・フォルクスビューネ劇場に留学。本作が帰国後一作目となり、その成果が注目される。

●F's Company(長崎)『ロン通り十三番地』
[日程]3月9日(金)19:00、11日(日)13:00
[作・演出]福田修志 [出演]A・ミッチー、篠崎雅、松本恵、村岡崇大、末永都、山口裕嗣、飯島亮子、加賀田浩二(飛ぶ劇場) [アドバイザー]平田オリザ
◎長崎市を拠点に、作・演出の福田修志を代表とした20歳代〜30歳代の役者・スタッフで構成。社会の出来事と人間心理の関連性を描いた作品や、方言を用いて、長崎の街をモチーフに賑やかさの陰に潜む過去や矛盾を描き出す作品をつくり続けている。2005年北九州演劇祭コンペティション部門に出場、公演ごとに多彩な表情を見せる。長崎市主催の市民参加舞台にも深く関わり、06年『宮さんのくんち』(作:山之内宏一)では福田修志が演出を務めた。

創作・育成プログラム部門 (にしすがも創造舎特設劇場)
●北川徹(札幌)『浮力』
[日程]3月9日(金)19:30、10日(土)15:00/19:30、11日(日)16:00
[作・演出]北川徹 [出演]猪熊恒和、下総源太朗、多門勝(THE SHAMPOO HAT)、足立信彦、稲毛礼子 [アドバイザー]宮城聰
◎1971年兵庫県生まれ。劇作家・演出家・俳優。93年ロンドンマイムスクールでパントマイムを学び舞台の世界へ。大学卒業後、会社勤めを経て98年札幌でHAPPを旗揚げ、以降札幌を拠点に活動。劇団外部への演出・書き下ろしも多数。主な作品に『遊園地、遊園地。』(TPS北海道演劇財団/リージョナルシアター・シリーズ参加)、『明日はきっと朝ねぼうしない僕らの学校物語』(札幌市こどもの劇場やまびこ座)、『静かなうた』(流山児事務所)など。03年『うみ。やま。ひと。』(HAPP)で日本演出者協会若手演出家コンクール審査員特別賞受賞。

●リージョナルシアターズ・ミーティング「戯曲の力〜リーディング公演を前にして〜」
[日時]3月8日(木) 13:00〜14:30
[会場]東京芸術劇場 中会議室
[参加費]無料
[参加方法]事前申込制
[パネリスト]北村想(劇作家)、平田オリザ(劇作家)、佃典彦(劇作家)、小堀純(編集者)
[司会]岡野宏文(ライター、エディター)

●リージョナルシアター・シリーズに関する問い合わせ
芸術環境部 大垣・倉田
Tel. 03-5573-4077

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