地域創造

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地域創造レター

News Letter to Arts Crew

2月号-No.154
2008.02.10(毎月10日更新)

今月のニュース

平成19年度JAFRAアワード(総務大臣賞)表彰式
平成20年度「公共ホール現代ダンス活性化事業」全体研修会


写真:表彰式の様子
左:二之湯智総務大臣政務官から表彰を受ける浦野清富士見市長
右:出席者記念撮影


●平成19年度JAFRAアワード(総務大臣賞)表彰式

 「JAFRAアワード」は、平成16(2004)年度に財団法人地域創造設立10周年を記念して創設された総務大臣賞です。この賞は、地域における文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰するもので、これまでに25館が表彰され、その活動は広く全国に紹介されています。
  「平成19(2007)年度JAFRAアワード(総務大臣賞)」には、全国から8館が選ばれ、1月15日、東京・グランドアーク半蔵門において、二之湯智総務大臣政務官、瀧野欣彌総務事務次官ご臨席のもとの表彰式が行われました。
  はじめに主催者の財団法人地域創造理事長の林省吾より、受賞者への祝辞として、「今回受賞された施設は、住民参加やアウトリーチ、芸術監督制などの手法を積極的に取り入れ、地域の特徴を活かした事業を継続的に実施されているところばかりです。これを契機に、感動と活力のある地域づくりのために、ますますご活躍いただければと思います」との挨拶がありました。
  二之湯智総務大臣政務官からは、「地域が元気になるためには、地域の文化、自然、伝統等を大事にした“夢のある”政策を打ち出していくことが重要です。現在、政府におきましては、地域を活性化する施策を積極的に展開しており、総務省としても「地域の元気が日本の力」を基本理念に、地方の再生に全力で取り組んでおります。魅力ある地方の創出を一層推進するため、地方の発想を大切にした特色ある地域再生への取り組みや地域の伝統芸能文化の振興、地域における人づくりなどに積極的な支援をしてまいります」とのお言葉をいただきました。
  表彰状・記念の盾の授与の後、受賞施設を代表し、浦野清富士見市長が、「こうした受賞も多くの地域住民のみなさまの支援があってこそだと感謝しております。これからも公立文化施設が地域住民の出会いの場となり、まちづくりに貢献できるよう推進してまいりたいと思います」とお礼の言葉を述べられました。
  映像による受賞施設紹介の後、審査委員長の扇田昭彦氏より「人口が多くなくても、予算規模が大きくなくても、難問をクリアーして、工夫しながら地域の特色を活かした事業を行っている施設を選考しました。これからも公立文化施設のモデルとしてより一層の活躍をされることを期待しています」という総評をいただきました。
  その後、記念撮影、交流会が行われ、新春に相応しい希望に満ちた一日となりました。受賞施設の皆様には、改めて心よりお祝い申し上げるとともに、今後のさらなる活躍を期待しております。


●平成19(2007)年度JAFRAアワード(総務大臣賞)受賞施設
◎仙南芸術文化センター(えずこホール)/宮城県仙南地域広域行政事務組合
◎富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ/埼玉県富士見市
◎江東公会堂(ティアラこうとう)/東京都江東区
◎河口湖ステラシアター/山梨県富士河口湖町
◎多治見市文化会館/岐阜県多治見市
◎幸田町民会館/愛知県幸田町
◎朝来市文化会館(和田山ジュピターホール)/兵庫県朝来市
◎熊本市現代美術館/熊本県熊本市



●平成20年度「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」全体研修会終了

 研修の成果をより着実に事業に反映させることを目的に、今年度は基礎知識を学ぶ研修会〜基礎知識編(11月6日、7日)と、登録アーティストのプレゼンテーション(1月8日、9日)に分割して実施しました。
  研修会では、20年度の参加10館の担当者が集い、コンテンポラリーダンスの歴史、ダンス事業の制作や企画のつくり方、アウトリーチや公募のワークショップの組み方などについて、コーディネーターの皆さんからこれまでのダン活の実例を中心に講義がありました。
  それを受けて、参加館で企画の構想づくりを行い、質問事項を整理して、新年早々に東京芸術劇場リハーサル室で行われた登録アーティストのプレゼンテーションに臨みました。プレゼンテーションに先立ち、登録アーティストと共に地域に派遣され、事業実施のアドバイスを行うコーディネーターとの質疑応答の時間が設けられました。
  アーティスト滞在期間中の稽古場をどのぐらい確保すればいいかといった制作的な質問から、床材の確認、公開稽古、デモンストレーション、地元ミュージシャンとのコラボレーション、野外公演の可能性といった企画に関する質問、また、コミュニケーション不足からトラブルになりやすい劇場技術スタッフの公演への関わり方についてまで、予定時間をオーバーして熱心に意見交換が行われました。
  その後、アーティスト9組が2日に分けて、30分ずつ公開プレゼンテーションを実施しました。登録2年目ということもあり、映像や実演を交えた作品のデモンストレーション、参加館の人たちも巻き込んだワークショップ体験、自己紹介など、スムーズにプログラムを進行。
  プレゼンテーション初日、岩淵多喜子さんは、男女二人のダンサーによる作品を披露し、セレノグラフィカのデモンストレーションでは、正座から始まり、座りっぱなしで踊る男と女の無制限一本勝負と銘打ったダンスの一部を床に座って見学。「身体をゆるめるのが私のワークショップの基本」という岩下徹さんのデモンストレーションでは、全員が床に寝そべり肉体が液体になるような身体感覚を体感しました。また、森下真樹さんは、27歳の時にデビュー作として発表して以来踊り続けた作品『デビュタント』の一部をデモンストレーションしました。
  2日目では、伊藤多恵さんが参加者に振り付けを行って短い作品として動きをまとめ、北村成美さんは両手使いで絵を描きながら踊りを披露、黒沢美香さんは踊りながら話しをし、また、東野祥子さんは体に流れる小さな玉をイメージして体を動かすワークショップを行いました。そして山田うんさんはアウトリーチ先の子どもたちが必ずといっていいほど夢中になる自己紹介ダンスを披露するなど、それぞれ独自の表現を織り交ぜたパフォーマンスに、会場は静かな熱気に包まれました。



左:岩下徹さん
右:森下真樹さん


平成20年度「公共ホール現代ダンス活性化事業」概要

実施内定団体
北海道深川市、岩手県北上市、茨城県小美玉市、福井県坂井市、愛知県豊橋市、愛媛県松山市、福岡県直方市、佐賀県佐賀市、鹿児島県鹿児島市、鹿児島県徳之島町

登録アーティスト(平成19・20年度)
伊藤多恵、岩下徹、岩淵多喜子、北村成美、黒沢美香、東野祥子、森下真樹、山田うん、砂連尾理+寺田みさこ、セレノグラフィカ(隅地茉歩、阿比留修一)
*五十音順、ソロ・デュオの順

コーディネーター(50音順)
菊丸喜美子(株式会社CAN代表取締役)
佐東範一(NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク代表)
志賀玲子(伊丹市立演劇ホール〈アイホール〉プロデューサー)
堤康彦(NPO法人芸術家と子どもたち代表)
花光潤子(NPO法人魁文舎代表)
平岡久美(Dance in Deed!代表)

問い合わせ
芸術環境部 下元・坂間・栗林・石井・倉田
Tel. 03-5573-4064


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