2月号-No.154
データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●:開催地/地域創造の支援事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
盛岡市文化振興事業団
〒020-0045 盛岡市盛岡駅西通2-9-1(マリオス内)
Tel. 019-621-5100 新沼祐子
http://www.malios.co.jp/~mfca/
「親子で楽しむ」をテーマに開催するコンサート。盛岡市民文化ホールにある大オルガン、レガール、ポジティフの3つのオルガンについて、音の出る仕組みなどをわかりやすくレクチャーしながら、バッハや『となりのトトロ』などを演奏する。出演は、ホールオルガニストの渋澤久美と岩手朝日テレビアナウンサーの川越千秋ほか。
水戸市芸術振興財団
〒310-0063 水戸市五軒町1-6-8
Tel. 029-227-8111 森司
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html
首都圏では約8年ぶりとなる宮島達男の大型個展。宮島の「Art in You」という考え方を紹介するとともに、北海道天売島や広島平和記念公園で開催したワークショップキャラバンで制作した『Counter Skin』や、LEDを用いた巨大立体作品『HOTO』などを中心に会場を構成する。また、参加者が自らの死の日時を打ち込むことでカウントダウンを始めるDeath Clockを制作、展覧会会場内に展示し、宮島が今後歩もうとする新たな方向性を提示する。
富士見市施設管理公社
〒354-0021 富士見市大字鶴馬1803-1
Tel. 049-268-7788 中出千尋
http://www.city.fujimi.saitama.jp/culture/
中規模ホール単独で質の高い舞台を創作・提供すること目指した企画で、今年で3回目。昨年から演出家を公募し、今回は3人を選出。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』(全5幕)を幕ごとに異なる演出で上演する。ワークショップや公開稽古なども有り。
東京都現代美術館
〒135-0022 江東区三好4-1-1
Tel. 03-5777-8600 石川麻紀子
http://www.mot-art-museum.jp/
「MOTアニュアル」は、時代状況や美術動向を切り取るテーマを設定し、若手作家を中心としたグループ展として1999年にスタート。今回は、事物をバラバラに解体し、解きほぐすことで世界の輪郭をとらえようとする5名の作家を紹介する。流木、白地図、織物など多彩な素材を用い、ダイナミックな展示を行う。
(財)江東区地域振興会
〒136-0071 江東区亀戸2-19-1
Tel. 03-5626-2121 村田曜子
http://www.kcf.or.jp/
開館時から実施している市民参加の舞台創作事業で今年で8回目。今回は演出に井上思を迎え、篠田節子原作、篠原久美子脚本の『女たちのジハード』の朗読劇を上演。表現ワークショップの受講生も含む一般公募のオーディションで選ばれた16人が出演。ボランティアスタッフが舞台美術や小道具の製作を手掛ける。
神奈川県民ホール
〒231-0023 横浜市中区山下町3-1
Tel. 045-633-3685 宮村恵子
http://www.kanagawa-kenminhall.com/
身体表現を中心とした舞台作品を紹介するシリーズ。今回はイスラエルのダンス界をリードするバットシェバ舞踊団が登場。『TELOPHAZA テロファーザ』を上演するほか、プロのダンサーやプロを目指すダンサーを対象に芸術監督オハッド・ナハリンによるダンス・メソッド「GAGA」のワークショップを開催。
横浜市泉区民文化センター(テアトルフォンテ)
〒245-0016 横浜市泉区和泉町3511-9
Tel. 045-805-4000 野村晴子
http://www.theatre-fonte.com/
市民参加の創作劇シリーズ第1弾。約20人の市民が参加し、昨年7月からのワークショップなどを経てつくり上げた創作劇を上演する。脚本は地元の名所などの取材をもとに創作。玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科の協力のもと、太宰久夫が総合監修として演出に当たり、プロの演劇人をアドバイザーに学生たちが舞台美術の製作や照明、音響などスタッフワークを行う。
神奈川県立近代美術館
〒248-0005 鎌倉市雪ノ下2-1-53
Tel. 0467-22-5000 籾山昌夫
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
ソウルやパリなど国際的な舞台で活躍する画家、中上清の美術館で開催される初めての本格的な個展。新作約20点をはじめ、2001年の「第10回インド・トリエンナーレ」出品作品(国内未公開)など、カンバスのアクリル画に取り組み始めた1970年代末から最近に至る展開をたどる作品約15点を展示する。
新潟県文化振興財団
〒951-8132 新潟市一番掘通町3-13
Tel. 025-228-3577 坂内佳子
http://www.niigata-bunka.jp/ncf/
いずれも20歳代の若さで全国規模のコンクールでの上位入賞を果たした新潟県出身の新進アーティストが競演。当財団の事業を機に誕生した県内のオペラ合唱団3団体も共演する。
松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
〒390-0851 松本市島内4351
Tel. 0263-47-2004 中澤秀行
http://www.harmonyhall.sakura.ne.jp/
松本バッハ祝祭アンサンブルは、松本市市制100周年を記念して結成された古楽アンサンブル。小林道夫(指揮・チェンバロ)と、松本の才能教育で育った桐山建志(ヴァイオリン)を中心に、バッハの管弦楽組曲全曲を演奏する。世界的なバッハ研究家の礒山雅による解説も有り。
岐阜市公共ホール管理財団
〒500-8842 岐阜市金町5-7-2
(岐阜市文化センター内)
Tel. 058-262-6200 高橋順
http://www.k5.dion.ne.jp/˜civic/
文化芸術プログラムをコーディネートする人材の育成などを目的に、ホール職員と公募市民スタッフ(G-free)がプログラムを企画。岐阜市出身の映画監督、篠田和幸が岐阜を舞台に撮影した映画『薄れゆく記憶のなかで』やロケ地紹介映像の上演、監督や地元俳優を交えたトークイベントなどを行う。
岡崎市美術博物館
〒444-0002 岡崎市高隆寺町峠1
(岡崎中央総合公園内)
Tel. 0564-28-5000 千葉真智子
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/bihaku/top.html
O JUNの『童子日光図』や岡崎乾二郎など、近年新たに収蔵した現代作家の作品に加え、萩太郎『宇宙からのメッセージ(オモチャの集い)』や、八島正明『階段』など現役中部地方出身作家の作品を併せて展示、現代美術の多様性を提示する。
滋賀県文化振興事業団
〒520-0044 大津市京町3-4-22
Tel. 077-522-6191 白崎清史
http://www.shiga-bunshin.or.jp/shiga/
モノクロームサーカスの坂本公成が、プロのダンサーから会社員まで、さまざまなバックグラウンドをもつ19人の出演者とデュエット作品を創作、オムニバス形式で上演するダンス公演。昨年初演し、今回が再演となる。作品の制作過程を公開するロビートークなども行われる。
滋賀県立近代美術館
〒520-2122 大津市瀬田南大萱町1740-1
Tel. 077-543-2111 田平麻子
http://www.shiga-kinbi.jp/
近江八幡市を拠点に建築家・実業家として活躍したヴォーリズの活動の軌跡をたどる。2008年はヴォーリズが建築設計監督事務所を開業してからちょうど100年に当たる。建築作品を写真や映像資料、模型や資料などを紹介するほか、軽井沢に設けた山荘を実物大で再現する。
箕面市文化振興事業団
〒562-0001 箕面市箕面5-11-23
Tel. 072-721-2123 中宏
http://www.minoh-bunka.biz-web.jp/
一般公募の子どもたちが吉本新喜劇の末成由美と共演するオリジナル舞台公演の第3弾。今回は8歳から20歳までの37人(役者29人、ダンサー8人)が出演。演出も担当する小寺弘之(俳優・演出家)による脚本は、子どもたちがありのまま演じられるよう関西弁で書かれている。
宝塚市文化振興財団
〒665-0845 宝塚市栄町2-1-1
Tel. 0797-85-8844 園井みさと
http://www.takarazuka-c.jp/
古典芸能を身近に親しんでもらおうと企画された能・狂言の公演。2008年が『源氏物語』の成立から千年紀を迎えることから、『源氏物語』が題材の能『半蔀』を上演。岩坪健氏(同志社大学教授)と大谷節子氏(神戸女子大学教授)による能楽講座(2月21日、28日、3月5日)も開催。
西宮市文化振興財団
〒662-0918 西宮市六湛寺町10-11
Tel. 0798-33-3146 宮本和幸
http://amity.nishi.or.jp/
昨年4月に開催した「第25回大学新卒推薦音楽会/フレッシュコンサート2007」出演者の中から、西宮の音楽家ら専門家から特に推薦を受けた5名の新進アーティストが出演する。
川西市文化財団
〒666-0015 川西市小花2-7-2
Tel. 072-740-1117 丹治亜弥子
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/zaidan/
毎年開催している「市民合唱とオーケストラ」シリーズ。関西フィルハーモニー管弦楽団(指揮:藤岡幸夫)を迎え、約160人の川西市民合唱団が第九を披露する。
伊丹市・伊丹市文化振興財団
〒664-0846 伊丹市伊丹2-4-1
Tel. 072-782-2000 向井智子
http://www6.ocn.ne.jp/~aihall/
関西を拠点とする振付家・演出家とアイホールとで作品を共同製作するシリーズ企画第18弾。制作業務などをホールが行い、東京など関西以外での公演についても可能性を探っていくもので、これまで山下残、砂連尾理+寺田みさ子、BABY-Q(東野祥子)などを輩出。今回は京都造形芸術センターの大学院に在籍し、演出・美術を手がける杉原邦生が岩下徹らを迎え、イヨネスコの傑作不条理劇『椅子』に挑む。
(財)奈良市文化振興センター
〒630-8121 奈良市三条宮前町7-1
(なら100年会館内)
Tel. 0742-34-0100 吉川・寺林
http://www.nara100.com/
子どもたちが金春康之(金春流シテ方)の指導により、本格的な公演に挑戦する企画。1年にわたって稽古を重ねた19人の小学生が、オリジナル作品『善財童子』や、仕舞を演じる。4年目を迎えた今年から、サポーター「善財童子の会」を募集。本公演(「観る会」)に先だって金春が講師を務め開催する「謡う会」(1月26日)や「舞う会」(2月2日、9日)、また子どもたちが手向山八幡宮に仕舞を納める「奉納の会」(2月3日)への参加を通して、この事業への理解を深めてもらう。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
〒763-0022 丸亀市浜町80-1
Tel. 0877-24-7755 植松由佳
http://www.mimoca.org/
1959年フィンランド生まれのアハティラは、ゴッホにちなんで創設された「ヴィンセント賞」の第1回受賞者となったほか、ヘルシンキの国立現代美術館キアスマやロンドンのテート・モダンで行われた大規模な個展が大成功を収めるなど、国際的に注目を浴びるビデオ・アーティスト。2005年第51回ヴェネチア・ビエンナーレに出品されたビデオインスタレーション『祈りのとき』、新作『漁師たち』などを中心に紹介する。
(財)熊本県立劇場
〒862-0971 熊本市大江2-7-1
Tel. 096-363-2233 本田恵介
http://www.kengeki.or.jp/
2005年2月に矢部町、蘇陽町、清和村が合併して誕生した山都町で、旧3町村の融和を図るために企画された文楽公演。旧清和村の清和文楽人形芝居保存会による初のオリジナル作品で、旧蘇陽町とも歴史的な関わりが深い阿蘇家の歴史について、旧矢部町を中心とした物語。
舞台スタッフ(照明、音響、舞台)と制作スタッフ(企画、広報、営業)を募集(詳細は下記ウェブサイト参照)。