地域創造

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財団からのお知らせ

4月号-No.168

●雑誌「地域創造」第25号のご案内

 公立文化施設の職員を対象にした芸術環境づくりのための実用誌「地域創造」の25号を3月25日に発行します。今回の特集では、地域におけるアートの果たす役割を考えます。


●特集「地域と向き合うアート」
・徳島県神山町(神山アーティスト・イン・レジデンス)
・熊本県熊本市(熊本市現代美術館)
・大分県別府市(別府現代芸術フェスティバル)
・茨城県水戸市・ひたちなか市ほか(かえっこプロジェクト)
●空間のエスプリ〜海外の事例紹介
 サドラーズ・ウェルズ・シアター(イギリス)
●体験レッスン〜公立文化施設職員・文化政策担当者へのノウハウ伝授
 武蔵野市民文化会館に集客力のあるクラシック企画を学ぶ
●イラストスコープ〜邦楽・伝統芸能・古典芸能・祭りの伝承の取り組み
 沖縄・伊是名島の島おこし
●スコープ〜地域の注目事業レポート
・福岡市文化芸術振興財団のダンス事業(福岡市)
・川西町フレンドリープラザ(山形県川西町)
●文化政策の行政評価
 越後妻有アートトリエンナーレの経済波及効果
●海外の文化政策・制度紹介
 米国ミネソタ州の文化支援システム

●雑誌「地域創造」お申し込み方法
◎都道府県・市町村・公立文化施設
全都道府県・市町村に無料で配布するほか、ご希望の公立文化施設に無料で送付しています。ご希望される場合は担当までお問い合わせください。
◎個人
送料のみご負担いただきます。氏名・所属・役職・送付先住所・郵便番号・電話番号、「雑誌25号希望」と明記し、290円切手を同封の上、郵送にてお申し込みください。
◎問い合わせ・申し込み先
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20国際新赤坂ビル西館8階 財団法人地域創造 雑誌申込係宛
Tel. 03-5573-4078


●「公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業」高知セッション終了

 「アウトリーチ・フォーラム高知」を締め括るガラコンサートが3月1日、高知県立美術館ホールで開催されました。
  出演アーティストは、トリオZEN(ピアノトリオ)、わくわく♪カルテット(弦楽四重奏)、Quatuor B(サクソフォーン四重奏)の若手3組。これまでアウトリーチプログラムづくりを中心とした研修を1月に行い、県内7市町(高知市、いの町、須崎市、佐川町、香南市、土佐清水市、本山町)で計45回のアクティビティと6回のコンサートを行ってきました。今回のガラコンサートでは、3組それぞれが個性を生かした演奏とトークを披露。アンコールでは3組全員で『動物の謝肉祭』よりフィナーレを演奏。曲中チェリストが立ち上がり、ピアノを連弾で演奏するユニークな演出もあり、最後まで観客を楽しませました。
  コンサートにはアクティビティ先で出会った子どもたちのほか、市町公演の担当者も駆けつけ、アーティストとの再会を喜びました。今回の事業を通じて生まれた幾つもの繋がり(アーティストと地域、地域とホール、県内ホール間の繋がり等)が、新たな事業を生むきっかけとなり、こうしたアウトリーチ手法による事業のさらなる発展と普及が期待されます。


●公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業に関する問い合わせ
芸術環境部 川口
Tel. 03-5573-4056


平成21年度地域創造レター個人宛送付申し込みのご案内
地域創造レターは、全国の公共文化施設、自治体宛に無料でお送りしております。また、平成21年度の地域創造レター2009年5月号(4月25日発行)〜2010年4月号(3月25日発行)の個人宛送付をご希望の方には、送料のみご負担いただき郵送いたします。90円切手を12枚同封し、@お名前Aご所属・役職B郵送先Cご連絡先(電話・FAX・メール)を明記の上、以下の宛先までお申し込みください。

●問い合わせ・申し込み先
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20国際新赤坂ビル西館8階
財団法人地域創造 レター申込係宛
Tel. 03-5573-4143


●「東京芸術見本市2009」地域創造主催セミナー終了報告

  3月4日から7日まで恵比寿で「東京芸術見本市2009」が開催されました。この時期に合わせてさまざまな自主公演が企画されるようになり、参加者は見本市を起点にして、夜は都内の各劇場に出掛けて行くという広がりある催しとなりました。
  6日には地域創造主催セミナー「アウトリーチを検証する!」が行われました。吉本光宏さん(ニッセイ基礎研究所)の進行により、まず、津村卓地域創造プロデューサーが財団の推進してきたアウトリーチ事業を踏まえ、「なぜ学校に届けるのか目的が明確になっていない」「アウトリーチを行うアーティストを誰が育てるのか」「学校とアーティストを繋ぐコーディネーターが必要」と問題提起。続いて、これまで1万5,000人の子どもたちにアーティストとの出会いを提供してきたNPO法人芸術家と子どもたちの堤康彦さん、美術館・博物館の教育普及事業の専門家であるイデア代表の大月ヒロ子さんが事例を紹介。
  札幌のNPO法人S-AIRがコーディネートを行い、現代美術のアーティスト・河田雅文さんが子どもや地域の人たちと一緒に小学校の校庭で巨大な雪の富士山をつくったプロジェクトについて、校長先生が、「完成形を誰も予測できないからみんなでつくり上げたいと思った。創造するというのはモノだけを創造するのではなく、人間同士が創造的に結び付いていくというのが面白い」とコメントされていたのが印象的でした。また、昭和時代のいらなくなったものをコレクションした北名古屋市歴史民俗資料館「昭和日常博物館」がそのコレクションを高齢者ケアに役立てているという回想療法の事例も興味深いものでした。
  こうした事例を踏まえ、奥村高明さん(国立教育政策研究所)、中村透さん(琉球大学教育学部教授)がコメント。孤立化した社会の状況に対して「アートを媒介にした繋ぎ直しが行われている」「アウトリーチではなく“クロスリーチ”ではないか」といったキーワードが次々に飛び出すなど、刺激的なセミナーになりました。

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