地域創造

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財団からのお知らせ

6月号-No.170

●平成21年度「公立美術館活性化事業」が開幕

  今年度、公立美術館活性化事業では5件の共同巡回展への助成が決まり、全国16会場で展覧会が開催されます。
  市町村立美術館を対象に地域創造が企画を提示して巡回展を行う「市町村立美術館活性化事業」では、「北海道立近代美術館ガラスコレクションガラス工芸の精華─ガレから現代まで─」展を開催します。北海道立近代美術館が収蔵しているガラスコレクションから優品約100点を選りすぐり、16世紀から現代に至るまで、ガラス工芸の華麗な展開をとおして、その精華を展示するものです。
  公立美術館が自主的に企画立案した巡回展の実施を支援する「公立美術館巡回展支援事業」では、「白髪一雄展 格闘から生まれた絵画」と「小森忍 日本陶芸の幕開け」展の2本の巡回展を開催します。「白髪一雄展」は、日本におけるアクションペインターの先駆けであり、具体美術協会の代表的な画家である白髪一雄の没後初めての大規模な回顧展です。全国の美術館が所蔵する主要作品約50点を展示します。また「小森忍 日本陶芸の幕開け」展は、日本の近代陶芸の幕開けに多大な貢献をした小森忍の業績を中心に、日本の近代陶芸の黎明期の全貌を明らかにする展覧会です。
  同一都道府県内の複数の公立美術館が共同で実施する巡回展を支援する「地域の公立美術館ネットワーク事業」では、岡山県内の3館の美術館のネットワークによる「アートの今・岡山2009」と、埼玉県内の2館のネットワークによる「長澤英俊展 オーロラの向かう所」を開催します。


左:「公立美術館巡回展支援事業(白髪一雄展)」展覧会の模様(安曇野市豊科近代美術館)
右:「ガラス工芸の精華─ガレから現代まで─」展のチラシ


●平成21年度公立美術館活性化事業
◎市町村立美術館活性化事業
「北海道立近代美術館ガラスコレクション ガラス工芸の精華─ガレから現代まで─」展
瀬戸市美術館(2009年6月13日〜7月20日)/日立市郷土博物館(8月1日〜9月6日)/石川県能登島ガラス美術館(9月19日〜10月25日)/はつかいち美術ギャラリー(11月7日〜12月13日)
◎公立美術館巡回展支援事業
「白髪一雄展 格闘から生まれた絵画」
安曇野市豊科近代美術館(2009年4月25日〜6月14日)/尼崎市総合文化センター(7月18日〜9月6日)/横須賀美術館(10月31日〜12月27日)/碧南市藤井達吉現代美術館(2010年1月23日〜3月14日)
「小森忍 日本陶芸の幕開け」展
江別市セラミックアートセンター(2009年6月6日〜7月20日)/瀬戸市美術館(8月1日〜9月13日)/田川市美術館(11月7日〜12月27日)
◎地域の公立美術館ネットワーク事業
「アートの今・岡山2009」展
岡山県天神山文化プラザ(2009年11月3日〜11月15日)/高梁市歴史美術館(12月5日〜12月21日)/奈義町現代美術館(2010年1月10日〜2月10日)
「長澤英俊展 オーロラの向かう所」
埼玉県立近代美術館(2009年7月18日〜9月23日)/川越市立美術館(7月18日〜9月23日)

●公立美術館活性化事業に関する問い合わせ
総務部 角南・布施・山本
Tel. 03-5573-4183


●「地域創造フェスティバル」開催のお知らせ

 8月5日から7日まで「地域創造フェスティバル」を開催します。広く公共ホールの方や文化行政担当の方などを対象としたプログラムですので、ぜひご来場ください(会場やプログラム、申し込みなど詳細は別途お知らせします)


●地域創造フェスティバルに関する問い合わせ
芸術環境部 水口裕貴
Tel. 03-5573-4185


●平成21年度公共ホール演劇ネットワーク事業「たいらじょうの世界」スタート

 まつもと市民芸術館を皮切りに平成21年度公共ホール演劇ネットワーク事業「たいらじょうの世界」がスタートします。昨年度からリニューアルされた当事業は、1週間の滞在型で、演劇の手法を使い学校を中心に行うアウトリーチ・プログラムと演劇公演を実施するものです。今年度は、人形劇俳優の平常(たいらじょう)氏が全国10か所(松本、深川、いわき、大野城、高知、北九州、君津、神奈川、佐世保、福岡)に出向きます。幼児から観劇可能な演目や寺山修司『毛皮のマリー』、泉鏡花『天守物語』といった幅の広い作品は子どもから大人まで楽しんでいただけます。
  人形づくりから自ら行い、ひとりで何役も演じ分けるその劇世界は独創性が溢れ、その魅力にいっぺんに引き込まれていきます。また、人形を使った幼児向けのものから俳優養成のプログラムまで多彩なワークショップの手法にもご注目ください。
  なお、今年度のもう1つの作品『どくりつこどもの国』(作・演出:岩崎正裕)は、10月より全国4か所(伊丹、三重、珠洲、長崎)へ出向きます。


●平成21年度公共ホール演劇ネットワーク事業「たいらじょうの世界」スケジュール
6月2日〜7日/まつもと市民芸術館
6月16日〜21日/深川市文化交流ホール
9月8日〜13日/いわき芸術文化交流館アリオス
9月29日〜10月4日/大野城まどかぴあ
10月20日〜25日/高知県立美術館
11月10日〜15日/北九州芸術劇場
11月24日〜29日/君津市民文化ホール
12月1日〜5日/神奈川県民ホール
2009年1月11日〜16日/アルカスSASEBO
1月19日〜24日/ふくふくホール

●公共ホール演劇ネットワーク事業に関する問い合わせ
芸術環境部 大垣・大林
Tel. 03-5573-4124


●平成22年度「公共ホール演劇ネットワーク事業」事業説明会・セミナー終了報告

 4月13日に公共ホール演劇ネットワーク事業の事業説明会、翌14日に演劇セミナーを開催しました。今回の説明会では事業参加希望の20団体に対してカンパニー候補を有する公共ホール3団体からプレゼンテーションが行われました。また、セミナーではこの事業に対する理解を深めていただくことを目的に、昨年度の取り組みについて具体的に学ぶとともに、演劇だけではないアウトリーチの取り組みについても学びました。
  まず、平成20年度のカンパニーとして選ばれ、『なつざんしょ』で全国4か所に滞在して事業を実施した南河内万歳一座の劇作家・演出家の内藤裕敬さんから、演劇の手法を使った学校でのワークショップの難しさや可能性についてお話いただきました。ホールで希望者を対象に行うワークショップと異なり、演劇に興味のない生徒を前にしてどのようにアプローチするかについて、そのための、ワークショップスキルが必要というのではなく「表現することを本業としているものとして作品を発表することの積み重ねの上で養われていくもの」と言われていたのが印象的でした。
  ミュージアムエディケーション・プランナーの大月ヒロ子さんからは、国内外の美術館で行われている演劇を取り入れた事業について紹介していただきましたが、演劇と美術、ホールと美術館といった、ジャンルを越えた連携のヒントが沢山ありました。また、公共ホール音楽活性化事業の登録アーティストOBのBBBB(ブラック・ボトム・ブラス・バンド)のヤッシーさんからは、音楽のアウトリーチの経験談として継続することの重要性について紹介していただきました。美術や音楽の視点からホールと事業を捉え直すという、いつもにない視野の広さが生まれたのではないでしょうか。
  公立ホールがプロデュースする公演という観点からは、(財)神奈川芸術文化財団の伊藤文一さんから同財団がレパートリーとして継続的に上演を続けている『親指こぞう』の事例を紹介していただくとともに、まつもと市民芸術館の蔭山陽太さんと北九州芸術劇場の津村卓さんから劇場プロデュースについてコメントをいただきました。公立ホールが演劇事業を行うことの可能性についてさまざまな角度から検討できた1日となったのではないでしょうか。


●平成21年度「JAFRAアワード(総務大臣賞)」へのご応募・ご推薦をお待ちしています

 地域創造では、平成16年度に財団創立10周年の記念事業として、「JAFRAアワード」(総務大臣賞)を創設し、地域の文化・芸術の環境づくりに特に功績のあった公立文化施設を表彰してきております。
  JAFRAアワードの授賞対象は、「優れた地域づくりのヴィジョンをもって地域の活性化に貢献する施設運営の取り組み」「文化芸術の向上に貢献する取り組み」「地域における人材育成に貢献する取り組み」など通じて、美しく心豊かなふるさとづくりの推進に寄与している公立文化施設です。
  16年度からの5カ年で計42施設が表彰され、その活動は広く全国に紹介されました。今年度も引き続き顕彰に向け、審査対象施設の募集を開始致しました。当該施設を設置されている地方公共団体および公立文化施設からのご応募ならびにご推薦をお待ちしております。
  なお、募集締切は7月中旬となっております。その後、審査委員会での審査を経て、受賞施設の表彰を来年の1月に予定しています。実施要領と応募書につきましては、地域創造ホームページ(http://www.jafra.or.jp/j/guide/independent/award01/index.php)からダウンロードできますので、ご活用ください(詳細については担当までお問い合わせください)。


●問い合わせ
総務部 早川・山本
Tel. 03-5573-4069


●これまでの受賞施設
◎平成16年度:富良野演劇工場、盛岡劇場、世田谷文化生活情報センター、小出郷文化会館、岡谷市文化会館(カノラホール)、京都芸術センター、兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)、伊丹市立演劇ホール(アイホール)、佐敷町文化センター・シュガーホール
◎平成17年度:あさひサンライズホール、水戸芸術館、横浜能楽堂、新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)、金沢市民芸術村、岡山県立美術館、沖縄市民小劇場 あしびなー
◎平成18年度:喜多方市喜多方プラザ、世田谷美術館、すみだトリフォニーホール、南砺市福野文化創造センター、静岡県舞台芸術公園・静岡舞台芸術劇場、長久手町文化の家、浄るりシアター、浜田市世界こども美術館創作活動館、高知県立美術館
◎平成19年度:仙南芸術文化センター(えずこホール)、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ、江東公会堂(ティアラこうとう)、河口湖ステラシアター、多治見市文化会館、幸田町民会館、朝来市文化会館(和田山ジュピターホール)、熊本市現代美術館
◎平成20年度:国際芸術センター青森(ACAC)、七ヶ浜国際村、東京都写真美術館、武蔵野市民文化会館、黒部市国際文化センターコラーレ、松江市八雲林間劇場(しいの実シアター)、山口情報芸術センター「YCAM」、北九州芸術劇場、名護市民会館

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