地域創造

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財団からのお知らせ

11月号-No.175

●市町村立美術館活性化事業

◎平成23年度開催事業 参加団体募集
 平成23年度市町村立美術館活性化事業・第12回共同巡回展は、世田谷美術館所蔵作品による「素朴派」を中心とする展覧会を実施します。
  素朴派とは、19世紀末から20世紀に見出された、専門的な美術教育を受けず、古典的な絵画技法やテーマにとらわれることなく、ありふれた日常生活や風景などを自由に描いた作家たちを指します。
  本展では、参加館で構成された実行委員会が、本展アドバイザーの助言の下、世田谷美術館の素朴派を中心とする所蔵作品の中からテーマを決めて作品を選定し、展覧会を企画します。企画にあたっては、参加館の学芸担当者の皆様に準備段階からご参加いただき、各館の特性を活かした内容の展覧会にしていただきたいと考えております。
  本展に興味をお持ちの市町村立美術館等には参加希望書等の様式をお送りしますので、送付先を担当までお知らせください。なお、応募に際しましては、ファシリティ関係の資料提出をお願いいたしますので、予めご了承ください。
[募集締切]平成21年12月18日(金)。


アンリ・ルソー《フリュマンス・ビッシュの肖像》
(1893年頃/油彩、カンヴァス/92×73cm /世田谷美術館蔵)
※出品作品は実行委員会において選定していただきますが、所蔵館の都合によりご希望に添えない場合もありますので、予めご了承ください。

●世田谷美術館の素朴派およびその周辺コレクション
世田谷美術館は近現代を中心とした約1万点に上る国内外の美術作品を収集してきました。特に素朴派と、素朴派から影響を受けた作家を中心とする近現代作品を収集の大きな柱と位置付け、素朴派を代表する作家のアンリ・ルソーや、イタリアの靴職人のオルネオーレ・メテルリ、アンドレ・ボーシャン、また「グギング芸術家の家」の作家たちをはじめ、独自の表現世界をつくり上げてきた作家たちの優れた作品を多数所蔵しています。

●市町村立美術館活性化事業概要
本事業は、3〜4館で実行委員会を構成して巡回展を行い、助成金も実行委員会を通じて交付されます。開催年度の前年度に、実行委員会や学芸担当者会議を4〜5回程度開催し、地域創造の派遣するアドバイザーの助言の下、巡回展企画の具体化に向け、事前準備や調査研究を実施していただきます。そのため、2年度先に開催する企画への参加を募集します(準備年度の会議参加等に係る費用については、各館でご準備ください)。平成23年度開催事業への参加希望館には、審査を経て今年度中には内諾をお出しする予定です。この事業の全体概要については、参考として「平成22年度公立美術館活性化事業助成要綱」をご参照ください。
[対象事業]実行委員会を構成する美術
館等が、当該企画展のテーマに沿って美術作品を巡回展示する事業
[開催時期]平成23年6月〜24年3月(予定)
[助成期間]単年度
[助成額]助成対象事業に係る開催年度の直接経費から入場料等収入を控除した額の3分の2以内、1,200万円が上限。

●市町村立美術館活性化事業に関する問い合わせ
総務部 角南・布施・山本
Tel. 03-5573-4183 Fax. 03-5573-4070
sunami@jafra.or.jp


◎「OB館ネットワーク会議」が開催されました
  地域創造では平成19年度より、市町村立美術館活性化事業に参加経験のある美術館学芸員のフォローアップの一環として、自主企画による巡回展を実施するための企画提案の場である「OB館ネットワーク会議」を設けています。今年度は、8月31日に、地域創造会議室で開催されました。
  参加館学芸員の皆さんから、日頃温めている巡回展のアイデアが提案され、その後、質疑応答、意見交換、今後の進め方などの検討がなされました。提案された企画は、学芸員の調査・研究を踏まえた内容で、実現するにはどうすればよいか、などの意見交換が行われました。また自館の所蔵コレクションを活用した巡回展のアイデアを募る館もあり、関心を寄せる出席者の姿も見られました。今後は、引き続き情報交換を行い、実現の可能性を探っていくことになります。
  本年度は、実際にOB館学芸員によって企画された巡回展「海を想う展(仮称)」(平成22年度実施予定)の発案経緯、共同企画を実施する際の手法などにつき、担当学芸員に紹介していただきました。
  今後も「OB館ネットワーク会議」によって、新たな巡回展の提案がなされ、地域の公立美術館のネットワークが深まればと期待しています。


●雑誌「地域創造」第26号のご案内

公立文化施設の職員を対象にした芸術環境づくりのための実用誌「地域創造」の26号を10月26日に発行します。今回は、地域に昔から存在する倉庫や商店街などを活かした、施設の再生や再利用について取り組んでいる現場を特集します。
 

◎特集「建物再生─もうひとつの場づくり」
・まいづるRB(京都府舞鶴市)
・KOSHIKI ART PROJECT(鹿児島県薩摩川内市)
・紺屋2023(福岡県福岡市)
・粟津演舞場(石川県小松市)
◎空間のエスプリ〜海外の事例紹介
ヘイリ芸術村(韓国)
◎体験レッスン〜公立文化施設職員・文化政策担当者へのノウハウ伝授
「昭和日常博物館」に高齢者を元気にする回想法と博物館活用を学ぶ
◎SCOPE〜地域の注目事業レポート
・ストリートワイズ・オペラ ワークショップ(横浜市)
・せんだいメディアテーク(仙台市)
◎イラストスコープ邦楽・伝統芸能・古典芸能・祭りの伝承の取り組み
浅野太鼓(石川県白山市)
◎海外の文化政策・制度紹介
米国における芸術文化活動による経済波及効果調査の現状
◎文化政策の行政評価
まつもと市民芸術館の総合評価

お申し込み方法
[都道府県・市町村・公立文化施設]
全都道府県・市町村に無料で配布するほか、ご希望の公立文化施設に無料で送付しています。
[個人]
送料のみご負担いただきます。氏名・所属・役職・送付先住所・郵便番号・電話番号、「雑誌26号希望」と明記し、290円切手を同封の上、郵送にてお申し込みください。
[問い合わせ・申し込み先]
〒107-0052 東京都港区赤坂6-1-20 国際新赤坂ビル西館8階
財団法人地域創造 雑誌申込係宛
Tel. 03-5573-4067


●平成22年度「公共ホール演劇ネットワーク事業」第1回企画準備会議・研修会 終了報告
 地域創造と複数の公共ホールの連携により、1つのカンパニーが地域に滞在してアウトリーチと公演を行う「公共ホール演劇ネットワーク事業」。平成22年度は兵庫県立ピッコロ劇団の『さらっていってよピーターパン』を全国3カ所で上演し、同劇団員が演劇の手法を使ったアウトリーチを各地で実施します。9月14日、15日に参加ホールの担当者を対象に、平成22年度の事業実施に向けた企画準備会議を開催するとともに、研修会を地域創造の会議室で行いました。
  この研修会は、アウトリーチと上演作品を深く理解するため、参加ホールの担当者が作品の内容やコンセプトを演出家から聞き、ワークショップを受講し、それをもとに各ホールがアウトリーチの方向性や作品の宣伝方法を考えます。
  まず、演出家の森田守恒さんからファミリー向けの冒険ファンタジーであるこの作品の内容について丁寧に説明を受けるとともに、森田さんの「保護者の方にまず喜んでもらえる作品にしたい」「子どもの頃から本物を提供したい」との考え方を伺い、ホール担当者も作品を深く考える時間となりました。その後、演出家の森田さんと兵庫県立ピッコロ劇団俳優の平井久美子さんのワークショップをホール担当者が実際に体験し、コミュニケーションの大切さ、伝えることの難しさ、演ずることの難しさなどを実感する機会となりました。ホール担当者からは、「子どもの気持ちになって楽しめた」「みんなとの距離がワークショップで縮まった」など、実際にコミュニケーションがスムーズになったことや、他者を意識することの重要性などの感想が聞かれました。また、演劇のアウトリーチに対する認識を共有化する作業、アウトリーチプログラムを具体的に考え掘り下げる作業、上演作品の広報・宣伝活動等、つくり手側の考え方とそれを届けるホール側の環境や考え方を共有しました。
  演劇のアウトリーチと作品の上演が両輪となるこの事業では、作品がつくられた背景を知り、アウトリーチの手法を理解した上で学校などに届けるということを再認識した、有意義な2日間となりました。
  来年度、この企画準備会議および研修会で得たことが参加ホールで活かされることが期待されます。


ワークショップの様子

●公共ホール演劇ネットワーク事業に関する問い合わせ
芸術環境部 大垣・大林
Tel. 03-5573-4124


●「救命講習」受講の勧め

 当財団では、救命講習を受講することにより、役職員が応急手当に関する知識と技術を身につけられるようにしています。これは事故など緊急の事態に遭遇した時に、救急車が到着するまでの間の応急手当によって、尊い命を救うことができるようになるからです。応急手当は知識や技術がなければ、いきなり実践することは難しいので、多くの方々が来場されるホール等で勤務される方々をはじめ、1人でも多くの方が救命講習を受講されることにより、応急手当の知識と技術を身に付けられることをお勧めします。
  講習には大きく分けて普通救命講習と上級救命講習の2種類があり、心肺蘇生法、AED、止血法等を修得することになります。
  なお、救命講習は各地の消防本部で実施されています。詳細については最寄りの各消防署にお問い合わせください。

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