地域創造

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財団からのお知らせ

10月号-No.294

ステージラボいわきセッション開催のお知らせ

 公立文化施設等の職員を対象に、ワークショップ等体験型プログラムやグループディスカッションなど、講師と参加者の双方向コミュニケーションを重視したカリキュラムに取り組む、少人数ゼミ形式の実践的な研修事業です。令和元(2019)年度後期セッションは、いわき芸術文化交流館アリオスにて3コースで開催します。詳細や参加者募集は、次号の地域創造レターおよび当財団ウェブサイトでお知らせします。 ※令和2(2020)年度のステージラボは、後期セッション(2021年2月大分県)のみ開催予定です。

◎ステージラボいわきセッション概要
[日程]2020年2月18日(火)〜21日(金)
※公立ホール・劇場マネージャーコースのみ18日〜20日
[会場]いわき芸術文化交流館アリオス
(福島県いわき市平字三崎1-6)
[開講コース(予定)]ホール入門コース、自主事業コース、公立ホール・劇場マネージャーコース

(一財)自治総合センター「地域の芸術環境づくり助成事業」の募集開始について

 (一財)自治総合センターでは、宝くじの社会貢献広報事業であるコミュニティ助成事業の一環として、公立文化施設の利活用の推進や企画制作能力の向上等を図るため、市(区)町村(ただし政令指定都市を除く。)に対する「地域の芸術環境づくり助成事業」を実施しています。
このたび令和2(2020)年度事業の募集が開始されましたのでお知らせします。締切は各都道府県の文化担当課へお問い合わせください。

[問い合わせ]一般財団法人自治総合センター
担当:小島 Tel. 03-3504-0841
※事業の詳細につきましては、(一財)自治総合センターのウェブサイトをご覧ください。
※都道府県から(一財)自治総合センターへの締切は11月29日(金)必着。

令和元(2019)年度「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」がスタート

公募ワークショップの様子 写真
公募ワークショップの様子(Aプログラム・宮古市民文化会館/アーティスト:北尾亘)

 地域交流プログラム(アウトリーチ、公募ワークショップ)を実施するAプログラム、市民参加作品を創作し上演するBプログラム、アーティストのレパートリー作品を上演するCプログラムを、年度ごとに選択して継続的に事業の実施が可能な「ダン活」。今年度は18団体(Aプログラム7団体、Bプログラム3団体、Cプログラム8団体)が参加し、7月から順次、各地で事業がスタートしています。
 Bプログラムの半田市(半田市福祉文化会館雁宿ホール)では、昨年度のAプログラムで繋がった参加者と継続して関わっていきたいという思いから、障がい者福祉サービスの通所者と一般公募の参加者で作品を創作しました。さらに、セントラル愛知交響楽団の弦楽四重奏とピアノとのコラボレーションも実現。モーツァルトの『アイネクライネ・ナハトムジーク』などの演奏に合わせて、さまざまな年齢や背景を持つ参加者が一つになり、唯一無二のダンス作品を上演することができました。市民ダンサーや、共演した演奏者の方々が心より楽しんで創作・公演をしていただけたことも非常に印象的でした。他地域でのBプログラムでは、地域資源の映像を活かした作品を創作する企画などが予定されています。
 Aプログラムの宮古市(宮古市民文化会館)では、市内の幼稚園と保育園でアウトリーチを実施。園児たちは日常生活をダンスで表現することを楽しみました。園長先生からは「笑顔が普段より輝いていた」とお話をいただきました。ホールで実施した公募ワークショップでは、ダンスに馴染みが薄かった同市にダンスの芽を広げることができました。他地域でのAプログラムでは、小中学校のほか大学のプロジェクトとダンスを出会わせる取り組みなどが予定されています。
 お近くで行われる今後のダン活の取り組みをぜひ視察していただければと思います。

令和元(2019)年度「公共ホール音楽活性化政令指定都市アウトリーチセミナー事業」終了報告

2日目のパネルディスカッションの様子 写真
2日目のパネルディスカッションの様子

 公共ホール音楽活性化政令指定都市アウトリーチセミナー事業は、市町村等で実施してきた「おんかつ」で蓄積したノウハウを活かし、政令指定都市等に普及することを目的とした事業で、今年度は京都市の京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)で実施されました。同ホールでは、今年度より京都ゆかりの音楽家による「Join us(ジョイ・ナス)!〜キョウト・ミュージック・アウトリーチ〜」を実施しています。この機会にアウトリーチを改めて広い視野でとらえ直し、プログラム開発や訪問先への理解促進に繋げていくことを狙いとして、2日間(8月29日、30日)にわたるセミナーが行われました。
 1日目は建畠晢さん(京都芸術センター館長・多摩美術大学学長)による講演「社会における芸術の役割〜京都を例に」、吉本光宏さん((株)ニッセイ基礎研究所 研究理事)による講演「アウトリーチから始まる地域の活力創出」のほか、おんかつ支援登録アーティスト・加藤直明さん(トロンボーン)による実演などが行われました。2日目は地域事例として、榎本広樹さん(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館音楽企画課長)が新潟での取り組みについて、梶田美香名古屋芸術大学教授は研究的観点からみたアウトリーチの現状と課題などについて、アウトリーチフォーラム事業愛知セッションでの研究も取り入れた講演をされ、京都コンサートホールの登録アーティストによる実演も披露されました。
 両日で、全国から地方公共団体やホールの職員を中心に100人近い方々が参加され、アウトリーチについての認識が深く掘り下げられた時間となりました。

令和元(2019)年度「公共ホール演劇ネットワーク事業」終了報告

さいたま公演の一場面 写真 地図のワークショップ 写真
上:さいたま公演の一場面(撮影:細野晋司)
下:地図のワークショップ(伊達市)

 複数の公共ホールが共同して演劇作品の上演とワークショップなど地域交流プログラムを行う「公共ホール演劇ネットワーク事業」が終了しました。
 令和元年度は7月から8月にかけて、9つの公共ホールで『めにみえない みみにしたい』の上演を行いました。この作品は、次代の演劇界を担う人材として注目を集める演劇作家・藤田貴大さんが作・演出を手がけ、子どもから大人まで一緒に楽しめる作品となっています。演劇ならではの見立てや、しりとりやじゃんけんといったゲーム要素、しゃぼん玉などを使った視覚効果など、多様な手法で子どもたちの観劇の敷居を下げる一方、少女の成長や自立、戦争というモチーフにも挑み、子どもはもちろん大人も楽しめる公演となりました。
 地域交流プログラムは、地図のワークショップを行いました。「今朝、最初に話した人は?」など藤田さんが参加者に向けてインタビューをしながら、全員で再現されたそれぞれの風景を藤田さんが構成し、みんなで小さな演劇作品を発表しました。
 参加したホールの担当者は「他館のスタッフと会議を重ねることでさまざまな情報交換をしながら公演制作を行うことができた。十分満足された数多くのお客様の表情を見ていると、良質な演劇作品を上演し続けることで、市民の演劇に対するニーズはまだまだ伸びるという手応えを感じた」と事業を振り返っていました。 本事業は令和2(2020)年度も実施予定です。詳しくは当財団ウェブサイト等をご確認ください。

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