地域創造

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特 集 育成を考える

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© 青二才晃

1 東京都調布市│調布市せんがわ劇場
芸術大学の学生たちとともに成長する住宅街の小劇場

文:田中健夫
「ちょうど老朽化した仙川保育園を建て替えることになり、保育園との合築で小規模にはなったものの、せんがわ劇場が誕生します。以来、普段着で通える”身近なまちの劇場”を目指して、商店街や住民、大学やまちに住む芸術家の皆さんと連携して、地域に密着した事業を展開しています」と語る。(抜粋)

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© 雨田芳明

2 島根県雲南市│雲南市加茂文化ホール ラメールほか
遊学の郷で人を育てる自治のまち雲南

文:神山典士
まさにまち全体が市民の文化活動の場であり、学びの場。一体この仕組みはどこから生まれたのか。始まりは、旧加茂町時代にあった。「町長就任時に考えたのは、文化とは日常の生活そのものだということです。行政の仕事は住民の日常の生活の向上を図ることであり、つまりは文化の向上を図ることだと考えました」(抜粋)

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© 雨田芳明

3 大阪府大阪市│大阪府立江之子島文化芸術創造センター
アートとデザインをツールにコミュニティを育む協働の拠点

文:山下里和
館長の甲賀さんは、「enocoは、”Be Creative!”をキャッチコピーに運営してきました。行政の職員がクリエイティブな発想でモノゴトに取り組んでいく。クリエイターも社会の動きに関心をもって、社会全体のために自分の得意な技を使っていく。その下地は出来つつあるのかな、と思います」と言う。(抜粋)



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© 雨田芳明

4 東京都三鷹市│三鷹市芸術文化センター
一貫したコミュニティ行政が培ったホールのある豊かな暮らし

文:神山典士
「このホールは自分を育ててくれる場所だと思っています。毎年、アウトリーチで学校にお邪魔することで、何より自分自身が学校や子どもを知っていける。だから三鷹では一歩踏み込んだプログラムにチャレンジできます。演奏を聴いてくださるお客さまもリピーターが多く、ホールや音楽に馴染んでくださっている。そのホールに自転車で来られるのですから、贅沢なことだと思います。」(抜粋)

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空間のエスプリ

韓国・光州「国立アジア文化の殿堂」
文:木村典子
韓国・光州広域市に建設中だった巨大複合文化施設「国立アジア文化の殿堂」(Asia Culture Center、通称ACC)が2015年、大きな注目のなか、ついにオープンした。 04年、韓国政府は三大国政目標として「地域均衡政策」を打ち出した。地域均衡の原動力のひとつに据えたのが文化芸術だ。釜山国際映画祭を開催する釜山(プサン)を「映像文化中心都市」、古代遺跡と伝統産業が残る慶州(キョンジュ)と全州(チョンジュ)を「伝統文化都市」、韓国最大の繊維政策地の大邱(テグ)を「ファッションデザイン都市」、光州ビエンナーレを開催する光州を「アジア文化中心都市」に指定し、全国的に文化中心都市を整備してきた。 〜 (中略) 〜 “世界に向けたアジア文化の窓”をビジョンに、文化のハブを目指す同施設の全貌を紹介する。

体験レッスン

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© 雨田芳明

病院へのアウトリーチの仕組みを学ぶ
構成:田中健夫
阪神・淡路大震災を経て、先端医療技術の研究開発拠点である「医療産業都市エリア」へと変貌を遂げた神戸市ポートアイランド。震災により文化の力を再認識した神戸市では、この医療産業都市エリアをフィールドに、文化振興財団と連携し、患者や家族などを対象にしたエアウトリーチ事業をスタートした。医療現場と文化をつなぐコーディネートの仕組みを、神戸市の挑戦に学ぶ。(抜粋)

SCOPE

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徳島県徳島市 あわぎんホール
「徳島邦楽ルネッサンス」
文:織田麻有佐
日本の伝統音楽「邦楽」の企画・政策に二の足を踏むホールが多い中、シリーズ化して取り組んでるいるのが、開場45周年を迎えるあわぎんホール(徳島県郷土文化会館)だ。「徳島邦楽ルネッサンス」(以後、「ルネッサンス」)と題し、2013年度から年3回、3年プロジェクトで開催。邦楽・洋楽の垣根を超えて活躍した徳島出身の世界的作曲家・三木稔(1930〜2011)の作品を取り上げる実験的な鑑賞事業、古典を題材にして初めて鑑賞する人にもわかりやすい舞台をつくる創造事業、今の感性で活躍する演奏家の舞台や体験事業による普及事業という3章立てで実施している。(抜粋)

SCOPE

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福島県西会津町 西会津国際芸術村
廃校を活用した芸術村で地域の未来図を描く
文:田中健夫
「アーティストをはじめ、いろいろな人が出入りすることで、町に新しい風が入ってきて、新しい視点やアイデアが生まれる。芸術村のもうひとつの役割は、その粗削りなアイデアを形にして、育てていく、いわばインキュベーション拠点となることです。面白い発想をどんどん形にしていけば、失敗もあるだろうけど、事業化できるかもしれない。西会津の観光コンテンツや教育コンテンツが生まれるかもしれません。みんなで話をしていて『それ、面白い』となったら、すぐに団体をつくる。そして、公社や役場の職員、町が立ち上げている西会津町若者まちづくりプロジェクトのメンバーなどに振る。もちろん若い人は少ないですから、幾つも肩書をもってもらって、2役、3役をこなしてもらう。そういう形で一緒にアイデアを育て、共有し、実行してくれる人たちをたくさんつくって、町の未来の可能性を広げて行きたいと思っています。」(抜粋)

イラストSCOPE

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プロにも町民にも愛され続ける芝居小屋
愛媛・内子座の100周年
文:奈良部和美/イラスト:田渕周平
内子座は数年以内に、耐震性を高める本格的な改修工事を予定している。稲本町長は、「重文として歴史性を損なわず、かつこれからも町民が使い続ける娯楽の殿堂として使い勝手のよいものであるためにはどうすべきか、時間をかけて専門家を交えて検討して取り組む」と言う。少なくとも3〜4年は閉鎖することになるだろうが、「気軽に楽しめる舞台、町外の人が毎年来て町の経済が潤い、来場者にさすがは内子座と言われる舞台。改修後も従来同様この三本柱は変わらない」。(抜粋)

海外STUDY

ロンドン2012大会――文化プログラムの全国展開はどのように行われたのか
文:吉本光宏
今回の海外スタディでは、オリンピックと文化の関係や歴史を概観した上で、ロンドン2012大会の文化プログラムの全体像を把握。その後、地方都市の開催例としてウェスト・ミッドランズとスコットランドの実施状況、成果などをまとめ、最後に、東京2020大会に向けて、ロンドン2012大会の文化プログラムの成功のポイントや留意点を整理した。(抜粋)

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