一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

岩手県釜石市

釜石市民ホール TETTO

〒026-0024 釜石市大町1-1-9
Tel. 0193-22-2266
https://tetto-kamaishi.jp/

◎2017年12月8日オープン

東日本大震災で津波被災し全壊した旧釜石市民文化会館に代わって、文化芸術振興とともににぎわい創出の総合支援拠点として中心市街地復興の核施設となるべく開館。ホールAは壁面に集成材を多用し、豊かな響きと温かみを感じられる木のホールとなっている。1階480席と客席後方壁面を収納することにより、床面をすべてフラットにすることができる。また、平土間式ホールBとエントランス外の広場との一体利用も可能で、物産展などの多目的会場として使用できる。加えて、ギャラリーやスタジオ、和室もあり、幅広いジャンルの文化芸術活動に対応する。
周辺のエリアマネジメントを担う釜石まちづくり(株)が運営を行い、質の高い鑑賞事業と育成事業を併せて実施し、地域を支える人材育成の場、市民の文化芸術活動の場となることを目指している。

[オープニング事業]第40回かまいしの第九ほか
[施設概要]ホールA(838席)、ホールB(約200席)、ギャラリー(110㎡)、スタジオA・B・Cほか
[設置者]釜石市
[管理・運営者]釜石まちづくり株式会社
[設計者](有)aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所

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川崎市

カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)

〒210-0011 川崎市川崎区富士見1-1-4
Tel. 044-222-5211
http://culttz.city.kawasaki.jp/

◎2017年10月1日オープン

川崎区富士見にある富士見公園の一角(川崎市体育館跡地)に、老朽化した川崎市体育館と川崎市教育文化会館のホール機能を有する複合施設が誕生。民間の創意工夫や知識、ノウハウを活用した効果的・効率的な施設整備や市民サービスの向上等を図るため、PFI事業にて運営する。
スポーツやコンサート、演劇をはじめ、レクリエーション、会議、講演会など、幅広い活動に利用可能。プロセニアム形式のシューボックス型ホールはクラシックにも対応した音響性能とオーケストラピットを有する。大体育室とホールが、共有部分(プラザ)を挟んで向かい合う形で配置され、施設を一体利用することも可能となっており、スポーツと文化の共存・融合を可能にする施設として、さまざまな市民ニーズに対応できる運営を目指す。

[オープニング事業]藤原歌劇団と市民合唱による合唱の祭典オペラ・ガラ・コンサートほか
[施設概要]大体育室(1,952㎡)、小体育室(994㎡)、ホール(2,013席)、アクトスタジオ、音楽練習室、会議室ほか
[設置者]川崎市
[管理・運営者]アクサス川崎
[設計者]日本設計・鹿島建設設計共同企業体

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新潟県十日町市

越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館「段十ろう」

〒948-0083 十日町市本町一丁目上508-2
Tel. 025-757-5011
http://www.city.tokamachi.lg.jp/manabi_bunka_sports/D006/hall/index.html

◎2017年11月3日オープン

47年間、市民に愛された市民会館・中央公民館に代わる施設として建設されたホールと中央公民館の複合施設。「大地の芸術祭」のメイン会場でもある越後妻有里山現代美術館[キナーレ]など市街地の施設との連携を見据え、「“まち”と“ひと”を芸術・文化でつなぐにぎわい拠点」として、多くの市民から気軽に利用され、愛され続ける施設を目指す。
708席のホールは十日町で出土した国宝火焔型土器をイメージしてつくられるなど、デザインも十日町らしさを重視。1階と2階を階段状の吹き抜け空間で繋いだ「だんだんテラス」は誰でも気軽に過ごせるスペースとしてつくられ、交流をコンセプトにする段十ろうの名前の由来にもなっている。また施設内外に、インスタレーションやモニュメントなど4つのアート作品が配置され、大地の芸術祭との連携も図る。

[オープニング事業]高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト
[施設概要]ホール、アーティストラウンジ、練習室、講堂、雁木ギャラリー、多目的スペースほか
[設置者]十日町市
[管理・運営者]十日町市
[設計者]梓・塚田設計共同企業体

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