一般社団法人 地域創造

特集「芸術見本市」

●97年芸術見本市最新情報

「ショウケース」もある本格的見本市、いよいよ開催迫る

プレゼンテーション・アリーナとセミナーのご案内

  いよいよ「芸術見本市」開催まであと1カ月と迫りました。今回の見本市は文化芸術関連4団体(財団法人地域創造、国際交流基金、社団法人全国公立文化施設協会、社団法人日本芸能実演家団体協議会)が共同主催するもので、会期は2月25日から27日まで、会場は東京国際フォーラムです。今号のニュースレターでは、ブース部門(プレゼンテーション・アリーナ)に関する最新の情報と地域創造の主催事業について詳しくお伝えするとともに、その他主催団体のセミナーについてもご紹介します。

●プレゼンテーション・アリーナ(ブース部門)
 
ブース部門では、5000平方メートルの展示ホールを会場に、全国の劇場、アートカンパニー、アーティスト、関連団体、海外のフェスティバルなど174団体がブースを出展し、VTR・写真など資料を展示しながら活動をPRします。
 
 今回の見本市では、はじめて「ショウケース」という枠が設けられました。これは海外の見本市ではお馴染みのものなのですが、出展アーティストが実際に東京国際フォーラム内のホールを使い短時間のデモンストレーションを行うというものです。このほかにも、会議室を用いて出展団体がビデオ、プロジェクターを用いるプレゼンテーション枠を設けるなど、よりダイレクトに各団体の活動を知ることができるようになりました。
 
 事務局では今回の催しについて「ブース部門では規模は小さくても意欲のあるカンパニーやアーティストが目立っています。見本市に対する認識が広まって、積極的に活用しようという団体が増えてきているようです」とコメント。さらに、「今回は成り立ちの異なる4つの団体が初めて協力して開催する事業のため、実のところ本番まで全体像は分からない。しかし、今まで以上に接点のなかった団体、異なる立場の舞台芸術関係者が数多く出会う場になると思います。互いにギャップを感じることもあるでしょうが、同時に刺激的な見本市になるのではないでしょうか」。
 
◎プレゼンテーション・アリーナ
[日時]25日13:00~19:00、26日11:30~19:00、27日11:30~16:00
[会場]展示ホール

◎出展団体によるショウケース
[日時]26日11:00~16:00、27日11:00~16:00
[会場]ホールB

◎出展団体によるミニプレゼンテーション
[日時]25日13:00~19:00、26日11:00~18:00、27日11:00~16:00
[会場]小会議室G403、404
 
●地域創造の主催事業について
 
 地域創造では主催事業として4つのセミナーとシンポジウムで構成する「地域創造塾」を開催します。
 
 セミナー1では「地域がおもしろくなる~吉本戦略(仮称)」をテーマに、吉本興業社長の中邨秀雄氏を招いた講演会を行います。吉本興業は、従来の大衆演芸の興行に加え、近年はミュージカル劇団の経営や自治体との連携事業の展開、「地方文化との交流」「地元文化の活性化」に力を入れ、積極的に事業の多角化に取り組んでいます。「笑いは文明の尺度である」が持論の中邨氏に、「地域がおもしろくなる」吉本戦略について語っていただきます。ご期待ください。
 
 セミナー2のテーマは「ミュージカルの魅力(仮称)」です。ゲストとして『オペラ座の怪人』でファントム役を演じるなど劇団四季の看板俳優として活躍し、退団後も『ミス・サイゴン』『蜘蛛女のキス』など数々のミュージカルに出演、舞台俳優として多彩な活動を展開している市村正親氏とミュージカルファンであるアナウンサーの渡辺真理氏を招き、ミュージカルの魅力について語っていただきます。
 
 地域創造シンポジウムは前号でもご紹介したとおり、「地域に開かれた公共ホール・劇場~市民ボランティアの可能性をめぐって」をテーマに開催します。事前申込制となっておりますので、参加希望の方は地域創造調査担当までお問い合わせください。
 
 このほか、国際交流基金と共催で行う共同セミナー1「アーティストと地域」では、コンテンポラリーダンスの分野で国際的な創作活動を続ける傍ら、石川県鶴来町や茨城県守谷町で特色ある滞在型の活動を行っている中馬芳子氏を招き、創作活動と地域との関わりについて語ってもらうとともに、地域のアートプロデューサーと、アーティスト・イン・レジデンスの意義や今後の展望等についてディスカッションをしていただきます。
 
 また、共同セミナー2「文化の核(コア)としての劇場」では、オーストラリア・メルボルン市で国内の戯曲の紹介、地域の演劇人育成などに力を入れているプレイボックス・シアター・センターの前芸術監督カリロ・ガントナー氏を招き、文化のコアとしてのホール・劇場のあり方、果たすべき役割等について、日本の地域のアートプロデューサーとディスカッションを行います。
 
 生の情報を比較しながら短期間で入手でき、しかも即、制作担当者と具体的な情報交換ができる場が「芸術見本市」です。将来の事業計画のヒントを得たり、舞台芸術の最新の状況を知るため、是非積極的に見本市をご活用ください。
 
◎地域創造セミナー1
 
「地域がおもしろくなる~吉本戦略(仮称)」
[日時]25日14:30~16:00 [会場]レセプションホール
[講師]中邨秀雄(吉本興業株式会社代表取締役)
 
◎地域創造セミナー2
 
「ミュージカルの魅力(仮称)」    
[日時]27日10:00~11:30 [会場]レセプションホール
[講師]市村正親(俳優) [司会]渡辺真理
 
◎地域創造シンポジウム
 
「地域に開かれた公共ホール・劇場~市民ボランティアの可能性をめぐって」
[日時]26日13:00~16:00 [会場]ホールD
[パネリスト]伊藤裕夫(電通総研研究部部長)、衛紀生(演劇評論家)、菅沼優一(舞台研究会うらかた会長)、向井祥隆(たんば田園交響ホールチーフプロデューサー)、山本有一郎(武生国際音楽祭推進会議事務局長)
[コーディネーター]吉本光宏(ニッセイ基礎研究所主任研究員)
[調査報告]片岡真実(ニッセイ基礎研究所研究員) [定員]120名(先着順) 
※シンポジウムは事前申込制。
 
◎地域創造・国際交流基金共同セミナー1
 
「アーティストと地域」
[日時]25日16:30~18:00 [会場]会議室G402
[講師]中馬芳子(振付家、ダンスパフォーマー、NY在住)ほか
[司会]田村光男(株式会社ステーション代表取締役)
 
◎地域創造・国際交流基金共同セミナー2
 
「文化の核(コア)としての劇場」
[日時]26日10:30~12:00 [会場]G510
[講師]カリロ・ガントナー氏(プレイボックス・シアター・センター前芸術監督、メルボルン在住)ほか地域のアートプロデューサー
[司会]高萩宏(世田谷パブリックシアター、ゼネラルプロデューサー)
※一部会場が変更になる場合があります。
 
●その他主催団体の関連セミナー
 
◎国際交流基金
 
【シンポジウム】海外から多彩なゲストを迎え、日本および海外の舞台芸術マーケットの現状と今後の展望などをテーマにした報告および討論
 
(1)「文化と文化産業」
[日時]26日10:30~12:00 [会場]D501
[司会]中根公夫(東京国際舞台芸術フェスティバル事務局長)
 
(2)「舞台芸術のマーケティング」
[日時]27日10:30~12:00 [会場]D501
[司会]高萩宏(世田谷パブリックシアター、ゼネラルプロデューサー)
 
【レクチャー・デモンストレーション】モントリオール市制350周年のイベントを担当するなど、マルチメディアを使ったパフォーマンス・アーティストとして注目を集めているミシェル・ルミュー、ビクター・ピロンのビジュアル・プレゼンテーション
[日時]27日15:30~17:00 [会場]ホールD
 
◎芸団協
 
【伝統芸能セミナー】「日本音楽ルネッサンス」展示・解説・実演を通し、古典から現代までの日本音楽の流れを紹介
[日時]25日15:00~17:00 [会場]ホールD
 
【舞踊セミナー】「伝統と創造」舞踊についてのレクチャーと、バレエ、モダン、日本舞踊を含む7つの舞踊作品の実演
[日時]26日15:00~17:00 [会場]ホールC
 
【芸能と教育セミナー】「子ども、いきいき~実践報告とワークショップ」表現教育の実践報告と、コミュニケーションに力点をおいた「ドラマワークショップ」についての説明および体験プログラム
[日時]26日14:30~ [会場]D501
 
【芸能と助成セミナー1】「民間助成制度の説明会」民間の芸術助成プログラムを有する団体の担当者による説明会
[日時]26日10:00~12:00 [会場]G602
[説明者](財)セゾン文化財団、(社)企業メセナ協議会など
 
【芸能と助成セミナー2】「こんな助成はできますか-芸術団体の考える助成制度」芸術団体の側が助成プログラムの多様化、簡素化などを提案
[日時]27日14:00~16:00 [会場]D501
[報告者]助成制度研究チーム
 
【芸能と情報活用セミナー】「広がれネットワーク~パソコン体験説明会」芸術情報プラザネットおよびインターネット・ホームページのデモンストレーション
[日時]27日10:00~12:00 [会場]G602
 
※国際交流基金、芸団協主催セミナーの詳細については主催者にお問い合わせください。


芸術見本市ブース出展申込者リスト(96年12月末日現在)
 
●演劇(ミュージカル、児童劇、人形劇などを含む)
 
劇団一跡二跳、インプロ★ワークス、ウリポ・はせ・カンパニー、劇団うりんこ、劇団えるむ、解体社、(株)劇団影ぼうし、劇団風の子、かわせみ座、京楽座、(有)きんか舎、劇団銀河鉄道、ク・ナウカ、人形劇団クラルテ、劇団黒テント、芸術座アジア、(株)ケイダッシュステージ、(財)現代人形劇センター、下関市民ミュージカルの会、劇団尚、劇団☆新感線、ZINJAN THOROPUS BOISEI(ジンジャントロプスボイセイ)、(株)スイセイ・ミュージカル、劇団青芸、青年団、想造舎、劇団態変、劇団たんぽぽ、(有)劇団鳥獣戯画、シアター2+1、デフ・パペットシアター・ひとみ、ともしび、劇団俳協、劇団はるか、ピープルシアター、人形劇団ひとみ座、(財)北海道演劇財団、(株)誠オフィス 劇団誠、(株)ミクル劇団、南河内万歳一座、人形劇団むすび座、結城座、劇団離風霊船、ロマン舎
 
●音楽(オペラ、オーケストラ含む)
 
アオイスタジオ(株)、(財)アリオン音楽財団、ウヨンタナ音楽事務所、オーケストラアジア日本委員会、(有)オフセンター、亀さん企画、京都フィルハーモニー室内合奏団、オペラシアターこんにゃく座、Zicentury、スタジオ・イヴ、(財)ソニー音楽芸術振興会、日本音楽家ユニオン、日本音楽集団、日本の文化を考える会“季座(ときざ)”、(有)ニューオペラプロダクション、バンブーオーケストラ、ビタシカオフィス、フォークロールレポート、民俗楽器友の会、(財)ヤマハ音楽振興会、ヤン企画、横浜ノネット、(有)レヴェリーテューン、(株)笑う猫 文化事業部、(財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団、(財)NHK交響楽団、新星日本交響楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団
 
●ダンス・パフォーマンス
 
アーキ・タンツ、アスベスト館、有科珠々+ダンス工房射干、岩下徹、オプス・エクレクト、後藤早知子、山海塾、(株)JPスタジオ(朴貞子韓国舞踊団)、獅子の会、シャクティ&ヴァンサンタマラ舞踊団、大駱駝艦、竹屋啓子C.D.C.、ダンシング コミューン、東京シティバレエ団、永谷亜紀、集団日本舞踊21、ダンスグループ「86B210」、浜田真由美、ふじ舞踊団~日芸インターナショナル~、舞踊集団菊の会、舞踊制作者会議、舞踊創造研究所析の会、鳳仙功舞踊団、堀内充とフットライツダンサーズ、牧阿佐美バレエ団、マリ子ダンスシアター、モノクローム・サーカス、吉村桂充上方舞研究所、ロス・アミーゴス、和栗由紀夫+好善社
 
●古典芸能
 
(有)オフィス福助、楽劇コースケ事務所、古典空間、日本伝統芸能を守る会、風流打楽・祭衆
 
●マイム、演芸など
 
藤山新太郎と東京イリュージョン、渚マジックプロジェクト、P.A.C.パントマイム・アーティスト・カンパニー、むごん劇かんぱにい
 
●協会・協議会
 
関西専門人形劇団協議会、社団法人現代舞踊協会、社団法人全日本郷土芸能協会、日本児童・青少年演劇劇団協議会(児演協)、日本青少年音楽団体協議会、東日本専門人形劇団協議会
 
●企画制作団体・会社、プロモーター
 
IMG東京、アンクリテイティブ、A.C.O沖縄、(株)オーロラ・オーバル社アジア文化事業部、カンバセーション、(株)サイ、ステーション、(株)ストーリー・レーン、ダブルフェイス、(株)テレビマンユニオン、日本イベントプロデュース協会、(財)日本舞台芸術振興会(NBS)、パークタワーアートプログラム、(株)プレ・オクターブ、ポイント東京(株)、(株)ミツマ・ミュージックプロダクツ、(有)モンクスショップ、(株)影向舎
 
●劇場・ホール
 
越谷コミュニティセンター((財)越谷コミュニティセンター)、彩の国さいたま芸術劇場、シアターアプル、新国立劇場((財)新国立劇場運営財団)、すみだトリフォニーホール、世田谷パブリックシアター、東京国際フォーラム((財)東京国際交流財団)、TORII HALL、中座、びわ湖ホール(滋賀県教育委員会)
 
●地方公共団体など
 
(財)神奈川芸術文化財団、静岡県、(財)島根県並河萬里写真財団、(財)北海道文化財団、山口県文化振興室(秋吉台芸術村)
 
●フェスティバル
 
東京国際舞台芸術フェスティバル、「芸術祭典・京」実行委員会、日本国際パフォーマンス・アート・フェスティバル(ニパフ)
 
●海外
 
ART TIME CORPORATION, MOSCOW(ロシア)、ARTS PUBLISHING INTERNATIONAL LTD.(イギリス)、AUSTRALIA COUNCIL(オーストラリア)、AVIV PRO-DUCTIONS INC.(アメリカ)、CINARS (COMMERCE INTERANATIONAL DES ARTS DE LA SEINE)(ケベック、カナダ)、INTERNATIONAL MUSIC NETWORK(アメリカ)、NATIONAL COMMISSION ON CULTURE, REPUBLIC OF GHANA(ガーナ共和国文化省)、PLAYBOX THEATRE CENTRE, AUSTRALIA(オーストラリア)、イスラエル大使館、カタルーニャ文化普及コンソーシアム(カタロニア、スペイン)
 
●その他
 
社団法人企業メセナ協議会、シアターアーツ(晩成書房)、映像集団・鑪(タタラ)、舞台芸術環境フォーラム
 
※この分類は便宜上のものです。


「芸術見本市」概要
 
[会期]2月25日~27日
[会場]東京国際フォーラム
[主催]国際交流基金、社団法人全国公立文化施設協会、財団法人地域創造、社団法人日本芸能実演家団体協議会
[後援]東京ときめきフェスタ実行委員会、財団法人東京国際交流財団
[参加方法]見本市の全会場に入場できるビジター入場券を発行(事前申込制、定員制の催事もございますのでご了承ください)。
[参加費]3日間通し券/12,000円、1日券/5,000円
 
★東京国際フォーラムへのアクセス
 
◎JR
有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩7分(京葉線東京駅と地下1階コンコースにて連絡)
 
◎地下鉄
有楽町線 有楽町駅と地下1階コンコースにて連絡
日比谷線 銀座駅より徒歩5分 日比谷駅より徒歩9分
千代田線 二重橋前駅より徒歩5分 日比谷駅より徒歩9分
丸の内線 銀座駅より徒歩5分
銀座線 銀座駅より徒歩5分 京橋駅より徒歩5分
三田線 日比谷駅より徒歩7分
 
●芸術見本市に関する問い合わせ
 
芸術見本市事務局 
Tel.03-3423-6235 Fax.03-3423-6984
 
●地域創造主催セミナーに関する問い合わせ
 
地域創造芸術環境部 研修交流担当 田島・杉田 
Tel.03-5573-4068・4069  Fax.03-5573-4060
 
●地域創造主催シンポジウムに関する問い合わせ
 
地域創造芸術環境部 調査担当 加川
Tel.03-5573-4066 Fax.03-5573-4060
 
●国際交流基金主催セミナーに関する問い合わせ
 
芸術見本市事務局 Tel.03-3423-6235
国際交流基金芸術交流部公演課 
Tel.03-5562-3530
 
●芸団協主催セミナーに関する問い合わせ
 
芸団協・芸能文化情報センター 
Tel.03-3567-8748

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