一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

近 畿

 

●リュートプラザ(滋賀県びわ町)

 

〒526-0108 東浅井郡びわ町難波505
Tel. 0749-72-5257 [担当]尾崎耕介
99年8月1日オープン
町庁舎西側に建てられた文化学習センターと図書館からなる複合施設。リュートとは楽器の“琵琶”を町名の“びわ”にかけたもの。ホールは地元の人形浄瑠璃「冨田(とんだ)人形」公演のために、客席勾配・方向の設計をはじめ舞台中央部の船底舞台、義太夫台、大臣囲いの設備を整備した多目的なプロセニアム型。昨年秋に開催した「冨田人形共遊団」による人形フェスティバルを、来年度は年4回に拡大して10種類以上の演目を紹介する予定。地元劇団「夢幻塾」ほか地元文化団体との積極的な交流やボランティアのホールサポーター15名の採用など、地域に開かれたホール運営に努める。

 

[オープニング事業]琵琶の世界(3月5日)
[施設概要]ホール(300席)、リハーサル室、視聴覚室、サークル活動室2、会議室、郷土歴史文化室
[設置・運営者]びわ町
[設計者]大村建築設計事務所

 

●大正地区文化交流プラザ(大阪市)

 

〒551-0011 大阪市大正区小林東3-3-25
Tel. 06-6552-9713 [担当]山田穗
99年11月11日オープン
大正地区復興土地区画整理事業により区中心部に建設された複合施設。ホール、スポーツセンター、屋内プールの合築で、施設全体の愛称が「アゼリア大正」。ホールは昇降ステージを備えた円形の平土間式で、自由なレイアウトにより各種ジャンルに対応。4部屋あるスタジオは演奏・録音機材を全室備え、通常22時、金・土曜日と祝前日は24時まで利用できる。オープニングでは、ホールを1日無料開放して地元音楽愛好者などの30組がステージ体験を楽しんだ。地域に親しまれる施設を目指して、春休みには子ども向けのアニメ映画やマジックショーの開催を予定。

 

[オープニング事業]アゼリア大正オープニングイベント(99年11月11日)
[施設概要]アゼリア大正ホール(300席)、アゼリアスタジオ4、会議室
[設置者]大阪市
[運営者]財団法人大阪市都市整備協会
[設計者]大建設計

 

中国・四国

 

●土庄町総合会館(フレトピアホール)(香川県土庄町)

 

〒761-4106 小豆郡土庄町(とのしょうちょう)甲267-78
Tel. 0879-62-7077 [担当]蓮池幹生
99年12月11日オープン
町中心街の海辺に建設された複合施設。愛称“フレトピア”はフレトウム(海峡)とユートピア(理想郷)の合成語。大ホールはスポーツ、芸術文化、集会など多目的に利用可能な2階席をもつアリーナ形式。平土間式の小ホールは地元文化団体の発表やスポーツなどに利用する。今後、小豆島内外の住民に広く開放し、広域的な交流の場として活用する。

 

[オープニング事業]土庄町町民文化展(3月25日、26日)
[施設概要]大ホール(2000席)、小ホール(200席)、会議室2
[設置・運営者]土庄町
[設計者]タカネ設計

 

九州・沖縄

 

●読谷村文化センター(沖縄県読谷村)

 

〒904-0301 中頭郡読谷村(なかがみぐんよみたんそん)字座喜味2901
Tel. 098-982-9292 [担当]長浜真勇
99年10月1日オープン
読谷飛行場転用基本計画に基づき村庁舎隣に建設された複合施設。「鳳ホール」と公民館機能を備えた「ふれあい交流館」が入る。沖縄独特の赤瓦屋根が特徴。鳳ホールは琉球芸能をはじめ音楽、演劇、講演などに利用可能なプロセニアム型。ふれあい交流館の中ホールは村民の各種文化活動に気軽に利用してもらう。こけら落とし記念事業では、子どもから大人までの村民が制作・出演する読谷村民芸術劇場、創作歌舞劇『大北(うふにし)』を開催し、演劇づくりを通じて幅広い交流を行う。

 

[オープニング事業]創作オペラ『ゆしやつぃる』(3月25日、26日)
[施設概要]鳳ホール(706席)、リハーサル室、中ホール(252席)、和室2、調理室、工作室、団体室、視聴覚室、講座室3
[設置・運営者]読谷村
[設計者]国建

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