一般社団法人 地域創造

フェスティバルカレンダー

音 楽

●札幌市 8月9日

 

2002年 さっぽろ旭山音楽祭

 

札幌の街を一望する旭山記念公園を舞台に、市民の大合唱団とソリストによる野外コンサートや花火を楽しむ毎年恒例の音楽祭。今回で15回目。
[出演]河地良智(指揮)、マルタ(サックス)、さっぽろ旭山音楽祭合唱団ほか
[会場]旭山記念公園
[お問い合わせ]さっぽろ旭山うた祭りの会 Tel. 011-561-9693

●札幌市 7月6日~27日

 

パシフィック・ミュージック・フェスティバル2002

 

20世紀を代表する音楽家、故レナード・バーンスタインの提唱で創設された世界の若手音楽家の育成を目的とした国際教育音楽祭。 著名な音楽家の指導による教育プログラム「PMFアカデミー」のほか、東京や横浜など道内外で計48公演を予定。 小中高校の音楽教師、各種音楽学校の講師らを対象とした教育セミナーなど多彩なプログラム。
[出演]シャルル・デュトワ(芸術監督)、ペーター・シュミードル(首席教授兼芸術主幹)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、NHK交響楽団ほか
[会場] 札幌芸術の森、札幌コンサートホールkitara、サントリーホール(東京)、横浜みなとみらいホールほか 
[お問い合わせ]PMF組織委員会 Tel. 011-520-2222

●札幌市 8月6日~10日

 

札幌古楽の夏音楽祭2002

 

チェンバロ、リコーダーなどの古楽器と声楽のセミナーとコンサート。常設コース、上級者特別コース、古楽器に初めてふれる人を対象にした初心者体験コースを設定。
[出演]バルトルド・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、宇田川貞夫(声楽)、渡邊順生(チェンバロ)ほか
[会場・お問い合わせ]札幌コンサートホールkitara Tel. 011-520-2000

●北海道倶知安町 8月3日、4日

 

くっちゃんJAZZフェスティバル 2002

 

国内外から一流ミュージシャンが参加。92年より米国のモントレー・ジャズ・フェスティバルと提携、カリフォルニア州のMJFハイスクール・オールスタービッグバンドのホームステイを行うなど国際交流が特色。
[出演]中村健吾、寺井尚子、マイク・スターンほか
[会場]倶知安町くとさんパーク野外特設ステージ
[お問い合わせ]くっちゃんJAZZフェスティバル実行委員会 Tel. 0136-23-0201

●北海道女満別町 8月2日~4日

 

2002北海道女満別町オホーツク国際音楽セミナー

 

アマチュアを対象としたクラシック音楽セミナー。指揮者や音楽教育者などを対象とした小林研一郎の「指揮法講座」をはじめ、チェコ・フィル首席奏者、日本フィル楽団員らによるクリニック、出前コンサートなどを行う。そのほか今年は20回記念として講師陣が共演するメモリアルコンサートを開催。
[会場]女満別町青少年教育文化会館ほか
[お問い合わせ]女満別町教育委員会生涯学習課 Tel. 01527-4-2111

●青森県南郷村 7月20日

 

南郷サマージャズフェスティバル2002

 

国内外の一流ミュージシャンが参加する、恒例の野外ジャズフェスティバル。前日には「ジャズの館 南郷」でファンとの交流会を開催。
[出演]Akiko Grace、小沼ようすけ、akiko、エディ・ヒギンズほか
[会場]カッコーの森エコーランド
[お問い合わせ]南郷ジャズフェスティバル実行委員会 Tel. 0178-82-2113

●山形県白鷹町 8月4日

 

アジア国際音楽祭 in しらたか2002

 

アジア各国のアーティストを招き、音楽や文化を通して地域住民との交流を図る音楽祭。前回より隔年で開催され、今年で9回目。音楽祭スーパーバイザーとして小室等、近藤房之助が参加。
[会場]白鷹町営スキー場野外特設ステージ
[お問い合わせ]アジア国際音楽祭 in しらたか2002実行委員会 Tel. 0238-86-0001

●群馬県草津町 8月16日~31日

 

第23回 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

 

世界的な音楽家を講師に迎えて開催される音楽アカデミー。今年は「音楽都市、パリとウィーン」をテーマに、例年参加しているウィーン・フィルのトップメンバーに加え、フランスのアーティストも参加。レッスン、講師によるコンサートのほか、今年ホールに導入されたイタリア製室内楽用オルガンのお披露目コンサートも実施。
[出演]エルンスト・ヘフリガー(テノール)、フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)ほか
[会場]草津音楽の森国際コンサートホール
[お問い合わせ]草津夏期国際音楽アカデミー Tel. 03-5790-5561

●東京都 7月2日~27日

 

第18回〈東京の夏〉音楽祭2002「音楽と文学」

 

毎年テーマを変えて約3週間にわたって繰り広げられる国際音楽祭。今年は、19世紀ロマン主義におけるベルリオーズの音楽創作、文豪プルーストの音楽への憧憬など、“音楽と文学”をテーマに、コンサート、詩の朗読、レクチャー、シンポジウムなど多彩なプログラムを展開。
[出演]小澤征爾(指揮)、ゲンナジ・アイギ(詩人)、ソフィア・グバイドゥーリナ(作曲家)、江守徹ほか
[会場]サントリーホール、草月ホール、紀尾井ホール、ドイツ文化会館ホールほか都内各会場
[お問い合わせ]アリオン音楽財団 Tel. 03-3400-5052

●新潟県 8月23日~28日

 

新潟アジア文化祭(NAC)2002

 

アジアとの交流を通じ、新潟の文化の創造・発信を目的に2年に1度行われ、今年で5回目。「ファンタスティックステージ」では各国から招へいした民族芸能団と日本の芸能団が共演、「ミュージックセッション」ではアジアの若者が1週間のリハーサルキャンプを経て混声合唱団を結成し、県内各会場(中条町、長岡市、頚城村)の地元合唱団とのジョイントコンサートを行う。29日には東京・カザルスホールでも公演。
[会場]新潟テルサ、小出郷文化会館、新井総合文化ホールほか
[お問い合わせ]新潟アジア文化祭実行委員会事務局 Tel. 025-280-5139

●新潟県小出町 7月21日

 

響きの森芸術祭

 

国内のトップジャズ奏者による野外コンサート「響きの森JAZZフェスティバル」を中心に、絵馬づくりやバックステージツアーなど、終日会場内でさまざまなイベントを展開。関連事業として7月2日、3日に地域の小中学校で「訪問JAZZコンサート」を実施。
[出演]ジョージ川口、阿川泰子、山本剛、金子健、岡安芳明ほか
[会場]響きの森公園
[お問い合わせ]小出郷文化会館 Tel. 02579-2-8811

●富山県福野町 8月23日~25日

 

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2002

 

ワールドミュージックのコンサートを中心に開催される毎夏恒例のフェスティバル。今年は、韓国の打楽器グループ「PURI(プリ)」のリーダー、ウォン・イルが滞在、伝統的な太鼓チャンゴ(両面太鼓)の長期ワークショップを開催するほか、市民楽団スキヤキ・スティール・オーケストラ用に楽曲を書き下ろし、オーケストラと共に発表する。
[出演]ロキア・トラオレ(マリ)、マハラジャ(インド)、PURI(韓国)ほか
[会場]円形劇場ヘリオスほか
[お問い合わせ]スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会 Tel. 0763-22-1125

●石川県金沢市 8月17日~29日

 

2002いしかわミュージックアカデミー

 

国内外の一流アーティストを招き、プロを目指す若い演奏家を対象にヴァイオリン、チェロ、ピアノのマスタークラスを中心としたクリニックを開催。ほかに地域の演奏家を対象にした基礎クラスも開講。修了生の発表会、講師陣によるコンサートが行われるほか、今年は5周年を記念し、29日に東京・紀尾井ホールでガラコンサートを開催。
[出演]原田幸一郎、ザハール・ブロン、オーケストラ・アンサンブル金沢ほか
[会場]石川県立音楽堂ほか
[お問い合わせ]いしかわミュージックアカデミー実行委員会 Tel. 076-223-9116

●石川県七尾市 7月25日~30日

 

モントレージャズフェスティバル イン 能登 2002

 

七尾市と姉妹都市である米国モントレーとの交流から生まれたフェスティバル。今回で14回目。ジャズの本場モントレーからMJFハイスクール・オールスター・ビッグバンドが参加。ホームステイ、県内中高校生との音楽交流を行う。
[出演]Monday満ちる、本田俊之、TOKU、CHIKAほか
[会場]和倉温泉シーサイドパークほか
[お問い合わせ]モントレージャズフェスティバル イン 能登2002実行委員会事務局 Tel. 0767-62-1555

●山梨県都留市 8月16日~20日

 

第17回都留音楽祭

 

日本最初の古楽音楽祭。個人レッスン、ワークショップ、最終日の受講生コンサートを目指したアンサンブルレッスンなどのセミナーあり。講師陣による各種コンサート、古楽コンクール入賞者コンサートも開催。
[出演]有村祐輔(音楽監督)、吉沢実(リコーダー)ほか
[会場]都留市文化ホール(うぐいすホール)ほか
[お問い合わせ]都留音楽祭実行委員会事務局 Tel. 0554-43-1515

●長野県松本市 8月24日~9月12日

 

サイトウ・キネン・フェスティバル松本

 

11回目を迎える小澤征爾が音楽監督を務める毎年恒例のクラシック音楽祭。今年のオペラはブリテン『ピーター・グライムズ』、オーケストラ・コンサートはベートーヴェン『交響曲第9番』とR・シュトラウス『交響詩ドン・キホーテ』ほか。1000人の合唱団とサイトウ・キネン・オーケストラが共演する「ふれあいオーケストラ・コンサート」などの市民交流事業も充実。
[出演]ムスティスラフ・ロストロポーヴィチほか
[会場]長野県松本文化会館、ザ・ハーモニーホール、松本市総合体育館
[お問い合わせ]サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会 Tel. 0263-39-0001

●長野県飯田市、東京都 8月13日~22日

 

第14回アフィニス夏の音楽祭

 

国内のプロオーケストラ団員に研鑽と相互啓発の機会を提供する公開セミナー&コンサート。ドイツで活躍中の演奏家を中心に、国内外から講師を招請。講師と参加者による発表演奏会のほか、小中学生のためのコンサート「あいうえ音楽館」や身近な場所で気軽に音楽を楽しむ「くつろぎコンサート」なども行われる。
[出演]四方恭子(音楽監督)、ヴァルター・フォルヒャート(指揮/ヴァイオリン)ほか
[会場]飯田文化会館、JTアートホール アフィニス(東京)ほか
[お問い合わせ]アフィニス文化財団 Tel. 03-3431-4211

●長野県木曽福島町 8月22日~25日

 

第28回木曽音楽祭

 

地元のクラシック愛好家を中心としたボランティアが運営する手づくりのクラシック音楽祭。国内25人の一流アーティストが出演、「自然と音楽の調和」をメインテーマに4つの室内楽コンサートを開催。
[出演]山本正治(音楽監督/クラリネット)、漆原啓子(ヴァイオリン)ほか
[会場]木曽文化公園文化ホールほか
[お問い合わせ]木曽音楽祭実行委員会事務局 Tel. 0264-21-1222

●岐阜県明宝村 7月27日

 

第13回めいほう高原音楽祭

 

国内外のジャズミュージシャンを迎えて開催する、毎年恒例の野外ジャズイベント。多くの村民がボランティアで運営に携わっている。
[出演]Keiko Lee、綾戸智絵、寺井尚子、高中正義、後藤次利ほか 
[会場]めいほう高原野外音楽堂「ソノラシアター」
[お問い合わせ]明宝村観光協会 Tel. 0575-87-2844

●静岡県浜松市 8月8日~17日

 

イーストマン音楽学校夏季セミナー2002 in 浜松

 

全米有数の音楽院、イーストマン音楽学校の教授7人による公開セミナー。国内外で選抜された受講生がピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどの個人レッスンを受ける。受講生による演奏会、浜松市民対象の無料レッスンのほか、無料公開イベントとして教授陣による日米音楽文化についてのパネルディスカッション、管楽器ワークショップ、市内中高生吹奏楽団を対象としたバンドクリニックを実施。
[会場]アクトシティ浜松研修交流センターほか
[お問い合わせ]浜松市アクトシティ音楽院 Tel. 053-451-1150

●京都府南山城村 7月27日、28日

 

第10回木津川やまなみ国際音楽祭

 

海外ソリストと国内外のアーティストが集まって開催するクラシック音楽祭。オーケストラによる『第九』を披露。
[出演]金昌国(音楽監督/指揮)、河野正孝(オーボエ)ほか
[会場・お問い合わせ]南山城村文化会館やまなみホール Tel. 07439-3-0560

●京都市 8月16日、18日

 

大文字国際交流音楽祭2002

 

京都の夏の風物詩大文字「五山の送り火」とともに開かれる音楽祭。今回は第1部に中南米(メキシコ、アルゼンチン、グァテマラなど)の作曲家の隠れた名作を、第2部はストラヴィンスキー『兵士の物語』を京風にアレンジして披露。
[出演]若林暢(音楽監督/ヴァイオリン)、アルバート・ロト(ピアノ)ほか
[会場]京都コンサートホール
[お問い合わせ]大文字国際交流音楽祭実行委員会 Tel. 075-491-5971

●大阪市(8月2日、3日)、東京都中央区(19日~21日)

 

日本の音フェスティバル2002

 

さまざまな角度から邦楽を楽しむフェスティバル。昨年に引き続いての開催で、今年は大阪と東京で行われる。各ジャンルのプロ演奏家がそれぞれ30分ずつ演奏を行う“ストリート・ライブ”をはじめ、邦楽体験や楽器づくりワークショップ、和楽器の展示など多彩なプログラムにすべて無料で参加できる。
[出演]国本武春(浪曲)、茂山千之丞(狂言)、伊藤多喜雄(民謡)ほか
[会場]グランキューブ大阪、東京国際フォーラム
[お問い合わせ]JASRAC文化事業部 Tel. 03-3481-2100

●大阪府門真市 7月29日

 

2002国際合唱フェスティバル in KADOMA

 

毎夏恒例の合唱祭。今年は韓国、ブルガリアから合唱団を招き、市内で活動している合唱団と共演。
[出演]仁川女性文化センター合唱団(韓国)、エンジェル・マノロブ(ブルガリア)ほか
[会場]門真市民文化会館ルミエールホール
[お問い合わせ](財)門真市文化振興事業団 Tel. 06-6908-5300

●大阪府河内長野市 8月24日、25日、9月1日

 

かわちながの世界民族音楽祭

 

ルーツ・ミュージックに根ざした活動で国際的な人気を獲得しているアーティスト、グループのコンサート。民族楽器・料理のワークショップ、アーティストとの交流会なども実施。
[出演]ロキア・トラオレ(マリ)、アルタン(アイルランド)、倭太鼓飛龍&グループ黎明(日本・韓国)
[会場]河内長野市立文化会館ラブリーホール
[お問い合わせ]財団法人河内長野市文化振興財団 Tel. 0721-56-6100

●鳥取県日南町 8月30日~9月1日

 

ミュージックキャンプ in 日南2002

 

クラリネット奏者北村英治や北野タダオとアロージャズオーケストラのメンバーを講師に迎えて行うジャズのクリニック。今回で8回目。レッスンはもちろん、講師と受講生によるジョイントコンサート、講師を囲んでのバーベキュー大会なども行われる。
[会場・お問い合わせ]日南町総合文化センター Tel. 0859-77-1111

●岡山県上齋原村 8月5日~13日

 

第9回上齋原ピアニストキャンプ

 

音楽学校への進学希望者、現役学生およびプロのピアニストを対象とした滞在型のセミナー。レッスンはすべて公開され、聴講生としての参加も可能。最終日に受講生によるコンサートを行うほか、地元住民、講師を交えた親睦イベントも。
[出演]ウィリアム・ランソム(米国エモリー大学音楽学部ピアノ科教授)、渡邊康雄(くらしき作陽大学音楽学部教授)ほか
[会場]上齋原文化センター
[お問い合わせ]上齋原ピアニストキャンプ事務局 Tel. 0868-44-2221

●山口県岩国市 8月28日~9月1日

 

第2回岩国ミュージック・キャンプ

 

講師に佐渡裕とシエナ・ウインド・オーケストラのメンバーを迎え、山口県内在住の小中高・大学生を対象に、フルート、クラリネット、サックス、トランペット、トロンボーン、打楽器など11部門でミュージック・クリニックを開催。レッスンやオーケストラのリハーサルなどを聴講できるコースもある。
[会場・お問い合わせ]シンフォニア岩国 Tel. 0827-29-1600

●愛媛県双海町 8月14日

 

第7回夕焼け音楽祭「FUTAMI・ミュージック・フェスティバル」

 

県内外のアマチュアミュージシャンを対象に、夕日をモチーフにした曲を公募。この音楽祭で選出される優秀曲(3組)は、JR下灘駅にて毎年9月に行われる「夕焼けプラットホームコンサート」で演奏。
[会場]双海町シーサイド公園ほか
[お問い合わせ]双海町役場地域振興課 Tel. 089-986-1111

●大分県湯布院町 7月25日~28日

 

第28回ゆふいん音楽祭

 

夏の音楽祭としては最も古い歴史を誇る音楽祭。グレゴリオ聖歌、古楽、バロックのチェンバロなど、ルネッサンスの合唱曲、室内楽を中心に多彩なプログラムを用意。町民をはじめ多数のボランティアが制作に携わる。
[出演]河野文昭(音楽監督)、小林道夫(チェンバロ)ほか
[会場]湯布院町中央公民館ホールほか
[お問い合わせ]ゆふいん音楽祭事務局 Fax. 0977-84-5324、由布院観光総合事務所 Tel. 0977-85-4464

●鹿児島県 7月19日~8月4日

 

第23回霧島国際音楽祭・講習会

 

国内外の一流アーティストが参加、コンサートと講習会の2本立てで行われる音楽祭。コンサートシリーズは「シューベルトとウィーン」をメインテーマに、フルオーケストラ、室内楽、親子で楽しめる無料コンサートなど多彩なプログラムを用意。講習会は一部を除き公開レッスンとなっている。
[出演]堤剛(音楽監督/チェロ)、ゲルハルト・ボッセ(指揮/ヴァイオリン)ほか
[会場]霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」、鹿児島県文化センターほか
[お問い合わせ]財団法人ジェスク音楽文化振興会 Tel. 03-3499-4530

演 劇

●北海道函館市 7月19日~21日、26日~28日、8月4日、9日~11日

 

第15回市民創作「函館野外劇」

 

コシャマインの闘いや箱館戦争など、函館地方の歴史を題材とした創作野外劇。キャスト、制作スタッフ、事務局のすべてがボランティアで、毎回500人を超える市民が参加。
[会場]函館市特別史跡五稜郭跡野外劇特設会場
[お問い合わせ]市民創作「函館野外劇」の会事務局 Tel. 0138-56-8601

●千葉県富浦町 7月27日~8月18日

 

第14回富浦人形劇フェスティバル

 

今年で14回目。計28公演。目玉は16日に行われる三世桐竹勘十郎を襲名する吉田蓑太郎による文楽『日高川入相花王~渡し場の段』。今年は人形劇以外に、フラメンコのプログラムも。
[出演]劇団貝の火、オフィスやまいも、たかつ人形座ほか
[会場]富浦町公民館
[お問い合わせ]富浦町役場枇杷倶楽部 Tel. 0470-33-4611

●東京都 8月7日~18日

 

ダンスビエンナーレ TOKYO 2002

 

今年から行われる世界の先駆的なコンテンポラリーダンスの関係者が2年に1度集うダンスビエンナーレ。32年前に誕生したコンテンポラリーダンスの登竜門「バニョレ国際振付賞」(現セーヌサンドニ国際振付賞)をテーマに、「バニョレへの道」「バニョレからの道」と題した参加アーティストのパフォーマンスをはじめ、ダンスについての国際シンポジウムやワークショップ、子どものためのダンスワークショップなどを併せて開催。
[会場]青山劇場、青山円形劇場、こどもの城
[お問い合わせ]こどもの城劇場事業本部 Tel. 03-3797-5678

●東京都 8月9日~31日

 

JADE(ジャパン・アーツ・ダンス・イベント)2002

 

アジア各国のアーティストが出演するショーケース、日本の気鋭のダンスカンパニー公演をはじめ、土方巽の業績を振り返るシンポジウムや舞踏サミット、ダンサブルな映像作品の上映会など、さまざまな角度からダンスの現在を紹介する総合フェスティバル。
[会場]国立オリンピック記念青少年総合センターほか
[お問い合わせ]JADE事務局 Tel. 03-5728-2547

●横浜市 8月4日

 

日韓古典芸能祭2002

 

日韓の古典舞踊・音楽の名手による「日韓古典芸能祭」。横浜能楽堂が、韓国の国立芸術綜合学校世界種族舞踊研究所と共同で、一昨年から開催。8月下旬には、同じプログラムで韓国でも開催。また、8月2日、3日には、公演にも参加する奏者の金海淑を講師とする韓国伝統楽器ワークショップが市民グループによって計画されている。
[会場・お問い合わせ]横浜能楽堂 Tel. 045-263-3050

●富山県利賀村 8月7日~31日

 

利賀サマー・アーツ・プログラム2002

 

今年で3回目。メイン事業「利賀演出家コンクール」は、全国各地で活動する演出家を対象とし、課題戯曲5作品の演出を競うというもの。実際に作品を利賀で公開上演し、最優秀演出家を選出する。書類審査に合格した23作品が、第二次審査として12日~24日まで連日上演される。また、コンクール審査員を講師にした短期集中の教育プログラム「利賀演劇塾」も実施。そのほか、鈴木忠志演出『世界の果てからこんにちは』の野外公演、大学生創作ワークショップ、高校生夏期演劇講習なども開催予定。
[会場]富山県利賀芸術公園
[お問い合わせ]舞台芸術財団演劇人会議 Tel. 03-3951-4843

●長野県飯田市 8月1日~4日

 

いいだ人形劇フェスタ2002

 

人形劇のフェスティバル。今回のテーマは、「家族再発見ーこころの世界を共有しませんかー」。「家族」をテーマにした作品の特集公演や「家族」で観劇した作文を募集し、コンテストを行う。国内28劇団による39の有料公演のほか、市民との交流を図る地区公演、海外人形劇公演、伝統人形芝居など。
[会場]飯田文化会館ほか市内各所 
[お問い合わせ]いいだ人形劇フェスタ実行委員会 Tel. 0265-23-3552

●岡山県岡山市 7月19日~28日

 

犬島アーツフェスティバル

 

瀬戸内海に浮かぶ岡山市唯一の有人島、自然豊かな犬島(いぬじま)を舞台に行われる演劇とダンスの総合芸術祭。劇団維新派が約1カ月間滞在し、銅精錬所跡を舞台に新作野外劇『カンカラ』を製作・上演するほか、岩下徹をはじめとする一流パフォーマーが集結する野外ダンス公演「ダンス・ヒート・アイランド」、演劇・ダンスの合宿ワークショップ、シンポジウムなどを開催。
[会場]岡山市犬島(銅精錬所跡、岡山市立犬島自然の家ほか)
[お問い合わせ]犬島アーツフェスティバル実行委員会事務局 Tel. 086-803-1054

●岡山県邑久町 8月23日~25日

 

喜之助フェスティバル2002邑久

 

糸操り人形師、竹田喜之助の業績を後世に伝承し、地域文化の発展に貢献することを目的に開催。プロ12劇団を含む20団体が参加するほか、今年は町制施行50周年を記念して中国・泉州市から糸操り人形劇団を招へいする。
[会場]邑久町立中央公民館ほか
[お問い合わせ]喜之助フェスティバル実行委員会事務局 Tel. 0869-22-2294

 

映 像

●東京都あきる野市 7月24日~28日

 

第18回あきる野映画祭

 

映画館のないあきる野市において、映像文化の普及と理解を深めてもらうことを目的に開催。最新の話題作、過去の名作などさまざまなジャンルの作品を上映。また、昨年まで行っていた8/16ミリ作品によるフィルムコンテストがハード面の事情により開催できなくなったため、今年は過去15回のグランプリ受賞作の中から選ばれた作品を特別上映し、観客の投票により「ゴールド・グランプリ」を決定する。
[会場]五日市会館、まほろばホール
[お問い合わせ]あきる野映画祭実行委員会事務局 Tel. 042-558-1893

●広島市 8月22日~26日

 

第9回広島国際アニメーションフェスティバル

 

2年に1度開催されるアジアで唯一の国際アニメーションフィルム協会公認のアニメーション映画祭。国際名誉会長は、フランスのニコール・サロモン。世界各国・地域から集まる1000を超える作品から優秀作品を選考するコンペティションや、映画『ウェストサイドストーリー』をはじめ多くの映画のタイトルバックを手がけたソウル・バスなど国内外有名作家の作品上映を行う。そのほか、プレゼンテーション、展示会、セミナー、ワークショップなど。
[会場]アステールプラザ
[お問い合わせ]広島国際アニメーションフェスティバル事務局 Tel. 082-245-0245

●山口県萩市 8月16日~18日

 

第9回HAGI世界映画芸術祭

 

毎年テーマに沿った作品に焦点を当てて贈る国際映画祭。今年はワールドカップ開催を踏まえ、日本、韓国、中国の話題作を企画上映。そのほか50~60年代の日本映画の名作、萩市出身の門田龍太郎監督を特集した特別上映を予定。
[上映作品]『GO』(2001年/日韓合作)、『ペパーミント・キャンディー』(1999年/韓国)ほか
[会場]萩市民館ほか
[お問い合わせ]HAGI世界映画芸術祭実行委員会事務局 Tel. 0838-26-6872

●福岡市 7月5日~14日

 

第16回福岡アジア映画祭2002

 

会社員、主婦、学生等による100人以上のボランティアが運営する映画祭。今年は韓国の最新ヒット作をはじめ、香港、中国、シンガポール、マレーシアのアジア映画、アジアを題材にした日本、ドイツ、アメリカの作品、アフガニスタンのドキュメンタリー作品など計11作品を上映。各国の映画監督もゲストとして来日。
[上映作品]『公共の敵』(2002年/韓国)、『よみがえれカレーズ』(1989年/日本・アフガニスタン)ほか
[会場]NTT夢天神ホール、福岡アジア美術館・あじびホール
[お問い合わせ]福岡アジア映画祭実行委員会 Tel. 092-733-0949

●大分県湯布院町 8月21日~25日

 

第27回湯布院映画祭

 

日本映画の老舗映画祭。今年は家族映画と丸根賛太郎監督作品を特集。前夜祭に行われる野外上映に続き、4日間で各日4~5本を上映予定。昨年他界した相米慎二監督に関するシンポジウムも開催される。
[会場]湯布院町中央公民館
[お問い合わせ]湯布院映画祭実行委員会 Tel. 097-532-2426

総合・その他

●北海道東川町 7月27日~9月15日

 

第18回東川町国際写真フェスティバル

 

国内外の優れた写真作品・作家を顕彰する「第18回東川賞」の授賞式と作品展を中心としたイベントを実施。7月27日~8月2日のメイン会期には授賞式のほか、受賞作家らによるフォーラムや、公募による野外写真展など。また同時に、全国の高校写真部を対象とした「写真甲子園」を開催。全国から選抜された14校が、大雪山国立公園を舞台に撮影を行い、公開審査で優勝を決める。
[会場]大雪山国立公園 天人峡温泉・旭岳温泉など東川町内一円
[お問い合わせ]東川町「写真の町」実行委員会 Tel. 0166-82-2111

●埼玉県川口市 8月3日、4日

 

川口国際文化交流フェスティバル2002

 

毎年海外からゲストを招いて行われる総合フェスティバル。今年は川口少年少女ミュージカル団がウェールズに招かれた際に合同公演を行ったミュージカル劇団「ジ・アンノウン・シアター・カンパニー」が来日、再び共演を果たす。
[会場]川口総合文化センター・リリア、リリアパーク(川口西公園)
[お問い合わせ](財)川口総合文化センター Tel. 048-258-2000

 

 

●世界からプロ・アマが参加「東京国際尺八サミット2002」

 流派やジャンルを超えて尺八演奏家・愛好家が集まる尺八のお祭り「東京国際尺八サミット2002」。これは、演奏家・横山勝也氏の呼びかけに海外の演奏家が賛同して始まったフェスティバルです。94年には岡山県美星町で「美星国際尺八音楽祭」が、98年にアメリカ・コロラド州で「ボルダー国際尺八音楽フェスティバル98」が開かれ、今後も4年ごとの開催を目指しています。
 今回は東京・江戸川区の2カ所の会場が舞台。8月9日、10日の東部フレンドホールでは、本曲、民謡、詩吟の各講習のほか、尺八づくり、参加者が持参した尺八の“鳴り”を鑑定する「尺八鑑定団」などのワークショップや、「第4回尺八新人王決定戦」など多彩なプログラムが行われます。さらに「地唄部屋」「虚無僧部屋」「春の海部屋」など、自由に参加して合奏を楽しむコーナーも。
「30年ほど前の尺八ブーム以降、演奏家やファンの年齢層が上がっています。若手の育成に力を入れ、ひとりでも多く尺八に興味をもつ人が増えるよう、気軽に楽しめる内容にしました」(実行委員・渡辺優氏)
 11日の11~18時は江戸川区総合区民ホールでコンサートを開催。100人以上の国際色豊かなプロ・アマによる演奏でフィナーレを飾ります。

東京都 8月9日~11日
[会場]東部フレンドホール、江戸川区総合区民ホール
[お問い合わせ]東京国際尺八サミット2002実行委員会 Tel. 03-3670-5510

 

●「ハーモニカの街あつぎ」で開催
第4回アジア太平洋ハーモニカ大会2002厚木

「ポケットに入るオーケストラ」といわれ、世界の人に愛されている楽器・ハーモニカ。その親しみやすさから、近年、市民交流、国際交流のツールとして注目を集めています。そんな中、1996年にアジア太平洋地域でスタートしたのが「アジア太平洋ハーモニカ大会」です。台北、ベタリング・ジャヤ市(マレーシア)、ソウルと持ち回りで2年に一度開催され、4回目の今年は、神奈川県厚木市での開催が決定しました。
 世界的なハーモニカ奏者、岩崎重昭氏が住む厚木市には、岩崎門下生が数多く活動し、愛好家も1000人を数えます。市では99年から「ハーモニカの街あつぎ」を提唱し、市文化会館で定例のコンサート、イベントを企画するなどバックアップしてきました。
 今回のプログラムは、アメリカ、イスラエル、フランスのトッププレーヤーによるガラ・コンサートや、コンテスト、ワークショップのほか、“出たがり屋のコンサート”と称して自由に参加できるオープン・マイク、“郷土芸能お国自慢コンサート”、韓国・北京・上海・台湾・香港などアジア各地域のハーモニカ奏者による国際親善コンサート、合唱や他の楽器とのセッションでハーモニカの新しい可能性を提示する大会最終日の“アジア大会さよならコンサート”など盛りだくさん。8月2日、3日には50万人の見物客で賑わう花火大会「あつぎ鮎まつり」との連動企画も実施される予定です。また、野外では交流テント村が設営され、ボランティアスタッフの運営で、大会を盛り上げます。
「みなさんにおなじみの複音ハーモニカから、クロマチック・ハーモニカ、若者に人気のテンホールズ(ブルース・ハープ)など、ひとくちにハーモニカといってもさまざまな種類があります。そうした魅力にふれることのできる絶好の機会です」(厚木市文化振興財団・井上允氏)

神奈川県厚木市 7月30日~8月4日
[会場・お問い合わせ]厚木市文化会館 Tel. 046-225-2588

 

●アジア8都市からの発信 アジア舞台芸術祭2002東京

 2001年10月に発足した「アジア大都市ネットワーク21」は、アジア地域の大都市が、新技術開発や産業振興、環境対策など共通の課題に取り組むため、共同して事業を行い、その成果をアジア地域の発展に繋げていこうという国際的なネットワークです。現在、12都市が参加しています。
 その共同事業のひとつとして「アジア舞台芸術祭2002東京」(第1回アジア舞台芸術祭)が、8月に開催されます。参加するのは北京、デリー、ハノイ、クアラルンプール、マニラ、ソウル、台北と、東京の8都市。「こうしたフェスティバルの場合、主催者側がアーティストを選定し招へいするというのが普通ですが、これは参加都市がそれぞれ推薦する団体や作品を、いわば“送り込んでくる”形。各都市が手を結び、共にアジア地域の舞台芸術を振興していこうという意義あるものです」(東京都生活文化局文化振興部・十河慎一氏)
 その内容は舞台公演のほか、セミナー、シンポジウム、参加団体がショートプログラムを実演するショーケース、舞台関係者のブース展示などを「芸術見本市」との共同開催として実施します。また、本場のアジアン・フードが楽しめる「アジアン屋台&大道芸」のコーナーもあり、芸術祭を盛り上げます。
 舞台公演では、人間と人形の競演で世界から注目されている李六乙の新作『偶人記』(北京)や呉興國がひとり十役を演じる『リア王』(台北)など、伝統と現代を融合させ、新たな表現に取り組んだ作品が多いのが特徴となっています。東京から参加する野村万之丞の『真伎楽』は、約1500年前に存在した幻の仮面芸能を、アジア各地の俳優や音楽家、芸術家との共演で現代によみがえらせるものです。
 アジアの芸術作品と情報、そして人が一堂に会するフェスティバル。アジアの文化をより身近に感じる機会になること請け合いです。

東京都 8月18日~23日
[会場]東京国際フォーラム、江戸東京博物館ホール、朝日生命ホールほか
[お問い合わせ]アジア舞台芸術祭/芸術見本市実行委員会 Tel. 03-5333-8577

 

 

●現代美術が帯広競馬場に出現 とかち国際現代アート展「デメーテル」

 

 「初めて帯広競馬場を訪れたときから、その不思議な“不在感”に惹かれてきました。ここはソリを挽いた馬が障害の設けられたコースを走る、北海道特有の『ばんえい競馬』が冬の間だけ開催される場所。そのときだけ町が立ち現われるのです。開拓地の面影を今に残しているこの場所とアーティストが出会って、ここでしか成立しえない作品を創る。人々はそれに触れ、これまで気がつかなかった土地の魅力を知る。それがこの『デメーテル』の提案です」(総合ディレクターを務めるP3 art and envirnmentの芹沢高志氏)
 帯広市と帯広商工会議所、十勝毎日新聞社、とかち国際現代アート展実行委員会が、帯広市開拓120年、帯広商工会議所創立80周年を記念して開催する、とかち国際現代アート展「デメーテル」。“デメーテル”とは農業と豊穣、子育てを象徴するギリシア神話の女神の名前。十勝平野の豊かな土壌を表す名称です。
 蔡國強、インゴ・ギュンター、キム・スージャ、川俣正、オノ・ヨーコら世界的に活躍するアーティストが、帯広を訪れ、地域との交流を進めながら作品を構想し、制作していきます。例えば参加アーティストのひとり、岩井成昭が発表するのは、今年1月末から1カ月間帯広に滞在し、十勝の人々にインタビューしながら構想したインスタレーション「雪のウポポ」(ウポポはアイヌの祭りに歌われる輪唱の一種)です。
 またメイン会場(帯広競馬場)内には、市民、アーティスト、観客の交流の場として「デメーテル・カフェ」や「ニアルカフェ」がnIALL Project/中村政人、岸健太、田中陽明のメンバーによって設けられ、それぞれが緩やかに相互作用します。
 そのほか十勝の特産品が並ぶショッピングゾーン、十勝をはじめ北海道内のアート情報を紹介する「デメーテル的観光案内」など、さまざまなイベントが開かれるイベント・ゾーンも。さらに帯広市中心部でのCITY PROJECTや緑ヶ丘公園での「とかち環境アート2002」など、連携・連動・関連企画が予定されています。

北海道帯広市 7月13日~9月23日(無休)
[会場]帯広競馬場、帯広駅周辺ほか
[お問い合わせ]デメーテル事務局 Tel. 0155-38-3802

 

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