一般社団法人 地域創造

平成19年度「JAFRAアワード(総務大臣賞)」表彰式報告

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写真:表彰式の様子
左:二之湯智総務大臣政務官から表彰を受ける浦野清富士見市長
右:出席者記念撮影

●平成19年度JAFRAアワード(総務大臣賞)表彰式

 「JAFRAアワード」は、平成16(2004)年度に財団法人地域創造設立10周年を記念して創設された総務大臣賞です。この賞は、地域における文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰するもので、これまでに25館が表彰され、その活動は広く全国に紹介されています。
  「平成19(2007)年度JAFRAアワード(総務大臣賞)」には、全国から8館が選ばれ、1月15日、東京・グランドアーク半蔵門において、二之湯智総務大臣政務官、瀧野欣彌総務事務次官ご臨席のもとの表彰式が行われました。
  はじめに主催者の財団法人地域創造理事長の林省吾より、受賞者への祝辞として、「今回受賞された施設は、住民参加やアウトリーチ、芸術監督制などの手法を積極的に取り入れ、地域の特徴を活かした事業を継続的に実施されているところばかりです。これを契機に、感動と活力のある地域づくりのために、ますますご活躍いただければと思います」との挨拶がありました。
  二之湯智総務大臣政務官からは、「地域が元気になるためには、地域の文化、自然、伝統等を大事にした“夢のある”政策を打ち出していくことが重要です。現在、政府におきましては、地域を活性化する施策を積極的に展開しており、総務省としても「地域の元気が日本の力」を基本理念に、地方の再生に全力で取り組んでおります。魅力ある地方の創出を一層推進するため、地方の発想を大切にした特色ある地域再生への取り組みや地域の伝統芸能文化の振興、地域における人づくりなどに積極的な支援をしてまいります」とのお言葉をいただきました。
  表彰状・記念の盾の授与の後、受賞施設を代表し、浦野清富士見市長が、「こうした受賞も多くの地域住民のみなさまの支援があってこそだと感謝しております。これからも公立文化施設が地域住民の出会いの場となり、まちづくりに貢献できるよう推進してまいりたいと思います」とお礼の言葉を述べられました。
  映像による受賞施設紹介の後、審査委員長の扇田昭彦氏より「人口が多くなくても、予算規模が大きくなくても、難問をクリアーして、工夫しながら地域の特色を活かした事業を行っている施設を選考しました。これからも公立文化施設のモデルとしてより一層の活躍をされることを期待しています」という総評をいただきました。
  その後、記念撮影、交流会が行われ、新春に相応しい希望に満ちた一日となりました。受賞施設の皆様には、改めて心よりお祝い申し上げるとともに、今後のさらなる活躍を期待しております。

 

●平成19(2007)年度JAFRAアワード(総務大臣賞)受賞施設
◎仙南芸術文化センター(えずこホール)/宮城県仙南地域広域行政事務組合
◎富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ/埼玉県富士見市
◎江東公会堂(ティアラこうとう)/東京都江東区
◎河口湖ステラシアター/山梨県富士河口湖町
◎多治見市文化会館/岐阜県多治見市
◎幸田町民会館/愛知県幸田町
◎朝来市文化会館(和田山ジュピターホール)/兵庫県朝来市
◎熊本市現代美術館/熊本県熊本市

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