一般社団法人 地域創造

「市町村立美術館活性化事業」平成26年度開催事業 参加館募集

 平成26年度市町村立美術館活性化事業では、「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵作品による 猪熊弦一郎展(仮称)」を実施します。

 猪熊弦一郎(1902~1993)は香川県に生まれ、東京美術学校西洋画科で藤島武二に学びました。帝展で2回特選となるなど早くから活躍し、36年には小磯良平らと新制作派協会を設立して発表の場を移します。38年に渡仏した際には、アンリ・マティスとの出会いや多くの名作にふれる機会を得て、人物を中心にさまざまな表現を試みます。さらに55年の渡米後は、幾何学的な要素で構成された、抽象的でサイズも大きな作品を多数制作しました。晩年には、顔や動物などの形を使った、具象でも抽象でもない、独特の絵画表現に到達します。

 絵画作品の追求の一方、猪熊は壁画や緞帳(どんちょう)など公共空間での造形や、家具のデザイン、ポスター、挿絵、装丁など、多岐にわたる創作活動を展開します。特に、三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、上野駅の大壁画《自由》などは、今も多くの人々に愛されています。

 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は、作家本人より、所有していた作品と多数の関連資料の寄贈を受け、その全生涯にわたる作品を所蔵しています。参加される館には、同館の全面協力の下、平成26年度の共同巡回展開催に向け、25年度から2カ年にわたり主体的に展覧会づくりに取り組んでいただきます。特に今回は、参加館の学芸担当者が共同で企画立案する、新しい猪熊弦一郎展の開催に挑戦していただく予定です。

 地域創造は、準備年度の活動に対する100万円を上限とした経費負担や、開催年度の1,200万円を上限とした助成により、事業の実施を支援します。皆様の積極的な応募をお待ちしております。

募集締切:10月29日(月)

 

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●丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 猪熊弦一郎コレクションについて

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は、猪熊弦一郎本人からの寄贈により、油彩画やアクリル絵画、版画やスケッチなど初期から晩年の作品まで、約20,000点を収蔵しています。全生涯の作品が網羅されているとともに、2メートルを超すカンヴァスの大作から、紙に描かれた小ぶりの作品まで、会場に合わせて選択することができます。

 

●市町村立美術館活性化事業について

地域創造が提示する公立美術館コレクションを活用した展覧会について、市区町村の設置する美術館より参加館(4館程度)を募集。参加館で実行委員会を構成し、共同巡回展を実施します。また、展覧会開催の前年度から学芸担当者会議を行い、地域創造の派遣するアドバイザーの助言の下、企画の具体化や調査研究、分担での制作実務など、巡回展の準備を進めていきます。

 

◎助成等の支援措置
・準備年度(25年度):準備に係る対象経費について、事後の請求により100万円を上限として地域創造が負担。
・開催年度(26年度):共同巡回展開催に係る対象経費から入場料等収入を控除した額の3分の2以内について、1,200万円を上限として助成。(助成決定額の50%までの前金払い請求が可能)
※詳細は当財団ウェブサイト(下記)の「実施要綱」をご覧ください。

 

◎申し込み方法
当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「市町村立美術館活性化事業」より応募書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送にてお申し込みください。
http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/
※事業の参加に当たっては、平成25年度に開催される実行委員会・学芸担当者会議等への出席等にかかる経費についての予算措置が必要です。詳しくは担当までお問い合わせください。

 

◎問い合わせ
総務部 布施・藏満
Tel. 03-5573-4143
Fax. 03-5573-4070

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