一般社団法人 地域創造

アートミュージアムラボ参加者募集

 アートミュージアムラボは、公立美術館等の職員を対象とした少人数形式の実践的な研修です。グループディスカッションや体験型のセミナーを通して公立美術館の現状や今後のあり方について議論し、公立美術館を支える人材の相互交流の場となることを目指します。また、開催館が行う先進的事業の体験から、美術館を拠点とした地域交流型事業の新しい手法を学びます。

 今年度は、2013年3月6日から8日の3日間、静岡県立美術館を会場として、同館上席学芸員の泰井良氏をコーディネーターに迎えて開催します。

 今回のテーマは、公立美術館と地域の「連携」です。その考え方や実践方法などを第一線で活躍する講師から学び、具体的なプログラムの立案や文化政策の課題について参加者全員で考えていきます。

 さらに、静岡県立美術館が取り組む連携事業を実際に体験することで、「連携」の課題や可能性について考えを深めていきます。

 事例としては、静岡市内の民公を交えた施設を会場とした現代美術のプロジェクトや、静岡県立美術館が立地する谷田地区の文化施設6館による連携事業「ムセイオン静岡」の一環である、静岡県立美術館と静岡舞台芸術センターSPACの美術と演劇の共同事業などを予定しています。

 今年度の概要は以下のとおりです。詳細は、同封の募集要領をご参照ください。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

募集締切:12月14日(金)必着

 

◎概要

[日時]2013年3月6日(水)~8日(金)
[会場]静岡県立美術館
[コーディネーター]
泰井良(静岡県立美術館上席学芸員)
[対象者]
公立美術館等において、主に学芸業務を担当する職員の方
[定員]
15~20人
[内容]
公立美術館と地域の「連携」をテーマに、美術館同士や他の文化施設などと繋がる「機関連携」と、教育や福祉、観光などさまざまな分野と連携する「機能連携」について、具体的なプログラムの立案および文化政策の課題等を学びます。

 

◎静岡県立美術館について

 静岡県立美術館は県議会100年記念事業の一環として、1986年4月に設立された。「開かれた美術館」を目指し、企画展や収蔵品展はもとより、講演会、講座、シンポジウムなどを開催している。

 94年3月には新館としてロダン館がオープンした。ここでは、ロダンの《地獄の門》を中心とする32点の彫刻を明るい大空間を散策しながら鑑賞することができる。

 また2001年より、評価システムの検討を始め、第三者評価に先駆的に取り組んでいる。

 

●アートミュージアムラボ申し込み方法
当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「アートミュージアムラボ」より、募集要領と参加申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールまたはFAXにてお申し込みください。
http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/
[申し込み・問い合わせ]
芸術環境部 津田
総務部 藏滿
Tel. 03-5573-4093
kensyu@jafra.or.jp

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