一般社団法人 地域創造

平成24年度「地域創造大賞(総務大臣賞)」表彰式

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左:北村茂男総務大臣政務官から表彰を受ける井手紘一郎真庭市長
右:出席者記念撮影

 平成24年度「地域創造大賞(総務大臣賞)」の表彰式が、1月18日、東京・グランドアーク半蔵門において行われました。この賞は、地域創造設立10周年を記念して、地域における文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰する総務大臣賞として創設されたものです。これまでに65館が表彰され、その活動は広く全国に紹介されています。今年度は、レター1月号で発表したとおり全国から7施設の受賞が決定し、北村茂男総務大臣政務官ご臨席の下、表彰式が行われました。
  主催者である財団法人地域創造梶田信一郎理事長の挨拶に続いて、多彩な取り組みが行われている受賞施設の活動について映像による紹介が行われました。表彰状・楯の授与に併せて、北村政務官から新藤義孝総務大臣のお祝いの言葉とともに、「現政権では、地方を重視し、地域の再生を掲げておりますが、日本が元気になるためにも、それぞれの地域が元気になることが必要不可欠です。総務省といたしましても、更なる地域の活性化の観点から、地域の発想を大切にした伝統・芸術・文化の振興、人づくりなどに積極的な支援を行ってまいります」(政務官代読)との力強いエールが送られました。
  また、受賞施設を代表して、真庭市の井手紘一郎市長より「努力を積み重ねてきた市民、職員を評価していただき、大変励みになります。真庭市は、平成の大合併により9町村が合併して誕生しましたが、基礎自治体として地域の一体感を醸成していくのは並大抵なことではありませんでした。それを克服できたのは今日までの文化芸術活動によるところが大きく、中心となったのがエスパスセンターでした。市民の心の拠り所となった文化活動をこれからも大切にして、ふるさとの発展に繋げて参る所存です」と決意を込めた謝辞をいただきました。
  最後に、扇田昭彦審査委員長から、少ない予算で健闘されている小規模の市区町村の文化施設を重視しようという基本的な方針で審査に当たったことなど、選考の模様や各受賞施設についての講評が行われました。
  今回の賞は、受賞された施設のみならず、それらの施設を支え、文化・芸術による地域づくりに参加していただきました地域の皆様のご協力に対する感謝を込めて贈られるものです。心よりお祝い申し上げますとともに、今後のさらなるご活躍を期待しております。

 

●平成24(2012)年度地域創造大賞(総務大臣賞)受賞施設
◎札幌芸術の森(札幌市)
◎ひたちなか市文化会館(茨城県ひたちなか市)
◎飯田文化会館(長野県飯田市)
◎島根県芸術文化センター グラントワ(島根県)
◎真庭市久世エスパスセンター(岡山県真庭市)
◎とぎつカナリーホール(長崎県時津町)
◎三股町立文化会館(宮崎県三股町)

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