一般社団法人 地域創造

平成25年度「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」第2回全体研修会(アーティストプレゼン編)終了報告

 「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」の平成25・26年度登録アーティストによるプレゼンテーションを1月7日、8日に東京芸術劇場リハーサル室で開催しました。
  ダン活では、事業を実施する前に、事業に参加するホール職員を対象にした2回の研修会を実施しています。1回目は昨年11月13日、14日の入門編で、鈴木ユキオさんによるワークショップや講義を開催。2回目が今回のアーティストプレゼン編で、登録アーティスト7組によるプレゼンテーション(デモンストレーションとワークショップ)と、コーディネーターを交えた各館の企画づくりのための意見交換を行いました。
  今回初めて登録アーティストになったのは、田畑真希、矢内原美邦、山賀ざくろ、赤丸急上昇(赤松美智代+丸山陽子)の4組です。3歳からバレエを始めた田畑さんは、「高校時代にトウシューズで踊ることに疑問を感じ、演劇に転向しました。でも自分の声が嫌いで、言葉を媒介にすることが窮屈になり、ダイエットをきっかけにダンスを始めてすっかりはまってしまいました」と自己紹介。「笑いは力だ」と被り物をして体当たりのストリート系ダンスを披露し、手遊びを展開して身体の動きをつくるワークショップを行った赤丸急上昇、即興による身体の動きで会話をする山賀さんと、コンテンポラリーダンスらしいバラエティに富んだプレゼンテーションが続きました。
  また、ニブロールを率いて多くの海外公演を行い、受賞歴も豊富な実力派の矢内原さんは、越後妻有アートトリエンナーレで倉俣地区の集落の人たちとダンスづくりを行ったのをきっかけに、地域と教育に関わりたくなり、登録アーティストに応募したとのこと。ワークショップでは、好きな色・音・行動を具体的に3つずつ書き出し、それをアイデアの元にして参加者と共に身体の動きをつくっていきました。「発想はどこから生まれてくるのかというと、自分の好きなものからです。そのことを一緒に体験してほしいと思いました」(矢内原)。
  この2度にわたる全体研修会を踏まえて、平成25年度は8つの団体が地域性を活かしたダン活を実施する予定です。

 

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田畑真希さん(手前)のワークショップ

●平成25・26年度ダン活登録アーティスト
田畑真希、田村一行、矢内原美邦、山賀ざくろ、赤丸急上昇(赤松美智代+丸山陽子)、勝部ちこ+鹿島聖子、坂本公成+森裕子(Monochrome Circus)

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