●「市町村立美術館活性化事業OB館フォローアップ会議」が開催されました
「市町村立美術館活性化事業OB館フォローアップ会議」は、地域創造の企画提示で実施する「市町村立美術館活性化事業（市美活）」の参加経験館が、自主企画で巡回展を実施する「公立美術館巡回展支援事業（公美巡）」への申請を目指すため、企画の立案や参加館探しをサポートするものです。
事前に企画案を提出し認められた「企画提出館」、その企画への参加の呼びかけに応じた「企画協力館」のほか、「自主参加館」も募集します。また、先行する巡回展の事務局館を「先行事業報告館」として招聘し、各展の企画や運営における課題と解決策などを報告していただきます。
今回は、釧路市立美術館による「日本三巨星の現代書展（仮）」のプレゼンが実施され、アドバイザーや参加館との積極的な意見交換がされた後、引き続き学芸会議を開き、公美巡申請を目指して具体的な検討を行いました。また、平成23年度に開催した市美活「アンリ・ルソーと素朴な画家たち」展の笠岡市立竹喬美術館と、昨年度の当会議を経て公美巡に採択された、平成25年度開催の「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」の市立小樽美術館から、事務局館としての報告も行われました。
なお、本会議に併せ、地域創造から美活事業参加経験館へのヒアリングも実施しました。
地域創造では、市美活OB館による事業の継続や、参加年度を越えたネットワーク形成について、引き続きサポートできるよう取り組んでいきます。
●平成24年度市町村立美術館活性化事業OB館フォローアップ会議
［アドバイザー］志賀秀孝（府中市美術館学芸係長）、泰井良（静岡県立美術館上席学芸員）、知念理（大阪市立美術館主任学芸員）
［参加館］先行事業報告館：笠岡市立竹喬美術館、市立小樽美術館／企画提出館：釧路市立美術館／企画協力館：唐津市近代図書館／企画協力館・自主参加館：文化フォーラム春日井／ヒアリング館：笠岡市立竹喬美術館、市立小樽美術館、瀬戸市美術館、天童市美術館、宇都宮美術館
［問い合わせ］総務部 布施・蔵満
Tel. 03-5573-4143