一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/地域創造の助成事業地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。

新たな大規模アートフェスティバルがスタート
中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス

 房総半島の中央部に位置し、南部には緑豊かな里山が広がる自然に恵まれた千葉県市原市で、市制50周年を記念して、この春国際芸術祭が開催されます。総合ディレクターに瀬戸内国際芸術祭など多数の実績を持つ北川フラム氏を迎え、国内外から50組以上のアーティストを招聘。昨年8月にリニューアルオープンした市原湖畔美術館をはじめ、廃校となった小学校、市原市のシンボルである小湊鐵道、市内の駅や商店街などいたる所で作品展示やパフォーマンスが展開されます。  特に2013年春までに閉校した小学校では、教室に作品が設置されるだけでなく、気軽に参加できるワークショップやイベントなどを多数開催。「学校は地域コミュニティの大切なプラットホーム。廃校となっても、地元の方々の参加型企画やワークショップなど、アートを起爆剤に人々の新たな拠り所となってほしい」と市原市役所国際芸術祭推進室の酒巻達也さん。地域の特産品・菜の花を使った草木染めのワークショップや、食事と朗読による参加型パフォーマンス公演などのほか、移動する小湊鐵道の車両内では期間中の土・日・祝日の合計20日間で、アーティストの指輪ホテルが演劇作品を上演するなど、ユニークな企画が揃っています。  毎年観光客の目を楽しませる市原の菜の花が満開となるこの春、自然豊かな房総の地をさらに魅力的に見せてくれる52日間の祭典が始まりました。

 

千葉県市原市 3月21日~5月11日
[会場]市原市南部エリア(小湊鐵道上総牛久駅から養老渓谷一帯)
[問い合わせ]中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス実行委員会
Tel. 0436-50-1160
http://ichihara-artmix.jp

複合施設内の連携を模索
愛知県美術館「シャガール展」連携事業 愛知県芸術劇場「シャガールコンサート~パリ・オペラ座の天井画」

 美術館、劇場、文化情報センターなどを有する大規模な複合文化施設である愛知芸術文化センター。2014年4月1日より公益財団法人愛知県文化振興事業団が指定管理者となり、新たなスタートを切ります。その新体制の下、愛知県芸術劇場での企画の第1弾となるのが、愛知県美術館で開催される「シャガール展」(4月17日~6月8日)と連携させた3つの公演です。
 メインの「シャガールコンサート」では、シャガールによるパリ・オペラ座の天井画のモチーフとなったオペラやバレエの名曲を、オーケストラと合唱により披露。また出展作品である《ダフニスとクロエ》のバレエ音楽や、シャガールが舞台装置や衣装デザインを手掛けたオペラ『魔笛』の楽曲も組み込み、企画展にリンクしたプログラムとなっています。「1992年の開館時は、連携事業を積極的に行うことを目標としていましたが、ここ数年は施設同士の繋がりがほとんどない状態でした。しかし指定管理者制度に移行することもあり、再び複合文化施設としての利点と特徴を生かした企画に力を入れていきたいと思っています」と同事業団の大脇可子さん。
 このほかにも、シャガール展に寄せた新曲も発表する「KITO,Akira Brass Band! コンサート」(5月14日)、シャガール展の会場である美術館内で、作家の詩や自伝の朗読を楽しむ「語りと音で誘うシャガール」(5月17日)を開催。いずれも愛知にゆかりのアーティストが出演し、地域の文化にも密着しています。ジャンルも会場も横断し、1つの企画を何倍にも楽しめる連携事業が始まろうとしています。

 

名古屋市 4月23日
[会場]愛知県芸術劇場
[問い合わせ]愛知県文化振興事業団
Tel. 052-971-5609
http://www.aac.pref.aichi.jp/gekijyo/index.html

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