一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

データの見方
情報は所在地の北から順に掲載しています。●で表示してあるのはアーツセンターの所在地です。以下名称、住所、電話番号、公式サイトURLを記載しています。また、基礎データとして、設置者、運営者、ホール席数など施設概要を紹介しています。

●情報提供のお願い
地域創造では、地域の芸術環境づくりを積極的に推進するアーツセンター(ホール、美術館などの施設のほか、ソフトの運営主体も含みます)の情報を収集しています。特に、新規の計画やオープンなどのトピックスについては、この情報欄で掲載していく予定です。このページに掲載を希望する情報がございましたら、情報担当までご連絡ください。

●情報提供先
情報担当 宇野・小川
Fax. 03-5573-4060
Tel. 03-5573-4066
letter*jafra.or.jp(*を@に変えてご利用ください)

●東京都台東区

たなか舞台芸術スタジオ
〒111-0021 台東区日本堤2-25-4 たなか多目的センター2F
Tel. 03-5808-7327
http://tanaka-butaigeijutu.jp/

◎2015年4月1日オープン

台東区では初めての舞台芸術活動を支援する施設。同区内で実施する「したまち演劇祭in台東」に参加する団体から、区内で長期的に使える稽古場が少ないという声が挙がったのをきっかけに、旧田中小学校の2階部分を稽古場スペースとしてリニューアルしオープンした。
利用対象者は演劇・芸能・舞踊等の制作・発表を目的に活動する団体・個人で、最大60日まで連続して利用することができ、同区内での公演に向けた稽古等に使用する場合は使用料が50%減額される制度を取り入れている。無線LANを備えた制作室や備品は、稽古場を利用する団体はすべて無料で使うことが可能。
区内だけでなく近隣地域からの利用申請登録もあり、施設と利用者、また利用者同士の情報交換を活発化させており、文化支援拠点の活動に今後も期待がかかる。

[オープニング事業]演劇ワークショップ①「ミュージカルってなあに?」、②「ミュージカル体験講座~ミュージカルの創り方~」
[施設概要]大稽古場(128㎡)、小稽古場1・2(64㎡)、制作室(各20㎡)、交流サロン
[設置者]台東区
[管理・運営者]台東区

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●岐阜県多治見市

多治見市モザイクタイルミュージアム
〒507-0901 多治見市笠原町2082-5
Tel. 0572-43-5101
http://www.mosaictile-museum.jp/

◎2016年6月4日オープン

モザイクタイル発祥の地であり、全国一の生産量を誇る多治見市笠原町にオープンしたミュージアム。業界関係者が主体となり収蔵してきた膨大な資料を生かし、タイルにまつわる歴史や情報の展示のほか、文化・歴史・建築など幅広いテーマの企画展示を実施し、タイルを使った工作などを行える体験工房も併設されている。また、産業振興のためショールーム的なフロアが設けられ、企業が制作したパネル展示などにより最新のタイル情報を知ることができる。
4階建ての建物は粘土山を思わせる丸みを帯びた外観で、内部は2階から4階まで大階段で繋がり、登り窯のようなユニークな構造となっている。産官協働のミュージアムとして、業界のもつ技術、デザイン、商品開発の力によってさまざまなジャンルと連携しながら、地域の産業と産業文化を世界に発信することを目指す。

[オープニング事業]「Echoes Infini ty─永遠なる物語─大巻伸嗣」展
[施設概要]展示室3室(228.25~170.80㎡)、ギャラリースペース、体験工房ほか
[設置者]多治見市
[管理・運営者](一財)たじみ・笠原タイル館
[設計者]藤森、エイ・ケイ、エース設計共同体

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●兵庫県相生市

相生市文化会館 扶桑電通なぎさホール
〒678-0041 相生市相生6-1-1
Tel. 0791-23-7118
http://www.nagisa-aioi-hyogo.com/

◎2016年4月2日オープン

老朽化や耐震性の問題から相生市民会館の施設の建て替えを検討。「相(とも)に生きる市民がつどい文化と絆を築くまちづくりのステージ」を基本理念として、西に相生湾、三方になだらかな稜線をもつ山々と、豊かな自然に囲まれた立地を活かし、「相生湾に浮かぶ船」や「桟橋」をデザインに反映することで、造船を中心に栄えたまちの記憶の継承と未来の相生の創造など、新たなランドマーク、文化発信の拠点として誕生。
大ホールは市内唯一のホールとして多目的な用途に対応できるようプロセニアム形式を採用。室形状からこだわり、舞台の演奏者から客席に直接届く(直接)音、反射音(初期反射音)の強さ、時間的構成、到来方向などさまざまな要素をシミュレーションし、最も適した形状としている。開館以来、来場者へのアンケート調査など随時行っており、「企画委員」と呼ばれる市民委員と協議を重ね今後の施設運営の方針を検討していく。

[オープニング事業]宮川彬良指揮クラシックコンサート
[施設概要]大ホール(606席)、中ホール(311㎡)、小ホール(98㎡)、会議室、音楽スタジオほか
[設置・管理・運営者]相生市
[設計者](株)三弘建築事務所

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