一般社団法人 地域創造

「TPAM─国際舞台芸術ミーティング in 横浜2017」開催のお知らせ

 国内外の重要な劇場・フェスティバル・芸術文化団体から数百人の関係者が集い、公演や交流プログラムを通じて、舞台芸術の創造・普及・活性化のための情報を交換し、ネットワークを広げるプラットフォーム「TPAM(ティーパム)─国際舞台芸術ミーティング in 横浜」が2月に横浜市内各所で開催されます。
  参加者自身がテーマを設定して少人数(約10~30名)/30分のミーティングを主催できる交流プログラム「グループ・ミーティング」では、劇場やアーティスト団体、助成団体、公立文化機関の活動紹介だけでなく、関係者同士で共有したい課題など多様なテーマでミーティングが行われます(現在ホスト登録を受け付け中。締切:2017年1月20日)。また、ゲストを招いて舞台芸術と社会を繋ぐさまざまなトピックをテーマにしたシンポジウムやトークも実施します。
  公演プログラム「TPAMディレクション」では、日本、アジア、世界の舞台芸術の最新動向を体現し、共同製作やコラボレーション、地域コミュニティなどの問題に深く関わる13作品/プロジェクトが上演されます。カンヌ国際映画祭パルムドール賞をはじめ多くの受賞歴をもつ注目の映画作家・美術家、アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)が初めて取り組んだ舞台作品『フィーバー・ルーム』(日本初演)、平田オリザの代表作『東京ノート』を盗火劇団(台湾)とのコラボレーションで翻案、横浜美術館の展示空間で実施される『台北ノート』(世界初演)、東インドネシアの離島ジャイロロの伝統舞踊を地元の若い女性ダンサー5名と共に現代の視点で解釈した『BALABALA』(日本初演)などは見逃せません。
  その他、新人の作品から国際的に評価されるプロジェクトまで多様な公演が集まる公募プログラム「TPAMフリンジ」も開催。未だ見ぬ才能を発見するチャンスです。参加登録はウェブサイト(https://www.tpam.or.jp)からお申し込みください。

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左:TPAM in Yokohama 2016 TPAMコプロダクションピチェ・クランチェン(タイ)『Dancing with Death』
右:同ミーティング・プログラム 特別鼎談「新しい広場」としての劇場(スピーカー:姜尚中、平田オリザ、岡田利規) 撮影:前澤秀登

 

●TPAM-国際舞台芸術ミーティング in横浜 2017
[会期]2017年2月11日~19日
[主会場]KAAT神奈川芸術劇場、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、BankART Studio NYK、YCCヨコハマ創造都市センター、象の鼻テラス、Amazon Club
[主催]国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2017 実行委員会(国際交流基金アジアセンター、公益財団法人神奈川芸術文化財団、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、PARC-国際舞台芸術交流センター)
[助成]公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー、損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund)
[協力]BankART1929、特定非営利活動法人 YCC、象の鼻テラス
[後援]外務省、文化庁、神奈川県、横浜市

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