一般社団法人 地域創造

平成30年度「公立美術館共同巡回展企画支援事業」実施館が巡回展参加館を募集

 本年度の「公立美術館共同巡回展企画支援事業」として、奥田元宋・小由女美術館(広島県三次市)と富山県水墨美術館(富山県富山市)が、両館の立案による「丸木位里展─水墨の実験から原爆の図へ─(仮称)」展の企画検討作業を行っています。現在両館は、平成31年度準備・32年度開催の「公立美術館共同巡回展開催助成事業(2カ年プログラム)」への申請に向けて、参加館を募集しています。ご興味のある館は、両美術館の担当学芸員へ直接お問い合わせください。
◎奥田元宋・小由女美術館
Tel. 0824-65 -0010(担当学芸員:永井明生)
◎富山県水墨美術館
Tel. 076 -431-3719(担当学芸員:若松基)

 

「丸木位里展─水墨の実験から原爆の図へ─(仮称)」展 企画案
 丸木俊(赤松俊子)との合作である「原爆の図」シリーズで広く知られる丸木位里。しかし、位里の画家としての全体像を「原爆の図」だけでとらえることはできません。特筆すべきなのは、昭和10年代における幅広い前衛的な表現の追求、とりわけ水墨を用いた実験的な創作とその成果と言えるでしょう。
 昭和13(1938)年、画家仲間の岩橋英遠や船田玉樹らによって結成された歴程美術協会に位里は第1回展から参画し、シュルレアリスムや抽象表現などを大胆に取り入れた作品を数多く発表していきました。水墨による濃淡やにじみが独特の沈潜した雰囲気を醸し出す位里のスケールの大きな作風は、戦後も「原爆の図」や国内外の雄大な風景などに展開されていきました。
 この巡回展では、これまでの丸木位里に関する先行研究を土台とし、新知見を加えながら、その画業の全貌を紹介します。

 

●「公立美術館共同巡回展企画支援事業」に関する問い合わせ
総務部 高野
Tel. 03-5573-4143

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