芸術文化を通じた地域づくりの事例を紹介する雑誌『地域創造』第46号を2021年1月31日に発行しました。今回の特集は、新型コロナウイルス感染症によって多大な影響を受けている中、新たな時代を切り開こうと奮闘している3つの施設を紹介する「コロナ時代」と、改めて暮らしとともにあるアートについて3つのケースをご紹介する「暮らしとアート」の2本立てです。
このほか、コロナ禍の休館や公演中止にかかる設置主体との調整や対応、感染予防と対策への取り組み、表出した課題などを取り上げた座談会に加え、フランス、イギリスのコロナ支援策を取り上げた「海外STUDY」など、多彩な事例をご紹介します。
◎特集1「コロナ時代」
•兵庫県立芸術文化センター（兵庫県西宮市）
•ロームシアター京都（京都府京都市）
•コラム「劇場のコロナ特別プログラム」SPAC-静岡県舞台芸術センター（静岡県静岡市）
◎特集2「暮らしとアート」
•「IDEA R LAB」（岡山県倉敷市）
•国立音楽院 宮城キャンパス（宮城県加美町）
•珠洲の大蔵ざらえプロジェクト（石川県珠洲市）
◎体験レッスン
―公立文化施設職員・文化政策担当者へのノウハウ伝授
•江原河畔劇場にクラウドファンディングと地域での劇場づくりを学ぶ（兵庫県豊岡市）
◎空間のエスプリ
―国際的事例のビジュアルレポート
•PFI方式で歴史的建造物を再生「弘前れんが倉庫美術館」（青森県弘前市）
◎SCOPE―地域の注目事例レポート
•東海市芸術劇場（愛知県東海市）
•パティオ池鯉鮒（愛知県知立市）
◎イラストSCOPE―伝統芸能・古典芸能・祭りなど伝承の取り組みのイラストレポート
•半世紀ぶりに甦った門付け芸 阿波木偶箱まわし（徳島県徳島市）
◎座談会
•事業を前に進める“withコロナ”のマネージメント
◎海外STUDY
•コロナ禍におけるフランスの文化支援策 舞台芸術を中心に
•文化生態系の連帯を深めた英国政府の新型コロナ支援
◎BOOK
『劇場・音楽堂等感染症基本対応チェックブック』
●雑誌「地域創造」に関する問い合わせ
芸術環境部 吉川
Tel. 03-5573-4068