一般社団法人 地域創造

フェスティバルカレンダー

恒例の「夏のフェスティバル特集号」の季節となりました。話題の大型企画から定番イベントまで、一挙にご紹介します。

 

地域通信欄掲載情報について
新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントが中止となる場合や、開催内容・日程等が一部変更となる場合がございます。最新の情報は主催者の発表情報をご確認ください。

 

データの見方

ジャンル別に、開催地、日程、事業名、事業内容の順に掲載しています。[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。(finger.gifは地域創造助成事業)

 

音楽

川崎市 7月22日~8月9日

フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2021

今年で17回目を迎える毎年恒例の真夏の音楽祭。東京交響楽団をはじめとする11団体による公演やクラシックやジャズ、子ども向けのプログラムなど、バラエティ豊かなコンサート内容となっている。また、昨年度好評だった高画質・高音質の映像配信を今年も行い、「ハイブリッドな音楽祭」として開催する。

[会]ミューザ川崎シンフォニーホールほか
[問]ミューザ川崎シンフォニーホール
Tel.044-520-0100(代)

長野県松本市 8月21日~9月6日

2021セイジ・オザワ 松本フェスティバル

小澤征爾総監督のもとに、世界中から優れた音楽家たちが結集し、オーケストラコンサートや室内楽など多彩な演目を披露する。今年は、フェスティバル初参加となる鈴木雅明、シャルル・デュトワが、サイトウ・キネン・オーケストラとタッグを組む。県内の小中学生を招き、生の演奏にふれる機会をつくる教育プログラムにも力を入れている。

[会]キッセイ文化ホール、まつもと市民芸術館、松本市音楽文化ホールほか
[問]セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会
Tel. 0263-39-0001

静岡市 8月1日

グランシップ音楽の広場2021

静岡夏の音楽祭が2年ぶりに開催。会場のオーケストラ奏者の演奏に、一般公募から結成されたリモート合唱団が動画投稿で加わり、会場を音楽で一つに。さらに、野平一郎が作曲したオリジナル楽曲を、林英哲・英哲風雲の会による和太鼓と、オーケストラの演奏で世界初演。音楽の喜びを分かち合う場をつくり上げる。

[会][問]静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ
Tel. 054-289-9000

愛知県長久手市 8月1日

おんぱく2021〜ジャズは祭りだ!渋さ知らズオーケストラハイブリッドライブ

館内をまるごと音楽のテーマパークに変身させ、1日楽しめる大人気のイベント。今回はコロナ禍での新しい方法として、劇場公演とオンライン生配信のハイブリッドライブ方式で開催する。渋さ知らズオーケストラのパフォーマンスには、文化の家創造スタッフも一部出演して盛り上げるほか、ライブに先駆け7月頃からオンラインで参加できるワークショップも配信する。

[会][問]長久手市文化の家
Tel. 0561-61-3411

大分県大分市 7月30日、31日 finger.gif

iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラ フェスティバル2021

オーケストラ体験やコンサートなど、音楽に浸かる2日間のフェスティバル。初心者から経験者まで、3つのコースに応じた参加型プログラムを展開。初心者は楽器体験、経験者はiichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラの講師による課題曲のレッスンを受講したのち、ホールの舞台上で、初心者、経験者がジュニアオーケストラとの共演を体験する。

[会]iichiko総合文化センター
[問]大分県芸術文化スポーツ振興財団
Tel.097-533-4004

鹿児島県霧島市ほか 7月15日~8月1日

第42回霧島国際音楽祭

1980年より霧島の地で開催されている歴史ある音楽祭。世界的に活躍する著名な演奏家による演奏会と世界で高く評価される若手音楽家を輩出しているマスタークラスを、約2週間にわたって開催。親子向けのファミリーコンサートやスチューデント・コンサート、YouTubeでのオンラインコンサートも行われる。

[会]霧島国際音楽ホール、宝山ホールほか
[問]みやまコンセール
Tel. 0995-78-8000

演劇・ダンス

札幌市 7月17日~8月21日

札幌演劇シーズン2021–夏

札幌で過去に上演され高い評価を獲得した演劇作品を集め、約1カ月間公演を行う演劇フェスティバル。2012年よりスタートした同企画は夏と冬の年2回開催されている。今回は、のと☆えれき、劇団words of hearts、きまぐれポニーテール、ELEVENNINES、もえぎ色の5団体に加え、大人から子どもまで楽しめるサテライトプログラムも充実している。

[会]シアターZOO、生活支援型文化施設コンカリーニョほか
[問]札幌演劇シーズン実行委員会
Tel. 011-281-6680

横浜市 8月28日~10月17日 finger.gif

Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021

3年に一度開催される日本最大級のダンスフェスティバル。プレ期間の7月下旬からは、市内全域18区においてダンサーによる子ども向けワークショップや市民参加プログラム「横浜ダンスパラダイス」を実施。横浜ダンスパラダイスでは、公募によるダンサーやゲストダンサーなど5,000人を超える人々が参加し、さまざまなダンスジャンルでダンスの素晴らしさを伝える。

[会]横浜市内の公立文化施設・商業施設ほか横浜市内全域
[問]横浜アーツフェスティバル実行委員会
Tel. 045-663-1365

長野県飯田市 8月5日~8日

いいだ人形フェスタ2021

毎年8月に開催される市民と人形劇人が共につくる人形劇の祭典。今年は新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、開催規模を縮小。地元劇団を中心に、長野県内のプロ・アマチュア・学生の劇団が参加し、約40会場で公演が行われる。また、「人形劇のまち飯田」の市民がプロの演出家・美術家と共につくり上げた本格的な舞台作品『人魚姫』も上演予定。

[会]飯田市および近隣町村の約40会場
[問]いいだ人形劇フェスタ実行委員会
Tel.0265-23-3552

兵庫県豊岡市ほか 9月9日~20日

豊岡演劇祭2021

2020年に始まった、まちづくりと連携した演劇祭。地域の課題解決を目指し企業も参画。フリンジ型の演劇祭として、豊岡市とその周辺エリアにおいて、野外も含むさまざまな公演場所と劇団をマッチングする。今年は公式プログラムも一部公募を行い、公演・ワークショップ・フィールドワークなど、表現によって地域と人を結びつける取り組みを広く展開する。

[会]城崎国際アートセンター、豊岡市民プラザ、出石永楽館、江原河畔劇場ほか
[問]豊岡演劇祭実行委員会(事務局:豊岡市役所大交流課)
Tel. 0796-21-9081

宮崎県三股町 7月17日、18日

みまた、まちとひとの演劇フェスティバル

“演劇のまち「みまた」”を発信するとともに、演劇を通して幅広い世代が交流する場をつくるフェスティバル。町民と演出家が一緒になって、町内に住む人々の「ことば」から「物語」をつくり上げる『わたしの人生の物語、つづく。三股町編』と、「演劇」を手がかりに「まち」と「ひと」の出会いを考え実践している人を招いて取り組みを紹介する「まちとひとの演劇サミットinみまた」(18日のみ)を開催する。

[会][問]三股町立文化会館
Tel.0986-51-3462

美術・映像

北海道東川町 7月31日~9月1日

第37回東川町国際写真フェスティバル

写真文化による町づくりを展開する東川町で毎夏開催している、「写す、残す、伝える」心を世界の人々と共有する恒例のフェスティバル。第37回写真の町東川賞授賞式や全国の高校生が集う「写真甲子園」などが企画されている。高校生国際交流写真フェスティバルなど一部の企画は、コロナにより道外からの参加者招聘が困難なためオンライン主体で開催される。

[会]東川町内各所
[問]東川町写真の町実行委員会
Tel. 0166-82-2111

大分県由布市 8月26日~29日

第46回湯布院映画祭

1976年に始まり、現存する地域映画祭としては最も古くから続いている映画祭。20代から60代までの幅広い年齢層で構成されたボランティアによる実行委員会が運営しており、前夜祭や特集企画、新作映画上映、シンポジウムなどが行われ、日本映画のつくり手とファンが出会う場となっている。今年は原田美枝子を特集。原田や『愛を乞うひと』の平山秀幸監督ら多彩なゲストを招く。また新型コロナ感染対策のため、定員を半分として実施する。

[会]JR九州由布院駅 駅前広場、由布市湯布院町 ゆふいんラックホール

[問]湯布院映画祭大分事務局
Tel. 097-532-2426

TOPICS

迫力のパイプオルガン演奏とプロジェクションマッピングのコラボレーション
札幌コンサートホールKitara「新生!プロジェクションマッピング×オルガン スター・ウォーズ」

 札幌コンサートホールKitaraが誇る大ホールのパイプオルガンは、フランスの名門・アルフレッド・ケルン社により2年の歳月をかけて製作されました。その豊穣な響きは、深く強く聴く人の心をゆさぶり、Kitaraのシンボルとして市民に愛されています。

 「新生!プロジェクション・マッピング×オルガン スター・ウォーズ」は、これまでとは違ったコンサートホールの空間とパイプオルガンの魅力を多くの市民に知ってもらうことを目的に企画されました。プログラムには、『スター・ウォーズ』メドレーや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のテーマなどお馴染みの名曲ばかり。パイプオルガンの迫力ある演奏とプロジェクションマッピングのスペシャルコラボレーション。1曲ごとに工夫を凝らしたこだわりの演出には、誰もが引き込まれます。
 令和元年度の公演で好評を博し、再演となる今回は、さらにパワーアップして開催。音楽は、演奏者のパフォーマンスを最大限に引き出すため新たに編曲を施し、スケールの大きい仕上がりに。映像は明るさを増し鮮明で臨場感あふれるものになり、華やかさと迫力を一層引き立たせる演出も見どころです。関連企画として、チケット購入者を対象としたバックステージツアーも同日開催。Kitaraボランティアの案内で、大ホールのオルガンを間近で見学するほか、プロジェクションマッピングの機材も紹介。バックステージを体験することで、コンサートがより楽しめる仕組みになっています。

 

札幌市 8月20日
[会]札幌コンサートホールKitara
[問]札幌市芸術文化財団
Tel. 011-520-2000
https://www.kitara-sapporo.or.jp/

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