地域創造では、おんかつ・邦楽事業の実施団体を対象に、他の市町村の公共ホールと連携した事業の実施により公共ホール間の連携を考え学ぶ機会の確保や、公共ホール職員間の企画・制作能力の向上と創造性豊かな地域づくりを資することを目的とした「公共ホール音楽活性化支援・市町村連携事業」を昨年度より実施しています。
令和8年度の実施団体は釜石市、北上市、一関市、奥州市(前沢)、奥州市(胆沢)、西和賀町の6団体で、昨年に引き続き岩手県内1地域での実施に、今年度は1団体が加わった形となっています。それぞれの市町でアウトリーチを行い、釜石市にて公演を共同で実施します。
5月9日に幹事団体である釜石市の釜石市民ホールTETTOで実施した全体研修会では、市町村連携事業実施団体である6団体の担当者のほか、岩手県内公立文化ホール等の事業担当者が集まりました。今年度本事業のアドバイザーを委嘱している元茨城県小美玉市職員(四季文化館みの~れ等を担当)でNakamasagas(なかまさがす)代表の中本正樹さん、公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティストで昨年に引き続き本事業参加アーティストでもあるパーカッショニストの野尻小矢佳さんを講師に迎え、講義やグループトーク、ワークショップが行われました。
全体研修会前半の中本さんによる講義では、アウトリーチが地域の未来に何をもたらすのか改めて考え言語化することや、ホール職員の役割を伝えるとともに、特別支援学校等へのアウトリーチの打ち合わせで押さえるべきポイントの説明もありました。後半の野尻さんによるワークショップを含めた講義では、演奏家がアウトリーチの準備段階でしていることやホール職員に期待していることが伝えられ、これからの事業に繋がる研修会となりました。
事業は7月~9月にかけて実施される予定です。


講義の様子(上:中本正樹さん/下:野尻小矢佳さん)
公共ホール音楽活性化支援・市町村連携事業に関する問い合わせ
芸術環境部 山下・保谷
Tel. 03-5573-4143
