一般社団法人 地域創造

(終了)2月25・26日 ワークショッププログラム

 オンライン上においても双方向のコミュニケーションを重視した少人数ゼミ形式のプログラム。
 研修を通して、新たな視点で地域の資源を見つめ直し、発信する言葉や方法を見つけます。
 また、オンラインを使用したワークショップ体験を通し、地域との繋がりにどのようにオンライン活かすことができるかを考えます。

 

 本プログラムは終了いたしました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。

 

 コーディネーターおよび講師のプロフィール・参考情報をご紹介しています。
 なお、研修の様子をまとめたダイジェスト映像の配信を開始しました。

実施概要

  • 日  程:令和3年2月25日(木)①10:00~12:00/②14:00~17:00
                26日(金)③10:00~12:00/④14:00~17:00
  • 実施形態:オンライン ※Zoomミーティングを使用予定 *後日、アーカイブ版映像を公開予定です。
  • 定  員:15名程度
  • 募集期間:令和2年12月18日(金)~令和3年1月20日(水)
  • コーディネーター
    白神ももこ(振付家・演出家・ダンサー/モモンガ・コンプレックス主宰/富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)
  • サブコーディネーター
    大園康司(振付家・ダンサー・ワークショップデザイナー・舞台音響家/ダンスユニット・かえるP主宰)
    山本麦子(愛知県芸術劇場 プロデューサー)
紹介メッセージ
 2020 年、新型コロナウイルスの出現で私たちの生活環境が一転してしまい全世界の人が未知なる道を模索していくことになりました。劇場もアーティストもその空間や機構、企画や表現方法を考え直さなくてはいけない局面に立たされ、既にさまざまな企画や表現に挑戦している人もいれば、なす術が分からず立ち尽くしてしまっている人もいると思います。今回のこのプログラムでは、オンラインを利用しながら地域や自分の劇場の特徴などを今一度見直し、参加者やコーディネーター、アーティストとの対話を通して「今何をすべきか」のみならず「今何がしたいのか」を発見し、実際にかたちにしてみるまでを行います。コーディネーターである私自身も初めての試みですし、みんなが初めてのことです。このラボの時間を活用し、色々な能力やノウハウをシェアしながら一緒にまだレールのない未知のものに面白がって取り組めたらと考えています。

実施内容

①「自分のことを紹介してみる」
 事前課題の動画を使って、自分の職場を紹介し合います。

②「相手のことを聴いてみる、話してみる」
 プログラム①の職場紹介をもとにディスカッションを行い、相手が面白いと感じる視点から自分のいるところを見つめ直し、視野を広げていきます。

③「動いてみる、言葉にしてみる」
 ダンサーのパフォーマンスをオンライン上で鑑賞・体験し、感じたことを言葉にして相手に伝えます。動きに対するダンサーの考えや鑑賞者の感覚等についてディスカッションしながら、言葉でないものを言葉で表現する方法を見つけていきます。

④「とにかく、なんとかする」
 グループに分かれ、プログラム①~③のワークを踏まえた新たな視点で、グループごとに1 本の職場紹介動画の作成を目指します。

ダイジェスト映像

 令和2年度ステージラボ オンラインセッション「ワークショッププログラム」の様子を、映像にまとめました。

 

テクニカルディレクション・記録映像編集:須藤崇規
テクニカル・記録撮影:樋口勇輝

コーディネータープロフィール・参考情報

  • 白神ももこ(振付家・演出家・ダンサー/富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)
     衣装デザインや保育士、イラストレーター、バリスタなど多彩なパフォーマー達で構成されたダンス・パフォーマンス的グループモモンガ・コンプレックスを主宰し、普段の生活の中の些細なできごとや個人史、願望などに着想したダンスを用いた作品を創作し活動している。2017-2018年度セゾン文化財団ジュニアフェロー。ダンスウェル・ティーチャーズ・コース修了(イタリア・バッサーノ・デル・グラッパ市)。現在、劇作家・演出家の田上豊氏と共に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督を務める。
HP            https://momongacomplex.info/ (モモンガ・コンプレックス)
Twitter  @shiragamo
Facebook https://www.facebook.com/momoko.shiraga
▶ 参考情報はこちら (PDF 356KB)

 

  • 大園康司(振付家・ダンサー・ワークショップデザイナー・舞台音響家)
     5歳より日本舞踊を学ぶ。桜美林大学総合文化学群演劇専修卒業。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。2010年より橋本規靖とダンスユニットかえるPを結成し、多数のダンス作品を創作。また、小学校や地域コミュニティなどで幅広い年代を対象としたワークショップを実施している。近年の研究テーマは「ダンスとアーティストと街との関わり、持続可能性」について。そのほか、舞台音響プランナー/オペレーターとして演劇作品の創作現場に携わっている。
HP             https://kaeru-p.com/ (ダンスユニットかえるP)
Twitter       @kaeru_ppp (ダンスユニットかえるP)
Facebook  ダンスユニットかえるP - Facebookページ
▶ 参考情報はこちら (PDF 351KB)

 

  • 山本 麦子(愛知県芸術劇場 プロデューサー)
     1982年名古屋生まれ。大学卒業後、広告代理店営業職で7年勤務後、2014年4月愛知県芸術劇場(公益財団法人愛知県文化振興事業団)に転職。同7月より企画制作グループにプロデューサーとして配属される。以後、主に演劇関係の自主事業担当として、AAF戯曲賞、プロデュース公演、ファミリー・プログラム県内巡回公演等を担当している。2015年ステージラボ広島セッション自主事業Ⅱ(演劇)コース参加。
HP             https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/ (愛知県芸術劇場)
Twitter       @APAT_info (愛知県芸術劇場)
Facebook  愛知県芸術劇場 - Facebookページ
YouTube     愛知県芸術劇場 - YouTube
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講師プロフィール・参考情報

  • 佐久間新(ジャワ舞踊家) 
     1968年大阪生まれ。二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワの舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、自分のご先祖さまに会ったと確信する。その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から「コラボ・即興・コミュニケーション」に関わるプロジェクトを展開。からだに問いかけることとそこから生まれる言葉で話す「からだトーク」(大阪大学)、障がいある人と新しいダンスを創る「ひるのダンス」(たんぽぽの家・奈良)、マイノリティの人とのダンス映像制作(CROSSROAD ARTS・オーストラリア)等。演出作品に「だんだんたんぼに夜明かしカエル」等。共著に「ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える」(学芸出版社)。大阪大学、追手門学院大学、立命館大学非常勤講師。
HP            https://shinsakuma.jimdofree.com/
Twitter      @kasakuman
Facebook https://www.facebook.com/shin.sakuma.142
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  • なかむらくるみ(ダンスアーティスト)
     石川県金沢市生まれ。2007年文化庁新進芸術家海外留学派遣研修員として英国Rambert School of Ballet and Contemporary DanceにてDiploma取得。県内複数の障がい者福祉サービス事業所等にて、呼吸、こころ、からだを丁寧に感じ、大切にする時間を様々な人と共有する「だんす教室」を継続的に開催している。2018年8月イタリア・ベネト州バッサーノ・デル・グラッパ市にて、パーキンソン病と共に生きる方々を含む市民のために開かれたダンスの場「ダンス・ウェル」の指導者コースを修了。同年12月「Dance Well石川実行委員会」を立ち上げ、現在、県内の様々なアート空間でダンス・ウェルを実施している。 
HP          https://sokonidance.com/
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  • んまつーポス Namstrops(コンテンポラリーダンスカンパニー)
     2006年結成。

     逆さにこだわったコンテンポラリーダンスカンパニー。「逆さから物事を考えることで新たな価値を創造する」実践的研究を展開。だからカンパニーの名前もスポーツマンの逆さ読み。メインメンバーは、豊福彬文、みのわそうへい、児玉孝文の3人。

     「んまつーポス」は、グループの名称だけではなく、内容・方法も兼ねているとしており、元宮崎大学教育学部准教授(現同大学産学・地域連携センター客員教授)高橋るみ子氏(舞踊教育)の「現代芸術的体育」と、お茶の水女子大学名誉教授松本千代栄氏が提出した「創作ダンスのための課題解決学習」に影響を受けている。

     「研究・教育」活動から生まれる表現に根源的な面白さがあるという考えのもと、ダンス、映像、インスタレーション、教材、外部機関との共同研究などを通して、新しい表現や実践に取り組んでいる。

     これまでにアジアの国・都市はもとよりアメリカ、エストニア、ルーマニア、ドイツ、クロアチア等(14カ国35都市)で作品を上演。また国内では、金沢21世紀美術館や東京都美術館など全国各地の現代美術館に「体育」(からだを育む思想)を展示するという、本カンパニーならでの実験的上演活動を展開中。これらアートによる「誰一人取り残さない世界」(SDGs)の実現を図る活動の再現性が評価され、「KIDS DESIGN AWARD」4年連続受賞。

     また、“公立ではない公共”のコンテンポラリーダンス専用劇場の可能性を拓くことを目的に、2019年3月に、日中は保育園の子どもたちの体育館、週末と夜はコンテンポラリーダンスを上演する劇場という二つの機能をもつ「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき」(CandYシアター)を宮崎市内にオープン。
HP             https://nmatuposu.wixsite.com/namstrops
       https://candy-theater.com/ (透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき)
Twitter       @nmatu_posu
Facebook    んまつーポス - Facebookページ
Youtube  んまつーポス - YouTube
▶ 参考情報はこちら (PDF 387KB)